格闘

記事名読み
かくとう/Hand to Hand
  1. 武器種別、または武器スキルの一つ。
  2. アクション釣りにおけるフックオンした獲物とのバトルの公式名称。詳細は【アクション釣り】項を参照のこと。

以下では、格闘スキルを活用した戦闘方法の一つとしての「格闘」を中心に記述する。武器としての「格闘武器」については同項も参照されたい。
スキルキャップ
DA+---E------E----A+D---
格闘の基本
格闘武器を使用した戦闘は、ダメージの計算方法が他の武器を用いた戦闘とは異なっており、格闘スキルから素手のD値が決定し、それに装備した武器に応じたD値ボーナスを上乗せする形で最終的なD値を算出する。

具体的な計算式は以下のように考えられている。
武器ランクint ( {3+武器D値 }÷9 )
素手D値int ( 格闘スキル× 0.11 )+3

int」はステータスINTではなく「端数切捨て」という意味。以下同じ。また式の中の「3」という定数は、素手に予め設定されている基本D値で、格闘武器武器ランクボーナスには、格闘スキルにより上昇するボーナス分は反映されない。

格闘スキルD値に直結するため、Lv50以降、D値の上昇カーブが急激になるのが特徴である。格闘スキルA+のモンクからくり士の場合、1レベル毎の武器スキル上限の上昇幅は、Lv50までは3ずつ、Lv51~80までは5ずつ
注釈1
正確には、Lv61~70は4.85ずつ。
Lv81~90までは6ずつ、91~は7ずつ。

レベル99時点のスキルキャップは、基本値(424)+メリットポイント(8段階:+16)でスキル(440)となる。格闘スキル437以上でD値は51となるため、これが装備補正無しでのD値の最大値となる。

加えてビリアストルク(+15)またはコンバタントトルク(+15)、闘魂鉢巻(+5)、BKグローブ+3(+21)、ポータスリング(+5)、ビックピアス(+10)、ブルーザーピアス(+3)、ネサニカベルト(+5)の全てを装備すると格闘スキル(504)となり、格闘スキル500以上でD値は58となるため、2022年10月11日のバージョンアップ時点での素手D値の理論上の最大値は58である。

また、攻撃間隔モンクからくり士ジョブ特性マーシャルアーツ」のランクにより決定し、これを持たない場合基本間隔480に武器の「+○○」分を合計した攻撃間隔となる。これにより、攻撃間隔は280(MA7、丸腰)~602(MAなし+ゴールドパタ)と、両手武器最遅から一部の片手武器を凌ぐほどのスピードになる。実際のところ、二回攻撃を行う格闘の特性から考えると、丸腰のモンクでもD49、140という武器に相当する。

なお、格闘スキルを持たない場合の素手及び格闘武器攻撃は、スキルMAを0としてダメージ間隔を計算した(つまりD3+武器D・480+武器間隔)上で、その間隔ごとに右手のみでの一回攻撃となる。
これはメリットポイント格闘スキルを伸ばしても変わらず、メインかサポにスキル所持ジョブを選択していない限り2回攻撃を行うことはできない。

格闘武器と素手での攻撃格闘属性を有し、に対し有利に闘うことができる。例外属性武器として、バンピリッククロー装備時には通常攻撃斬属性となり、バードベーン装備時には通常攻撃突属性となる。
ジョブによる違い
格闘スキルを持つジョブは、戦士モンクシーフ忍者からくり士踊り子

モンクからくり士スキルA+なのに対し、戦士踊り子はD、シーフ忍者はEなので、中盤以降、とくにMAランク3を修得するLv45あたりからスキル差が顕著になる。
赤魔道士暗黒騎士獣使いは、装備可能な武器が存在するものの、スキルを持たないため、実用的ではない。ルーンバグナウに至っては、召喚士学者までもが装備できるが、やはりネタにしかならない。
格闘でのダメージは、上述の通り、格闘スキルマーシャルアーツによりD値間隔の基本値が設定されるため、必然的にモンクが絶対的有利な設定となっている。
WS分類使用可能ジョブ
EXWS
SPWS
EVWS
注釈2
武神流秘奥義

スキルが設定されていないものは使用できる最低レベルを記載する。両方必要なものは併記する。性能は2014年6月17日のバージョンアップで大幅に変更された。
スキルWSWS分類連携属性ステータス修正備考使用条件
5コンボ衝撃STR30% DEX30%3回攻撃
40タックル振動 / 衝撃VIT100%2回攻撃追加効果:スタン
75短勁EXWS収縮VIT100%2回攻撃
100バックハンドブロー炸裂STR50% DEX50%2回攻撃
125乱撃EXWS衝撃STR30% DEX30%5回攻撃
150スピンアタック溶解 / 衝撃STR100%2回攻撃範囲攻撃
200空鳴拳SPWS貫通 / 衝撃STR20% VIT50%2回攻撃
225双竜脚SPWS分解STR50% VIT50%2回攻撃基本的にメインジョブモンクもしくはからくり士の時のみ使用できる
ヘパテゾバグナウ(+1)を装備すれば戦赤シ暗獣忍踊でも使用可能
250夢想阿修羅拳EVWS重力 / 溶解STR15% VIT15%8回攻撃遺せなかった拳クリア
orアンバスケード武器(第4段階以上)装備
300闘魂旋風脚EXWS硬化 / 衝撃 / 炸裂STR40% VIT40%3回攻撃2回攻撃
Lv1ファイナルパラダイスイベント?2回攻撃。パラダイス修正プレミアムモグタス装備
Lv75ファイナルヘヴンレリック / 核熱VIT80%2回攻撃スファライ等の武器装備
Lv75アスケーテンツォルンミシック核熱 / 貫通STR50% VIT50%2回攻撃神器<モンク>クリア
or グランツファウスト強化後)装備
Lv75連環六合圏ミシック重力 / 溶解STR32% VIT32%6回攻撃神器<からくり士>クリア
or 乾坤圏強化後)装備
Lv85ビクトリースマイトエンピリアン / 分解STR80%4回攻撃クポフリートの秘術格闘>」クリア
orウルスラグナ等の武器装備
Lv96
357
四神円舞武神流秘奥義核熱 / 振動最大5段階
DEX73%/76%/79%/82%/85%
5回攻撃追加効果:悪疫契約と覚悟、武の道程クリア
メリットポイント1段階以上
orゴッドハンド装備
Lv99ドラゴンブロウイベント湾曲?2回攻撃ドラゴンファング装備
Lv99マルカラプライム炸裂 / 収縮 / 湾曲?2回攻撃ヴァルガプルニカワ(第3段階以上)装備

WSはその他の打撃系武器同様に衝撃属性が多く、格闘属性を持つこともあって戦には最適。

逆に貫通属性等がスキル200まで存在しないので、湾曲系の連携には絡みにくい。わずかに短勁貫通の前にクッションとして置けるが、単発乱撃を撃ったほうがマシである。

シーフ虫虫ファンタジー特化ジョブならば、さしずめモンク骨骨ファンタジー特化ジョブと言えるだろう。

また、双腕を武器として振るうイメージか、WSD値補正としてVIT補正やSTR補正の高いものが多く、実に肉体派のモンクらしい設定となっている。

格闘WSは全て多段WSのため、連携する場合の信頼度は高いと言えるだろう。

アイテムレベル以降の武器にはデフォルトでレベル相応の武器スキルが付与されるため、ここでは除外する。
オーグメントにより付与されたもの。数値は最大値。
分類名称効果値Lv
IL
ジョブ
格闘オベロンサインティ+1075
闘魂鉢巻+578All Jobs
CCカペッロ+2+585
カラゴズカペッロ+7109
KGカペッロ+1+9119
KGカペッロ+2+14
KGカペッロ+3+19
両手TTグローブ+1+587
TTグローブ+2+7
ビックグローブ+9109
BKグローブ+1+11119
BKグローブ+2+16
BKグローブ+3+21
バリウストルク+370All Jobs
フェイストルク+773All Jobs
ビリアストルク+1599All Jobs
セスタスベルト潜在能力:+530All Jobs
ネサニカベルト+575All Jobs
ブルーザーピアス+392All Jobs
ビックピアス右耳:+1099
ビックピアス+1右耳:+11
ビックピアス+2右耳:+12
カラゴズピアス右耳:+1099
カラゴズピアス+1右耳:+11
カラゴズピアス+2右耳:+12
ポータスリング+594All Jobs

この他に、コンバタントトルク戦闘スキル+15には格闘スキルも含まれる。

歴史
Lv75キャップ時代格闘スキルの理論上の最大値は、Lv75基本値(A+:276)+メリットポイント(8段階:+16)+フェイストルク(+7)=299。格闘スキル291以上でD35、300以上でD36となるため、メリットポイント8段階を振り込んだ状態でも、D35が実質の限界値であった。

なおサービススタートから15年の長きに渡り下記WSヘルプテキストはヒット数が1つ小さい数字になっていた。
タックル短勁バックハンドブロースピンアタック空鳴拳双竜脚ファイナルヘヴンアスケーテンツォルン闘魂旋風脚

内部的には複数回攻撃でありながらヘルプテキストでは単発WSとして設定されていたため、プレイヤー間では格闘WSの仕様とみなされていた。2017年9月11日のバージョンアップヘルプテキストが変更され、この問題は解消された。これにより格闘WSから単発WSは姿を消すことになった。

2019年10月10日のバージョンアップでは、格闘WS全般に対し、従来初段のみに有効だったいくつかのボーナス(TPダメージ修正や一部のWSに有効な装備特典、ダブルアタック等のマルチアタックなど)が全段に適用されるようになった。それに伴い、いくつかの格闘WSの性能が調整されている。
関連項目
格闘武器】【アクション釣り

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