バザー

記事名読み
ばざー/Bazaar
冒険者が自ら所持アイテムに任意の値段を付けて他の冒険者に商品と値段を公開して販売すること。

メニューからバザーを選択して、売りたい商品に値段をつけることで設定することが可能。バザーをしている冒険者の頭上には袋状のバザーアイコンが表示される。

競売所での取引はできなくてもバザーでなら取引可能な品が多数存在するため
注釈1
例を挙げるとハクタクの五行眼やその素材タルットカード、その他公式イベントで用いられるアイテム等。
、この方法で物を売る機会は少なくない。

また、高額アイテム競売所出品手数料もバカにならないため、あえてバザーで販売することもある。バザーでも混雑している場所では関税というコストが付与される仕組みがあったが、後に撤廃されている。

なお、バザー設定価格の最高額は1億-1ギル(99,999,999G)。競売所持金額の最大は10億-1ギル(999,999,999G)である。このため、1億ギル以上の価値をもつアイテムは、バザーでの取引は不可能。
バザーで購入された結果、所持金所持金上限を上回る場合はエラーが出てバザーから購入出来ない。よって所持金カンストしている人のバザーからは例え1ギルバザーであっても何も買うことが出来ない。

バザーを覗いた時の商品の並び順は、システム内部的な位置情報に基づいており「せいとん」などを行ったマイバッグの並びとは違ってくる。詳細は【ストレージ】の項目を参照。
バザー街の変遷
かつては、ジュノ下層ル・ルデの庭競売前がバザーのメッカであったが、ジュノ内に関税が導入されたことで、ロランベリーソロムグバタリアなど、ジュノを出てすぐの場所が新たなバザーのメッカとなったワールドが多かったようだ。一部のワールドでは三国にシフトしているところも
注釈2
一例としてはGilgameshワールドサンドリア港「闇市」がある。


その後、2008年12月9日のバージョンアップジュノ関税が、2014年2月18日のバージョンアップで全ての関税が撤廃され、ジュノ周辺に展開していたバザーは、ジュノ内部へと回帰している。

関税はこれ以外にも混雑状況に合わせて細かく調整されている。こちらについては【関税】の項を参照。
バトルフィールドデュナミスなどでは、パーティ内でのアイテム補給にバザーが使われることもある。戦闘中に回復薬等のアイテムを相手にトレードするのでは煩雑なため、補給係がそれを1ギルバザーすることで相手に買ってもらうのである。

またアビセア内では、「レベル上げ目的のPT」と「NM目当てのPTトリガーアイテムを得るため」に、同じ獲物を狩るケースが発生することがある。そのままではお互い効率が落ちるので、お互い損のないようにレベル上げPT側がトリガーアイテム1ギルバザーし、それをNM目的のPTが買うというやり取りも存在する。

なお、通常のエリアでは通りすがりの人に買われる危険性があるので、レベル上げで使われることはまずない。

このほか、仕様が変わる前の話だが、デュナミスに入る際に寝落ち対策のために、砂時計の1ギルバザーをルールとしているリンクシェルもあったようだ。
バザーに99,999,999Gを付けて出すこと。通常の場合であれば購入されることは無い点を利用し各種目的に使用される。

一時的にマクロによる装備着替えを防ぐことが出来るため、属性杖切り替えマクロを使ったパレットでソロをする場合などに使われる。

価格交渉用のアイテムとして展示する場合、バザーコメントに交渉の条件などを書いて出されることがある。この他本人にとって捨てたくないアイテムバザーに出すことで万が一捨ててしまうのを防止したり、リンクパールの有無を隠すためのバザーである場合もある。

しかし、一億ギル弱であるカンストバザーですら買われてしまうアイテムもあるので
注釈3
かつては旧10000貨幣などは時価1億ギル以上の価値があったので、1億で買っても大黒字であった時期がある。また超高スキルかつ高級素材を多数使う合成品HQ品も1億を超える価値がある場合もある。
十分に注意しよう。

また、こうしたカンストバザーで己が持つレアアイテムを自慢している人も一部存在する。

ただし、何も売る気がないのに行われているバザーは、購入を目的としてバザーを見て回っている人にとっては邪魔でしかない。このような余計なバザーを見ることに不快感を覚える人もいることは留意した方が良いだろう
注釈4
カンストバザーをするにしても、例えばそれ以外に実際に売りたいアイテムバザーしておけば、このような反発は緩和されるだろう。

トレードの代わりのバザー
参加費用が必要なツアーでは、価値の低いアイテムを主催者が高額でバザーし、それを購入することで参加費用との支払いとみなすという使い方もある。

特に旧仕様のデュナミスでは参加費用を支払う人が大勢おり、一人一人トレードで対応していると時間がかかってしまうため、多数のプレイヤーが同時に購入(支払い)ができるバザーは都合が良かったのである。

正規の方法ではないが、赤玉バザーを使うことで通常1人では受け渡しできないアイテムを受け渡すこともできる。
詐欺バザー
相場の低いアイテムを、似たアイコンの高額アイテムの相場より安くバザーし、購入者の誤認を誘って購入させる行為。

最も有名なのが、1バイン紙幣100バイン紙幣よりも若干安い値段でバザーして「お買い得な100バイン紙幣」と誤認させ、1バイン紙幣を通常の100倍近い価格で買わせる行為と、虫の翅皇帝羽虫の髪飾りよりも安くバザーし高額で買わせる行為である。
この二つはユーザーからの訴えが多かったため、判別しやすいよう後にアイコンが変更された。

これらの行為は、ゲーム規約の上では「詐欺」にはあたらない。
錯誤を誘う悪質な行為には違いないが、どのアイテムをどのような値段で売るかはプレイヤーの任意であり、買う側に販売額を明示しているのに加え、それを購入するか否かも、また任意だからだ。
間違えて購入したからといって、GMに助けを求める事は出来ない。少しでも安く、ライバルに買い占められる前にと焦る気持ちを抑え、それが本当に目的のもので適切な値段かどうか、一度手を止めて画面を見直す事をお勧めする。
中の人がいる以上、現実世界同様、ヴァナの住人の思惑も様々だ。自衛意識を持つ事も、プレイヤースキルの一つと心得るべきだろう。
RMTを行うための高額バザー
主にサンドリア港などで、クリスタル蒸留水といった安いアイテムを100万~数千万ギルバザーしているプレイヤーを目にする事があるだろう。
これはRMTを行っている現場であり、RMT業者バザーを経由してRMT購入者にギルを渡しているのである。

バザーの上限が所持金競売よりも低いのは不正利用につながる懸念があるためだが、このように多少利用しにくくなる程度の対策になっている。
バザー表示価格の注意点
競売では単品とセット販売が別枠で提示されているが、バザーでは単品価格しか表示されない。
スタックしているアイテムに価格を設定してもセット売りの設定にはならず単品価格になる。12個ないし99個にまとまっていない場合でもバザーできるように、このような仕様になっている。
バザーのシステムをよく理解していない初心者がクリスタルを12個セットのつもりでダース価格設定にしていたりすることもある。また、99個スタックで需要の多い紙兵などを競売のセット価格の相場よりやや安い価格に設定し、単品価格をセット価格と誤認させる行為が問題となった。

2005年4月21日のバージョンアップから、買うかどうかの意思確認と購入する合計金額が表示されるように変更されている。
関連項目
寝バザー】【死バザー】【出品手数料】【関税】【バザー街】【赤玉バザー

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