関税

冒険者が特定のエリアでアイテムをバザーから購入する際にシステムへ支払わなければならない手数料。
2002年12月19日のバージョンアップから2014年2月18日のバージョンアップにかけて導入されていた。

いわゆる外税方式。販売側が設定したバザー価格に上乗せされる形になっており、バザーのリストでは設定価格の横に黄色字で税額が追記される。購入確認時にログに合計金額が表示されるので、それでよければ決定することで売買が成立する。

システム的にはギル回収の一つとも言えるが、人口集中問題に対する対策の方が主目的のようである。実際、どのエリアで何%の関税がかけられるかについては、冒険者の拠点変遷に合わせて度々調整されている。

しかし、ヴァナ人口の減少や/yellの導入など、分散対策が進んだことで当初の意義は薄れ、ついにその10年以上に渡る歴史に終止符を打つことになった。

• 2002年12月19日のバージョンアップから導入された。この時はジュノ下層とル・ルデの庭に10%、ジュノ上層とジュノ港に5%の関税が設定されている。
  
  当時のジュノは人口過密状態にあり、その中には離席中の寝バザープレイヤーも多数含まれていた。混雑対策を迫られた開発チームは、関税を導入することでジュノ郊外に寝バザーの移動を促したのである。
  

• 2003年4月15日のバージョンアップ
  ジラートの幻影で新規追加された街では、当初バザーに関税がかけられていた（カザムで15%、ラバオで10%、ノーグで5%）。これは2003年7月17日のバージョンアップで撤廃されている。
  

• アトルガンの秘宝
  アトルガンの秘宝がリリースされた後には、何度か細かい調整が加えられている。
  
  • 2006年4月25日のバージョンアップ：アトルガン白門のバザー関税に、ジュノのバザー関税と同じ計算式(10%)が適用された。
    
  • 2006年5月16日のバージョンアップ：アルザビでのバザーにアトルガン白門のバザー関税と同じ計算式(10%)が適用された。
    
  • 2006年5月24日のメンテナンス：ジュノでかかっていた10%の関税が一律5%に引き下げられた。
    
  • 2007年8月28日のバージョンアップで追加されたチョコボサーキット、2007年9月11日のバージョンアップで追加されたコロセウムにも10%の関税がかけられた。
    

• 2008年12月9日のバージョンアップ
  ジュノ内のバザーにかかっていた5%の関税が撤廃された。
  

• 2014年2月18日のバージョンアップ
  このバージョンアップで全てのバザー関税が撤廃された。
  

【バザー】【出品手数料】【寝バザー】