帝龍降臨

クエスト「日輪を担いて」をクリアして、だいじなもの「龍王の息吹」を持っていると、入ることができるようになるBFNMのようなもの。
そのシステムは「應龍来来」と同じで、トリガーである帝龍の玉をUnstable Displacementにトレードすると、リヴェーヌ岩塊群サイトB01にあるD-6の島を占有できるようになる。
Lv無制限、人数18人制限、時間60分制限。フェイス使用不可。



最初は「日輪を担いて」同様Bahamut1体のみを相手にするのだが、HPを減らす事で発動する下僕召喚により4体のウィルム族を召喚してくるため、入念な計画とチームワークが求められる。ある程度の人数でBahamutを押さえ、残りのメンバーで召喚されたウィルム族を処理していく必要があるからだ。
4体のウィルム族は地上の同名のHNMとHP以外は同じ能力を持ち、TiamatとJormungandこそ余計な邪魔が入らずに相手ができるのだが、OuryuとVrtraについては召喚能力も併せ持っているので注意が必要である。

BFの排出先はBF入口と同じため、2010年6月22日のバージョンアップ以前は排出後はレイズIしかかけることができず、全滅すると（経験値とアイテムの）2重の意味でダメージが大きかった。現在ではレベル制限は撤廃されている。

クリアすると「ウィルムアストニシャー」(ウィルムを驚嘆させる者)の称号を得、さらに下記のアイテムを入手できる可能性がある。

名称	範囲	備考
メガフレア	対象中心範囲	BahamutのHPが90/80/70%の時点で発動（セリフあり）。
ギガフレア	対象中心範囲	BahamutのHPが60/50/40/30/20%の時点で発動 （セリフあり）。
テラフレア	対象中心範囲	BahamutのHPが10%の時点で発動（セリフあり）。 以後、一定間隔で発動（セリフなし）。
下僕召喚		BahamutのHPが80/60/40/20%の時点で、 Ouryu Tiamat Jormungand Vrtraを呼び出す。 順番はランダム。
アブソルートテラー	自分中心範囲	テラー。
トランプル	自身中心範囲	物理属性特殊技。追加効果ノックバック/バインド
タッチダウン	自身中心範囲	追加効果ノックバック。 Ouryuなどとは異なり常時使用。
テンペストウィング	自身中心範囲	魔法属性特殊技。追加効果ノックバック/暗闇
スイーピングフレイル	範囲	Bahamutの後方のPCがタゲを取った場合に発動。 Bahamut版スパイクフレイル。
プロティギアスパイク	単体	Bahamutの後方のPCがタゲを取った場合に発動。
インパルージョン	範囲	魔法属性特殊技。追加効果石化
ホリブルロア	範囲	追加効果魔法効果（食事も含む）を4つ消去

魔法名称	効果範囲	備考
ファイガIV	対象中心範囲
ファイアV	単体
フレアII	単体
プロテスV	自分
シェルV	自分
ケアルV	自分
ファランクス	自分
ストンスキン	自分
サイレガ	対象中心範囲
ディスペガ	対象中心範囲
グラビガ	対象中心範囲

中盤のギガフレアのダメージは高位シェル状態でも1200-1300ほど被ってしまうので、盾役には当然これ以上のHPが要求される。しかし即時発動ではない故に、魔法ダメージカット装備や魔法防御力アップ装備を持参して着替えマクロを仕込んでいれば割と耐えたりもする。
他にもディスペルがたびたびレジストされるため解除魔法持ちが複数人、召喚されるウィルム族の対処のための盾役、ファイガIVを止めるためのスタン要員の確保が必須とされている。
ちなみにスタンは使い続けると徐々に耐性が付く。一説によると、30回程度のスタンを入れるとそれ以降はほとんど入らなくなるとのこと。

召喚されるウィルム族はHP6000-7000ほどとたいしたHPを有していないが、それ以外の性能はHNMの状態と変わっていない。
高い防御力を有し、さらに与TPの問題から精霊魔法の集中砲火による短期殲滅がベストな戦略とされている。
問題は召喚とメガ・ギガフレアのタイミングがほぼ同時である事で、召喚直後にすぐさまウィルム族を隔離しないと盾役は高確率で戦闘不能に陥るだろう。このため、計4回召喚されるウィルム族の処理がこのBF戦の中で最大の山場と言える。

Bahamut自体は飛翔を行わないので、物理・魔法を問わずに常時ダメージを与えられるが、強力な範囲特殊技を複数持っている事から、与TPには細心の注意を払わなければならない。「應龍来来」とは違い、TP貯めに利用できる雑魚敵が存在しないため、物理アタッカーは黙想やオポ昏などが非常に有効である。

ラストのテラフレアは対シタデルバスターのような完璧な魔法防御策を施していないとまず即死すると考えた方がよい。残り1割からは相手に行動させる間もなく一気にHPを削りきれるだけの火力が要求される。

以前はパーティのアタッカー枠の全員が黒魔道士という構成で(前衛入りのパーティ構成よりは)比較的楽にバハムートに勝利する事が可能であったが、後に累積魔法耐性が導入され、精霊魔法の飽和攻撃による討伐は難しくなっている。

Bahamut本体のHPは約25000～26000。WSで2000が当たり前に出る時代となってからは、編成次第で攻略時間1分を切ることも可能なレベルである。そのため最初の下僕召喚前に倒せることがほとんどであろう。編成に拘らず、戦術戦略にも拘らずに倒すことが出来ると言ってよい。

真龍の王であるBahamutだが、ドラゴン族にしか使用できないドラゴンブレイカーが使用できないことからドラゴン族ではないのでは？という疑惑がある。
Bahamutは厳密には霊獣であるため、ドラゴン族でなくとも不思議はないのだが、ドラゴンの王がドラゴンでないというのは何とも言いがたいものがあるのも確か。

【Bahamut】
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