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デルクフの塔
記事名読み
でるくふのとう/Delkfutt's Tower
クフィム島
に聳え立つ地上13層+地下1層の壮大な
ダンジョン
。
クフィム
・
リージョン
に属し、複数の
エリア
で構成されている。
クフィム島
の中央にそびえ立つ、塔型の巨大建築物。誰が何のために築いたのか定かではないが、一般には、大昔、大
魔法
使いであるデルクフが、邪悪な
魔法
を用いて一夜で築いた、という話が信じられている。元から、
攻撃
的な「
生ける人形
」や「
魔法の壺
」が出没する上、現在は、
巨人族
の敗残兵の根城となっているため、侵入するのは容易ではない。
公式サイト「その、美しき世界」クフィム島
より
ミッション
や
クエスト
など訪れる機会が多い
エリア
。ただし13階は
デルクフの塔
と表示されない
バトルフィールド
「
天輪の場
」となっている。
プロマシアミッション
「
礼賛者
」では、
NPC
が地下の施設に入るシーンがあるが、地上1階H-5から見える地下への階段は
プレイヤー
には利用できないため、これが地下1階へ続いているのか地下2階以降へ続いているのか不明である。このため
デルクフミッション
で訪れる地下1階は確実に存在するものの、それより深い階があるのかどうか定かではない。
蝕世のエンブリオ
では
2022.6.10
にこの塔と関係のあるデルクフ(
Delkfutt
)の名を持つ
デーモン族
が登場している。今後、塔の伝承の真実が明らかになることがあるのかもしれない。
エリア
構造
デルクフの塔
は、あまりに大きいためか、内部は3つの
ダンジョン
エリア
に分けられている。
エリア略称
はそれぞれ上層:UpDelkfut、中層:MidDelkfut、下層:LowDelkfut。
上層(Upper
Delkfutt
's Tower):第10層~第12層
中層(Middle
Delkfutt
's Tower):第4層~第9層
下層(Lower
Delkfutt
's Tower):地下1層~第3層
各
エリア
は階段や落とし穴でシームレスに移動する場合と、
ワープ
装置により移動する場合の2種類がある。必ずしも上へ上へと登っていける訳ではなく、場合によっては一度階層の上り下りが必要になることがある。
階段を登ると行き止まりであったり、向こうに道が見えるのに壁により通行不能になっていたりと、初めて訪れた
冒険者
は
地図
があろうとなかろうと迷うこと必至の構造になっている。
また、同じ層内であれば
エリアチェンジ
扱いではないため、敵によっては
ワープ
しても延々と迂回して追ってくる事がある。完全に逃げ切りたいならば、
ワープ
直後に一旦
ログアウト
するのが確実と言えるだろう。特に、
リンク
する
モンスター
は迂回しつつ強さも入り混じった状態で大量に
リンク
して襲い掛かってくる可能性がある。
広域な
ダンジョン
だけあって、生息している敵の種類も比較的豊富。
視覚感知
、
聴覚感知
、
魔法感知
、
生命感知
の敵が生息し、固まっている事が多いため、絡まれた場合は非常に危険である。
レベル上げ
PT
の
狩場
としてレベル20代で下層1階を使用する事があった。
アトルガンの秘宝
実装
以前はレベル60前後で上層を使用する事もあった。
ミッション
や
クエスト
、
アーティファクト
等訪れる機会が多く、多数の
NM
も生息している。
素材狩り
など常時何らかの目的をもって行動している
冒険者
がどこかの階層を徘徊しているという、初期
ダンジョン
にしては珍しい傾向がある。
かつては
ジラートの幻影
実装
前は、上層の第10層までしか進入できなかったが
2003年4月15日のバージョンアップ
で第11層以上へ進むことができるようになった。
天候
隣接
エリア
である
クフィム島
と同じく、
雷
・
オーロラ
の
天候
になることがある。建物内なので
天候
による直接的な印象の変化は無いと思いきや、床や壁の色が
天候
に応じて細かく変化する演出がある。
雷
の発生率が高いため、
雷のクリスタル
(
雷の塊
)を入手するには最も手堅い
エリア
である。
デルクフのカギ
デルクフミッション
で必要になる
デルクフのカギ
は上層の
巨人族
の
ノートリアスモンスター
Porphyrion
を倒すと6本
ドロップ
する。かつては
カギ
の
ドロップ
が1本だけで、
ミッション
などでは約20分間隔で
POP
する
Porphyrion
を人数分倒す必要があった。
カギ
があれば、上層(10F) H-8 にあるエレベーターおよび下層(1F) E-8 にあるCermet Doorを通ることができるようになる。通る過程で
デルクフ認証キー
(
だいじなもの
)を得ることができ、以後は認証キーだけで通過できる。
下層の地下1階にはこの方法で行くことになる。地下
マップ
の H-8 にある
???
を
調べる
とエレベーターに乗ることができ、上層10Fまで一気に
ショートカット
できる。
なお、
???
の後ろにある
螺旋
階段を上っても上層に出ることはできない。階段ふもとにある
???
を見逃さないようにご注意を。
訪れる目的など
共通
ミッション
である
デルクフミッション
においてこの地を訪れるほか、
ジラートミッション
「
デルクフの塔再び
」で再度この地を踏むことになる。が、
Lv
20半ばの
冒険者
たちはこの塔の前で
レベル上げ
をしているため、初めてこの塔に入るのは避難所としてのことの方が多いだろう。
全13層構造にも関わらず実際によく
レベル上げ
の
冒険者
が出入りするのは第1~2層、もしくは第11~12層のみであり、前者はレベル20台前半の
狩場
として、後者はレベル60前後の
狩場
として使われていた。
レベル上げ
以外の
冒険者
も意外に多く、例えば、各階層の壷で
ポットの破片
集め、
雷エレ
と
光エレ
狩り、10層では
巨人族
の
ノートリアスモンスター
や
宝箱
、12層では
限界クエスト
5「
星の輝きを手に
」に使用する「偉大な
ジョブ
の証」の取得、といった目的で訪れているようだ。
雷エレ
狩りの場合、
天候
が変化したタイミングから急いで狩りながら移動すれば、10層から6層まで最低10個、最大30個の
雷の塊
が手に入るため、
競売
の
ストック
状態によっては大勢の
冒険者
による取り合いが見られることがある。
プロマシアの呪縛
をインストールしている
プレイヤー
は、初めてこの塔に入ると
プロマシアミッション
のオープニング
イベント
が始まる。
イベント
自体は、ファンも多く上出来という評価が多いようだが、
とてもとても
長い。
レベル上げ
パーティ
だと、他のメンバーは
イベント
が終るまでの間、黙然と待つしかない。
狩場
として
下層は初期から存在する
狩場
の一つで、
Lv
20代なかばを超えた
冒険者
パーティ
の鍛錬場だった。
巨人族
が上記の
乱獲
対象であった事や、
ジラートの幻影
実装
後はアクセスの簡便な
カザム
が人気を博した事から、他の
狩場
と比べて若干マイナーな位置にある印象は否めなかった。しかし
クフィム島
からそのまま移行することが出来ることもあり、
カザム
への移動時間や移動可能なメンバーなどを考慮して、敢えてこちらを選ぶ
パーティ
も少なくなかった。
ただし、
アクティブ
・
リンク
属性
の
モンスター
が多い上に通路や広間に密集する配置をしているため、
乱獲
する
人間
が居ると直ぐに枯れてしまう。しかも、
ダンジョン
である為再
POP
時間が長く、許容
パーティ
数が少ないと言う難点があった為、メジャーな
狩場
とは成り得なかったようだ。
しかしこの時代の
狩場
はどこも混雑している事が通例であり、混雑
回避
場所としては一定の地位を築いていた。主な獲物となる
巨人族
は同時期に相手にする他の
モンスター
と比べ対処のしやすい
特殊技
が多く、相手にしやすいのもポイント。
下層で狩る際は
NM
の
巨人族
が出現する事に注意。頑張れば倒せるレベルなので挑んでみるのも一興。
2011年12月15日のバージョンアップ
で
グラウンド・オブ・ヴァラー
が
実装
され、
モンスター
の再
POP
時間が5分に短縮された。
クフィム島
の
OPテレポ
さえ開通していれば、元々交通のアクセスは良い方であるため、
自主訓練
を行う
プレイヤー
も散見されるようになった。
レベル的に見ると下層で
Lv
30台半ば頃から始め、上層へ登りつつこなせば50前後まで延々と稼ぐことが可能だが、そこまで上げても最上層部の
モンスター
との間でレベル差が大きく開いており、そのまま
ソロ
で狩りを続行することは不可能に近い。
また、下層・中層・上層はいずれも別
エリア
扱いなので、個々の
エリア
で
自主訓練
を連続実行していても、レベルが上がり移動すると
エリアチェンジ
で訓練連続実行数と
一時技能
リセットの上
テンポラリアイテム
も消失となるため、あまり訓練
報酬
が大きく伸びるということがないのが難点。
訓練一回あたりの
報酬
は同レベル帯の他の
GoV
エリア
と大きく変わらないため、
経験値
稼ぎを目的として長期滞在するという観点から見れば他の
エリア
と比べやや不利なのは否めない。
塔内の移動が必要になったとしても
薬品
や
メインジョブ
で
インビジ
手段を持たない場合は
ゴブリン
・
巨人
を避けつつ移動しなければならず、前述の通り各層間の移動は
エリアチェンジ
扱いなので
Grounds Tome
で
インスニ
を貰っても移動時に切れる、など少々不便な点が多いと言える。
とはいえ、個々の訓練はともかく、三層通して一続きの
エリア
と考えた場合、それまで存在した
GoV
エリア
の間隙を埋めるようなレベル帯での訓練が可能なのが特徴的であり、
クロウラーの巣
や
エルディーム古墳
、
ガルレージュ要塞
で上げる前段階として少し稼いでおきたいといった
PC
がそれなりに利用している模様。
モンスター
巨人族
が主に居る塔なだけに
ノートリアスモンスター
も
巨人族
ばかりいるが、中には
獣使い
を
ジョブ
としたものもおり、
ペット
と化した
冒険者
があとからきた
冒険者
と交戦することもあるとか。
かつてはここに巣食う
巨人族
がやたらと多くの
ギル
を落としたため、
両手棍
を持った
戦士
・
モンク
・
白魔道士
などがこぞってこの塔を根城にしていたこともある。効率よく狩れば1時間で2万
ギル
ほどと言われていた。結局、修正が入り、
巨人
は他の
獣人
より「ちょっと金持ち」という程度まで
所持金
を減らされた。それでも、第1層から敵を
殲滅
しつつ13層まで登れば、
ドロップ
アイテム
を含めてそれなりの
金策
になることは変わりない。
出現する
ノートリアスモンスター
場所
名称
種族
主な
戦利品
備考
デルクフの塔上層
Alkyoneus
巨人族
アルキオネウス腕輪
トリガーNM
Autarch
ドール族
キンシップアクス
時間ポップ
Enkelados
巨人族
エンケラドスの腕輪
抽選ポップ
Ixtab
ゴースト族
反魂樹の根
抽選ポップ
Mimas
巨人族
ヒュージモスアクス
通常
ポップ
Pallas
巨人族
パラースの腕輪
トリガーNM
Porphyrion
巨人族
デルクフのカギ
ミッション
等
デルクフの塔中層
Ogygos
巨人族
オギュゴスの腕輪
抽選ポップ
Eurytos
巨人族
ギガースの腕輪
、
メープルシールド
抽選ポップ
Polybotes
巨人族
ギガースの腕輪
、
メープルシールド
抽選ポップ
Ophion
巨人族
メープルシールド
抽選ポップ
Rhoikos
巨人族
メープルシールド
抽選ポップ
Rhoitos
巨人族
メープルシールド
抽選ポップ
Gerwitz
's Scythe
イビルウェポン族
無し
クエスト
「
死神の刃は黒く輝く
」
Scythe Victim
スケルトン族
デルクフの塔下層
Epialtes
巨人族
ギガースの腕輪
、
メープルシールド
抽選ポップ
Eurymedon
巨人族
ギガースの腕輪
、
メープルシールド
抽選ポップ
Hippolytos
巨人族
ギガースの腕輪
、
メープルシールド
抽選ポップ
Tyrant
ドール族
アラミドファイバー
時間ポップ
Akvan
アーリマン族
(
アーコマン
)
ヘカカラシリス
シャンブルバンド
オムファロブレット
アクヴァンの翼
ヴォイドウォーカー
Disaster Idol
ドール族
ミッション
「
礼賛者
」
Illusory Pot
マジックポット族
クエスト
「
カメレオンのまやかしを
」
Orna
イビルウェポン族
クエスト
「
羽ばたく力を
」
Fomorian Spear
イビルウェポン族
隣接
エリア
クフィム島
天輪の場
地図
いずれも
だいじなもの
「
デルクフの塔地図
」に収録されている。
魔法の地図
は
ジュノクエスト
「
アンチーク・コレクター
」の
報酬
として入手できる。もしくは各地の
地図販売NPC
から3000
ギル
で購入できる。
各
マップ
には番号がつけられており、メニューの「
マップ
」>「他の
エリア
」で確認できる。
マップ
の内訳は以下のようになっている。
デルクフの塔下層
[1][2][3][4]
番号の小さい順に、地下1階、1階(
クフィム
に接続)、2階、3階の
マップ
が並んでいる。
デルクフの塔中層
[1][2][3][4][5][6]
番号の小さい順に4階~9階の
マップ
が並んでいる。
デルクフの塔上層
[1][2][3]
番号の小さい順に10階~12階の
マップ
が並んでいる。
[4][5][6]
こちらは
デルクフの塔
10Fから
デルクフのカギ
を使って降りていくときの
マップ
になる
注釈1
階段を登ることもできるが、階段の最上層である
MAP
[4]から10F(
MAP
[1])に移動することはできないため、登っても全く意味がない。10Fへ移動するときは
MAP
[6]にある
???
を
調べる
ことになる。
。
[1](10F)→[4]⇔[5]⇔[6](→[1])⇔
デルクフの塔下層
[1]
というように移動できる。[4]⇔[5]⇔[6]の
マップ
切り替え
時には
エリアチェンジ
も伴う。階層的には[5]が中層、[6]が下層にあるはずなのだが、
エリア
分類上はこれらは全て上層に分類されている。
関連項目
【
クフィム島
】【
天輪の場
】【
デルクフミッション
】【
オリジナルエリア
】【
Delkfutt
】
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