アポリオンNW

記事名読み
あぽりおんえぬだぶりゅー/あぽりおんのーすうえすと/NW Apollyon
アポリオンBFの一つ。

突入条件
BFに突入するには「レッドカード」と「コズミッククリーナー」が必要。

アル・タユ(D-6)のSwirling Vortexから進入したアポリオンから突入する。アル・タユワープ♯2が一番近い。
特徴
初期占有時間は30分。時間箱を全て開けることで最大90分となる。
フロア構成は全5層。
雑魚数匹とボス×1で構成され、3層以降はHNM種族がボスとして出現する。ここで初めてアダマンタスベヒーモスと遭遇したと言う人も少なくないだろう。

1~4層では最初から時間箱(+5分延長)×3と回復箱が出現している。また、ボスを倒すと素材箱湧く
宝箱は開けても他2つが消えないため、すべて開けることができる。

各層の雑魚のどれかを倒すと次のフロアに進むことが可能となる。

各層のボスが非常に強力なため回復箱の使い方が重要になる。また、戦力次第では倒さないで先に進むことも選択肢の一つ。
ただし最下層では「Kaiser Behemoth」を倒す必要があるため、クリアするならば最低でもこの敵を倒せる戦力は必要となる。
なお、最下層以外では、雑魚を倒した数に比例して、ボスが弱体化される(要検証)。
第1層
雑魚:ゴースト(Bardha)×7
ボス:ドゥーム(Pluto)×1

呪いの解除手段がないと、ここから先鈍足で侵攻せざるを得なくなるためカーズナが必須に近い。無い場合は、聖水を持つなどの対策が必要となる。
また、Plutoから効果時間の長い病気を受ける可能性があり、黒サポ赤を中心としたウィルナの使えない編成で攻略する場合、万能薬も用意しておいた方が良い。
生命感知があり戦闘位置に注意、またこのエリアゴースト特有の特徴としてリンクする為釣りの際にも注意が必要。
ボスは比較的楽に討伐可能。

第2層
雑魚:バッファロー(Mountain Buffalo)×7
ボス:雄羊(Zlatorog)×1

ここのバッファローは何故かMPが吸えないことで有名。
この層から4層のワイバーンまで、雑魚が全て俊足であることに注意。
万能薬でも治せない悪疫を受ける可能性があるが、効果時間は比較的短い。

ボスはマイティストライクを何度も使用する。また、大咆哮HPmaxダウンには要注意。
スリプルが効くため、黒PTでも雑魚と同じ方法で撃破可能。

第3層
雑魚:ブガード(Apollyon Scavenger)×7
ボス:アダマンタスMillenary Mossback)×1

ブガード俊足であること以外、特記することは無い。

ボスは非常に硬く、また魔法攻撃も半分ほどカットするのでなかなかタフである。青魔法フロストブレスはほぼレジなしで入る。さらに、素材箱から出る古銭・素材量も少ないため、敢えて無視するという進行ルートも珍しくない。

なお、ボス背後にある時間箱は回りこんでいけば感知されずに開けられる。

第4層
雑魚:ワイバーン(Gorynich)×5
ボス:ウィルム(Cynoprosopi)×1

少人数での攻略の場合もこの層の雑魚ワイバーンだけは殲滅を推奨する。理由は
1.他の層よりHPが少ないので倒しやすい。
2.倒すと獣人古銭を2枚必ずドロップする。
3.雑魚を殲滅するとボスが弱体化する。

1匹でも雑魚が残っている場合、ボスに攻撃力上昇と被物理ダメージカットの能力が備わり、交戦開始からの時間経過に応じて強化される。
攻撃力アイテムレベル防具&防御800程で交戦開始直後で1撃300ダメ、時間経過で強化されると800程にまで達する。命中強化されないので回避盾は成立するが、DAによる事故死の危険性がつきまとう。
被物理ダメージカットについても最終的には半減以下にまで落ち込む。

ボスは広範囲をうろついているため、絡まれに注意しつつ雑魚を殲滅し、戦う際は、必殺のスパイクフレイルをはじめとする特殊技に細心の注意を払うこと。
ボスの防御力が高く、さらに与TPの関係上物理攻撃はせず魔法で削っていくと比較的楽に討伐可能。の2属性に強力な耐性を持っているが、魔法ダメージカット特性はない。そのため、黒PTだと3層の亀よりも楽に倒せる。もし半壊しても精霊の印+スリプルバインドグラビデが効くため立て直すことは可能。

Lv75キャップ時代では討伐に十分な戦力と戦術が必要であったが、熟練者なら+等の二名程度で討伐可能であった。
Lv99かつアイテムレベル装備なら、雑魚を殲滅してしまえばソロでも余裕を持って倒すことができるだろう。
最下層
雑魚:ベヒーモス(Kronprinz Behemoth)×3
ボス:ベヒーモス(Kaiser Behemoth)×1

ボスが広範囲を徘徊しており、雑魚とボスはリンクするのでボスのみと戦うのは難しい。
また、雑魚は獣人古銭を5~6枚必ずドロップするため、やはりこの層の雑魚も殲滅推奨。

ボスはスタンスロウグラビデに対する完全耐性を備えているうえ、遠隔攻撃に対するダメージカットも有している。
また、メテオも使用する。スタンが効かないため止めるには殴って詠唱中断を狙うしかなく、サンダーボルトで足止めを受けているところに撃たれると回避のしようが無いため要注意。

Lv75キャップ時代精霊ピンポンスリップダメージで討伐することが多かったが、アイテムレベル装備のある現在なら普通に殴り倒すことが可能。むしろ3層&4層のボスのほうが固い分だけ手ごわく感じられるかもしれない。
モンスター宝箱から獣人古銭素材を得られるほか、攻略に成功すると「マゼンタチップ」が入手できる。

BF報酬ではないが、青魔法サンダーボルト」をラーニングできる場所としても使いやすい。
NMの由来
Bardha:アルバニアの伝承において地下に住む精霊

Pluto(プルート):言わずと知れたローマ神話の冥界の神。ギリシャ神話におけるハーデス。

Zlatorog(ツラトルク):スラブ地方の伝承において金の角を持った伝説上の白い牡鹿。
トリグラウ山の頂にある楽園で宝の番人をしていたが、宝を狙う狩人に殺された。ツラトルクはエーデルワイスの力で生き返り、狩人を殺した後楽園を破壊し、永久に姿を消したという。

Gorynich:スラブの伝承における竜。3つの頭を持ち、緑色で、2本の後肢と小さい前肢を持つ。姫をさらい、Dobrynya(ドブルイニヤ)という騎士に退治された。
竜が姫を攫って勇者に退治されるという典型的なパターンの原型とも言われる。
Gorynychとも綴られ、こちらはテリガン岬ラプトル族NMZmey Gorynych」として登場する。

Cynoprosopi:アフリカのサハラ砂漠に棲息する犬の頭を持つドラゴン。ギリシャ語で「犬の頭」を意味する。毛皮と髭に覆われ、カモシカやヤギを食べていた。

Kronprinz Behemoth:Kronprinzはドイツ語で皇太子という意味。おそらくKaiser Behemothの子供と思われる。

Millenary MossbackKaiser Behemothは各項目参照。
関連項目
アポリオン】【リンバス

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