嗅覚追尾

記事名読み
きゅうかくついび/Follows by scent
一部のモンスターの持つ性質の一つ。

アクティブ反応した敵や、戦闘状態にある敵などが、対象(PC)の匂いを頼りに追いかけてくることが出来る時に使われる。

ビースト類リザード類ヴァーミン類
注釈1
チゴーは除く。
エンプティ類と、オーク族アンティカ族マムージャ族トロール族キキルン族デーモン族タウルス族ヒポグリフ族・リーチ族スライム族スラッグ族戦闘状態のペミデ族がこの性質を持つ。

通常、アクティブ反応を示した敵も、そのアクティブ範囲内から離れた状態で一定時間経過すると「対象を見失った」と判断し追跡を諦める。ところが、この性質を持つモンスターは、たとえ視覚範囲内・聴覚範囲内に対象がいなくても、対象の残した匂いを辿りどこまでも(エリア内全て)追いかけてくる。

この性質を持つ敵の巣窟では、大規模なトレインが発生することも珍しくない。

嗅覚追尾を持たないゴブリンなどはスリプルグラビデなどを掛けて逃げれば容易に撒くことができるが、この性質を持つ敵はエリアを変えるか逃げる途中でデオードデオドライザーなどで匂いを遮断しない限り撒くことはできない。シーフかくれるをもってしても匂いは消えないため、このタイプの相手からは追跡を免れることができない。

流水に浸かる
注釈2
勘違いしやすいが、PCが水に浸かった時ではなく、追跡しているモンスターが水に浸かった時点で遮断される。
ことも匂いを遮断する一つの方法であり、ボヤーダ樹などで釣りに失敗して大量リンクしてしまった場合などはこの方法でタゲを外す光景が良く見られる。さらに応用して、リンク必至な状態で構わず釣ってしまい、水で追尾がとぎれ呆けたところを改めてもう1匹釣り直す
注釈3
他のものは呆けたままなので再度リンクすることはない。
テクニックも存在する。

嗅覚を消すのは、ほんの少しの水溜りでも出来る場合があるため、冒険者が意図しないタイミングで追尾が途切れることも、まれに起きる。
エリアによっては釣って戻ってきたつもりが、敵が途中で自分を見失って立ち呆けていることもある。こういった場合は釣り直す必要があるが、釣り直した後にキャンプの近場に同種類の敵が沸くと、パーティ崩壊の危機に繋がる可能性があるため、釣り役は注意しなければならない。

スコール雷雨吹雪砂嵐といった一部の天候時にも嗅覚追尾は遮断される。雨や降り積もる雪によって臭いが消えてしまうためであろうか。

ゲーム中の定型文辞書では【嗅覚感知】と登録されているが、嗅覚を索敵手段とするモンスターは、2008年1月の時点でヴァナに存在しない。

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