グラビガ

敵専用魔法の一つ。

デュナミス-ボスディンのボス「Angra Mainyu」などが使用する。
空蝉の術やブリンクを全て消された上に、移動も制限されるため追撃を避けられず苦労させられる。バインガやブレクガほどではないが厄介な弱体魔法である。

バージョンアップ予告の際に『新たな魔法』などと名前が伏せられて発表される度に囁かれる「幻の未実装魔法」とも言われていた。
ボンクラーズ時代の赤魔道士達がパッチ前に構える心の防壁としての合言葉。
パッチでどんな糞魔法が来ようとも、予め『どうでもいい代物が来るに違いない』と想定しておけばショックが和らぐ…そんな哀しい心の緩和剤（？）として語られていた。

これは2002年7月9日のバージョンアップで赤魔道士専用魔法として鳴り物入りで登場したグラビデが、効果時間が非常に短い、移動速度が低下するだけの謎魔法だったことによる（ヘヴィに回避率ダウンの効果付与されていたのは2003/4/15～2014/7/8の間）。
当時の赤魔道士達が如何に未来に希望を抱けなかったか、その心情を推察する事が出来る。
特定状況下では複数の敵を一度にマラソンできるなど神魔法として機能する事が予想されるため、今ではPCへの開放を待ち望む赤の声も高いとかそうでないとか。

なお、「アルタナの神兵」で実装された学者のアビリティ「精霊光来の章」によりグラビデを範囲化することができるようになったため、この範囲化したグラビデのことを説明の際に便宜上「グラビガ」と呼ぶことがあるが、あくまで「範囲化したグラビデ」であり、この「敵専用魔法のグラビガ」とは別物であることは注意されたい。

もともとはFF5/6/7/12などで実装された魔法。
敵のHPを 75 %奪う（1/4にする）という、戦闘序盤で成功すれば計り知れない高性能魔法。ただしシリーズを通して成功率は低い。

【グラビデ】【弱体ガ系】【敵専用魔法】