ヴァンピール

記事名読み
う゛ぁんぴーる/Vampyr
モンスターの一種。アンデッド類ヴァンピール族

その姿は翼を持った筋骨隆々のアンデッドといったところ。
死の宣告や強力な吸収技を用いる手ごわいモンスターであり、その多くはNMである。
プレイヤーからは「ヴァンピ」「おっさん」と呼ばれる。
ヴァンピール族(Vampyr)
神代より数千年の時を生き続けていると伝えられる、アンデッドの頂点に立つ貴種。人の生血を糧とし、肉体を蝙蝠(こうもり)に自在に変身させるという。
ヤールはそのヴァンピールの中でも貴族に属する最古の純血種の称号である。

ヴァンピール族

ヴァンピール族の一体には「自らを不死化した」
注釈2
中尉アサルトヘルシング作戦」のテキストより。
という設定があるため、元は人間であったものと思われる。

2007年6月6日のバージョンアップにて実装されたモンスター種族
実装当時はエインヘリヤル第IIIウイング以降の広間にのみ出現する「Vampyr Jarl」のみであったため、ほとんどの冒険者にとって未知の敵となっていた。
エインヘリヤル第IIIウイング実装が遅れたため、実際にゲーム内に登場したのは2007年6月13日のバージョンアップから。

その後徐々にNMが追加され、2010年3月23日のバージョンアップではズヴァール城内郭〔S〕の通常モンスターとして配置されるなど、プレイヤーの目に触れる機会も増えている。

通常の個体の身体は黒いが、白い身体のストリゴイという亜種もいる。
特徴

通常個体には見破りはない。また、光睡眠が有効。ただし、NMによってはその限りではない。またコウモリ族ヴァンピールリンクする。
名称範囲効果空蝉備考
断罪の瞳視線前方範囲死の宣告貫通若干の溜めがある。
ノスフェラトゥキス自身中心範囲物理ダメージ
HP吸収
+同量のMP吸収
TP吸収
貫通
注釈3
Count Draculaが使用する場合のみ、攻撃を受けたPCの中からランダムで一人の分身を作り出し戦闘に参加させる。その代わりMP吸収がない?
ヒリオヴォイド自身中心範囲強化を1つ吸収貫通食事含む
ウイング・オブ・ゲヘナ自身中心範囲魔法ダメージ
ノックバック
スタン
全消去スタン時間(中)
デコレーション前方範囲物理ダメージ3枚範囲技ではあるが
空蝉消費量は3枚固定
ブラッドレイク近接単体物理ダメージ(大)
HP吸収
3枚ラーニング可能
ノクトサービチュード前方範囲魅了
+蝙蝠変化
貫通下記TP技と排他関係
ダーティブレス前方扇状範囲呪い(回復封じ)貫通Lord Ruthvenなど
一部NMのみ使用
ミナックスグレア単体視線テラー(回復封じ)
防御力ダウン(-100%)
貫通Lord Ruthvenなど
一部NMのみ使用

ダーティブレス呪いカーズナでの治療不可。ハートオブミゼリ中のエスナなら治療可能。回復系能力無効の効果は、HPMP回復効果の魔法とそれに属する装備ジョブ特性全般に及ぶ。

耐性が高くディスペルが効きにくいので、強化吸収対策に詩人青魔道士がいると良いだろう。
後半の発狂時にノスフェラトゥキス→他の特殊技の連続使用という笑えない黄金コンボが発生することがあるので注意。
名称出現場所備考実装時期
Vampyr Jarlハザルム試験場エインヘリヤル2007.6.6
Count Draculaルジャワン霊窟中尉アサルトヘルシング作戦2007.8.28
Nosferatuエジワ蘿洞花鳥風月2008.6.10
Oupireアルザダール海底遺跡群時間POPNM2009.11.10
Lord Ruthvenボスディン氷河
ボスディン氷河〔S〕
ザルカバード
ザルカバード〔S〕
アビセアンストリゴイ2010.3.23
Shadowbreathズヴァール城内郭〔S〕カンパニエバトル
Varkolakズヴァール城内郭〔S〕通常モンスター
Lord Varneyアビセア-ブンカール時間ポップ2010.9.9
Wurdalakボストーニュ監獄通常モンスター2011.5.10
Lord Asagメリファト山地ヴォイドウォーカーストリゴイ2011.5.10
Lord Vrykoナイズル島ナイズル島未開領域踏査指令2012.2.14
Soaring Vampyrアブダルスの模型-レギオン風の間2012.3.27
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2021.6.10
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コラム
名称は英語で言うところの「Vampire(ヴァンパイア)」すなわち「吸血鬼」を意味する。Vampyrそのものはデンマーク語で吸血鬼の意である。ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」など、ファンタジーあるいはホラーの世界において著名なモンスター。本作に登場するヴァンピールの姿は2007年6月6日のバージョンアップ告知(外部リンク参照)にて見ることができるが、ドラキュラ伯爵と言うよりも巨大な翼を背負った怪物じみた姿で、黄金バットやデビルマンなどを連想させる。ただしかつての人気格闘ゲーム「ヴァンパイア」シリーズに登場した吸血鬼デミトリ(の真の姿)は、このモンスターに非常に近いデザインである。

2007年5月12日に行われたオフラインイベントSQUARE ENIX PARTY 2007」内にて、モンスターができるまでの工程を説明するトークセッションがあり、ここで例として挙げられたモンスターがこのヴァンピールであった。
外部リンク
吸血鬼 - Wikipedia
2007.6.6のバージョンアップ告知
関連項目
エインヘリヤル】【ヘルシング作戦】【花鳥風月】【ストリゴイ
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