アサグはシュメール神話に登場する悪魔。
アッカド語ではアサック(Asakku,Ashakku)と呼ばれ、こちらは
アラパゴ暗礁域に
リーチ族の
モンスターとして生息している。
その名は「
病気を引き起こす悪魔」を意味し、井戸を涸らせ、地上に
猛毒を撒き散らすという。
ナムタルが秩序的災害として扱われる一方、
アサグは純粋な悪意の存在が引き起こす無秩序的災害とされる。
叙事詩『ルガルエ』においては河を沸騰させて魚を殺したり岩石の兵士で
人間を襲うなどの悪行を行ったが、最終的に
ニヌルタ神に倒された。