着替えマクロ

記事名読み
きがえまくろ/equip
マクロに/equipや/equipsetのテキストコマンドを組み込んで、瞬時に装備を変更するようにしたもの。当項目では主に/equipに関するものについて述べる。/equipsetに関しては【装備セット】項、また着替えマクロの具体例に関しては【着替えマクロ/活用例】項を参照のこと。


利用目的
主として、さまざまな装備のステータス強化を状況に応じて最大限に素早く利用するために使われる。もっとも基本なものとして、ウェポンスキルを放つ際そのウェポンスキルの修正項目をブーストした装備にすばやく着替えるために使われる。

/equip基本文法
/equipを使うことで、装備部位を一行でひとつ変更できる。なおストレージ番号は省いても良い。(詳細は後述)
/equip 装備部位 装備品名 ストレージ番号


注意点
アクション発動と通信内容の関係
アクションの発動までサーバーとクライアントは何をしているかというポイントが、着替えにおいて的外れなようで実は重要なポイントである。

通信内容の詳細は本趣旨と外れるので割愛するが重要なポイントは以下の2点。

つまり、アビリティなどの計算式の多くは発動時の状態を参照しており、リクエスト時の状態を見ていないのである。
(ただしファストキャストのように詠唱時に作用するものは例外。これはリクエスト時に決定されているため。)

わかりやすく魔法で要約すると、「詠唱中に着替えて発動時に着替え終わっていれば、着替え後のステータスを基に計算が行われる」わけである。
これは逆に言うと、「即発系のアビリティや魔法では着替えの恩恵が得られないこともある」ため注意が必要である。

複数箇所の着替えやWS等の命令を続けて実行すると、処理遅延や応答タイミングの誤差により発動までに自身のパラメータ更新が間に合わないこともある。(後述参照)

基本的にサーバー処理というものは、クライアントからの命令を受けて、ある程度は順番に処理していくもののため、こういった遅延はおきづらいものである。しかし、サーバーに通知したものの、応答を待つといった処理の場合は、同一クライアントに対する大量の応答は処理軽減のため、順序が最適化される場合がある。FFXIのサーバー処理の詳細のため、あくまで一般論である。

挑発やスタン、ホーリーなど、リクエストから発動までが極端に短いものについては、一足早めに着替えを行うことをお勧めしたい。<st>で対象を選択するものであれば、先に着替えてから対象を選ぶようにマクロを工夫するのも有効である。

数秒の詠唱時間や準備時間のある行動では、リクエストから発動までにマクロ1秒程度の余裕があるため、コマンドと同時に着替えれば有効である。但し、ファストキャスト効果アップ装備などは詠唱開始時に装備していなければ詠唱時間の短縮効果は得られない。この場合はコマンドを入力する数秒前に着替えをしておく必要がある。

有志の検証によると、FF11はサーバーとの通信を1.25秒に3回行っている。隔1が1/60秒でありこれを基本単位とすると、25/60秒に1回通信を行っていることになる。
というマクロを組んだ場合、waitの最短1秒でもファストキャスト次第では間に合わなくなる事がある。
仮にファストキャストが上限の80%とすると、素の詠唱時間が5秒→1秒のものだけでなく、通信間隔を考慮すると素の詠唱時間が6秒→1.2秒のものでも間に合わない事がある。

/ma 魔法名 <t>
/equipset 着弾用装備セット
というwait無しのマクロを組んだ場合でも、1行目と2行目の間に25/60秒の時間差が発生する事がある。
仮にファストキャストが上限の80%とすると、素の詠唱時間が3秒→0.6秒より短いものは間に合わない事がある。

さらに上述の検証に追加される形で有志の検証により
注釈1
鮒氏のX(旧Twitter)ポストおよびそこに寄せられたコメントを踏まえた再検証の流れ https://x.com/funanz/status/1547521535283720192?s=20 ※一連のポストにおける前後の文脈も踏まえて参照のこと
、マクロ中で代名詞<stnpc>や<stpt>等によってサブターゲットを出現させた場合、直下1行のマクロ実行が同一通信タイミングに含まれる(分断されない)ことが確かめられた。
それを踏まえた魔法詠唱マクロの最適な形としては、
/equip 部位 装備名 ストレージ番号 (FC用①)
/equip 部位 装備名 ストレージ番号 (FC用②)
/equip 部位 装備名 ストレージ番号 (FC用③)
/equip 部位 装備名 ストレージ番号 (FC用④)
/ma 魔法名 <stnpc> ※味方にかける魔法の場合は<stpt>や<stal>など
/equipset 着弾用装備セット
となる。
なお、FC値の高い装備が手元に揃っている場合、合計値が十分であればその分のFC部位の行を減らすことは可能である。
その分の空き行で/recastを入れたり/p発言を入れたりなど(特定のコンテンツで重要度の高い魔法はPTに宣言共有することがある)、工夫の余地はある。
また、プレイヤーの好みによっては待機装備に戻す装備セットを含める場合もあるが、魔法詠唱のように次々と唱える行動が続くことがよくあるものの場合、魔法発動後の硬直が解けるまでの間に(キャラクターが手を挙げた姿勢から手を下ろす動作をしている間に)次の魔法のマクロを押してFC部分を先行入力しておく最速の魔法詠唱とマクロ操作を想定した場合、待機装備に戻す部分が毎回挟まるような形は避けた方が無難である。

また、装備セット(/equipsetの実行)にも内部的な部位別の実行順があることが有志の検証で明らかとされており
注釈2
FF11りがみり報告書「装備セットの着替え順」 https://leaguemili.com/blog-entry-1432.html
、部位別の着替え(/equip)との連続実行においてはログ上のエラー表示こそ生じないが、あまり短時間に(おおむね1秒未満に)連続して実行させると処理が衝突するのか着替えの実行が確実には反映されない場合が生ずる。
この内部的な実行順は、
①メインウェポン ②サブウェポン ③レンジウェポン ④矢弾
⑤頭 ⑥胴 ⑦両手 ⑧両脚 ⑨両足
⑩首 ⑪腰 ⑫左耳 ⑬右耳
⑭左手の指 ⑮右手の指 ⑯背
となっている。
特にはこの内の先頭側の部位または後尾側の部位において、前後で実行される部位着替えと衝突するリスクが(わずかずつながら)潜在するため、あまり急いでマクロを次々と押すことは推奨されない。ゲーム上の処理(FFXIクライアント側の計算処理とサーバーとの通信タイミングを踏まえると、おおむね0.6秒~0.7秒程度)を待ってあげてから入力を進める視点を持った方が結果として安定するため、上述にあるようにサブターゲットを出すマクロ形式の場合に先行入力して一拍置く時間を設けるような操作となる。
いわゆる「重い」戦闘状態において影響が表れやすい要素となるため、重くはない一人でマクロ動作の確認などに取り組んでいる際には違いが見えにくいことが難点でもある。
着替えに伴う「点滅」について
着替えマクロを無対策で乱用すると【点滅】という副作用が出る。詳細は当該項目を参照のこと。
ラグ発生中の着替えについて
処理落ち(ラグ)が発生していると、通常のマクロ飛び同様着替えが失敗する場合があることに注意しなければならない。例えば指輪や耳装備を続けて別名かつマイバッグに2つ以上入っている装備に変更しようとすると、1つ目の処理が終わる前に2つ目の処理が発動し、2つ目の処理が先に終わってしまったため、1つ目が装備しようと思っていた装備は処理中でキャンセルされてしまい、結果片方しか装備されなかったという結果に陥ることがある。この失敗は、サーバーのラグや処理落ちと思われがちだが、実際はクライアントのマクロ処理の処理落ちである。PCでマクロの処理落ちが激しい場合、クライアントに常駐しているプロセス等を極力減らすか、風景が少ない壁側を向いてマクロを実行することで、処理落ちを軽減する事が可能である。

また、TPが0になるため後衛以外で武器をマクロで切り替える事は戦闘中ほぼ無いと思われるが、弓、矢のように対になった装備を切り替える際や、二刀流の武器を切り替える際はマクロにウェイトを挟まないといけない場合がある。二刀流の武器は、メインウェポンの装備が完了した状態でサブウェポンを装備しなければならないため、マクロで瞬時に装備を切り替えることができない。主に装備を解除(通称「脱衣」)してくるメロー族やヨヴラ族との戦闘に備え、あらかじめ武器などを瞬時に装備できるマクロを作る際には、覚えておくと良いだろう。
関連項目
【着替えマクロ/活用例】【着替え】【装備セット】【点滅】【ロックスタイル】

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