Tiamat(てぃあまっと)
アットワ地溝に出現するウィルム族のHNM。

SPアビはマイティストライク。回数制限は無く、一定間隔毎に使用。
遠隔・魔法ダメージを50%カットする。
飛翔能力有り。
HP20%未満で攻撃速度上昇。
追加効果:火ダメージ。飛翔時は通常攻撃が空蝉貫通の火属性ダメージ。
カウンター持ち。ただしログには流れないため発生に気づかないことが多い。
オートリジェネ有り。
使用魔法:ファイガIII・ブレイズスパイク。
使用技
かつては視覚遮断無効、聴覚遮断無効、引き寄せを持っているので迂闊に近寄ると一瞬で殺害されていたが、レベルキャップが解放されてからは脅威性が低下した。
スタンに耐性が無いのをいいことに、青魔道士がソロでサドンランジ(飛んでいても届く)でハメ殺していることも多い。
倒した時の称号は、「ティアマット トラウンサー」。
攻撃役としては黒魔道士と召喚士が挙げられ、地上に降りている時は召喚士の履行、空中・地上に関係ない黒魔道士の精霊魔法等が有効とされている。特に召喚士の攻撃が抜群であり、1時間あたりの与ダメは召喚士が15,000、黒魔道士が12,000程度。*1。
またTiamatのファイガIIIはスタンで止められるため、ヘイストのかかった専任のスタン役がいると好ましい。理想はサポ暗の赤魔道士であるが、黒魔道士でも暗黒騎士でもさして問題はない。どちらの場合も誰かがヘイストをかけてあげる必要はあったものの、80キャップ解放に伴いサポ白でのヘイスト使用が可能になったので黒魔道士、暗黒騎士のどちらも単独でこの役をこなすことが出来るようになった。
単体だけでも強いTiamatだが、周辺にはおなつよクラスのエレメンタル、夜になるとコースまでも沸くのでそれらを処理する(寝かし、マラソン、殲滅等)ことも必要である。現在では雑魚処理を外部に頼ることなく処理するLSがほとんどであり(外部パーティを使うのは人が余った時くらい)、フルアラ以内で1時間半~2時間で倒すところが多いらしい。
2015年3月26日のバージョンアップ以前はヘラルドゲートルをドロップしていたが、業者の独占などが問題となり、同スペックのRare Ex装備「クライヤーゲートル」をドロップするように変更された。
ちなみに、ファンタジー世界(D&Dを含む)でしばしば使われる「ティアマト」(ティアマット)という言葉の出典は、メソポタミア及びバビロニアの創世神話に登場する原初の女・最初の地母神。古代メソポタニアの一言語(シュメール語)における「生命(Ti)の母(Ama)」が語源ではないかと言われている。
ティアマトは、蠍の尾を持った豊満な肉体を持つとされ、淡水を意味する巨神アプスーと交わって、天と地の多くの神々を生み出した。その後、アプスーは、若い神々によってもたらされた混沌を嫌って、彼らを駆逐しようとしたが、逆に殺されてしまう。このことを知ったティアマトは、自らが産んだ海蛇、嵐の悪魔、サソリ人、人魚などを率いて神々と戦った。
もっとも、最後にはアヌー(後にバビロニア神話ではマルドゥークに置き換えられた)によって打ち滅ぼされ、二つに裂かれた身体から、天空と大地が創られ、両眼から流れた涙がチグリス・ユーフラテス川の源となり、唾液や口の泡から雲が、砕かれた頭からは山が生まれたとされる。
なお、ティアマトの悪の化身(いわゆるモンスター)としての造形は、後世のユダヤ=キリスト教の文化圏での歪曲によるものと言われている。
FF11では雑魚で出てくるリッチ、クラーケンと違いHNMなので面目は保ったというべきか。
FFIIやFFXIIなど他の幾つかの作品でもボスクラスの敵として登場している。

出現条件 編
アットワ地溝(E-9)に約72~120時間間隔で出現する。特徴 編
俗に三龍と呼ばれるHNMの1体。地図クエスト「プルゴノルゴ島の戦い」のイベントでは「渾沌龍ティアマット」と呼ばれている。SPアビはマイティストライク。回数制限は無く、一定間隔毎に使用。
遠隔・魔法ダメージを50%カットする。
飛翔能力有り。
HP20%未満で攻撃速度上昇。
追加効果:火ダメージ。飛翔時は通常攻撃が空蝉貫通の火属性ダメージ。
カウンター持ち。ただしログには流れないため発生に気づかないことが多い。
オートリジェネ有り。
使用魔法:ファイガIII・ブレイズスパイク。
使用技
技名 | 効果 | 補足 |
アブソルートテラー | 単体テラー | |
ホリッドロア | 単体ディスペル | 食事含む全ての強化消失 ヘイトリセット |
スパイクフレイル | 自身中心範囲物理ダメージ | 後方カウンター |
テバッドウィング | 自身中心範囲火属性ダメージ | 追加効果:悪疫 |
ファイリィブレス | 前方火属性ブレスダメージ | |
インフェルノブラスト | 対象中心範囲火属性ダメージ | 飛翔時のみ |
タッチダウン | 自身中心範囲ダメージ | 飛翔→地上移行時に使用 ヘイトリセット |
かつては視覚遮断無効、聴覚遮断無効、引き寄せを持っているので迂闊に近寄ると一瞬で殺害されていたが、レベルキャップが解放されてからは脅威性が低下した。
スタンに耐性が無いのをいいことに、青魔道士がソロでサドンランジ(飛んでいても届く)でハメ殺していることも多い。
倒した時の称号は、「ティアマット トラウンサー」。
Lv75キャップ時代の戦法 編
最強クラスのHNMの三龍だが、Tiamatは「三龍の中では」一番倒しやすい。戦術はLSごとに違うとは思うが、赤/忍or忍/暗orナ/忍を中心とした盾パーティを一つ作り、後の2パーティは各LS毎の攻撃役、補佐役が入ることが多い。攻撃役としては黒魔道士と召喚士が挙げられ、地上に降りている時は召喚士の履行、空中・地上に関係ない黒魔道士の精霊魔法等が有効とされている。特に召喚士の攻撃が抜群であり、1時間あたりの与ダメは召喚士が15,000、黒魔道士が12,000程度。*1。
またTiamatのファイガIIIはスタンで止められるため、ヘイストのかかった専任のスタン役がいると好ましい。理想はサポ暗の赤魔道士であるが、黒魔道士でも暗黒騎士でもさして問題はない。どちらの場合も誰かがヘイストをかけてあげる必要はあったものの、80キャップ解放に伴いサポ白でのヘイスト使用が可能になったので黒魔道士、暗黒騎士のどちらも単独でこの役をこなすことが出来るようになった。
単体だけでも強いTiamatだが、周辺にはおなつよクラスのエレメンタル、夜になるとコースまでも沸くのでそれらを処理する(寝かし、マラソン、殲滅等)ことも必要である。現在では雑魚処理を外部に頼ることなく処理するLSがほとんどであり(外部パーティを使うのは人が余った時くらい)、フルアラ以内で1時間半~2時間で倒すところが多いらしい。
戦利品 編
2015年3月26日のバージョンアップ以前はヘラルドゲートルをドロップしていたが、業者の独占などが問題となり、同スペックのRare Ex装備「クライヤーゲートル」をドロップするように変更された。
出典 編
FFシリーズに登場するティアマットの直接の元ネタはD&Dの旧設定における多色竜(Chromatic Dragon)ティアマットである。神話とは異なり5色の頭を持つドラゴンであり、全ての悪竜の母祖であるとされる。また地獄(Hell)の支配者の一人でもある。善竜の王であるバハムートとは対立する存在である*2。ちなみに、ファンタジー世界(D&Dを含む)でしばしば使われる「ティアマト」(ティアマット)という言葉の出典は、メソポタミア及びバビロニアの創世神話に登場する原初の女・最初の地母神。古代メソポタニアの一言語(シュメール語)における「生命(Ti)の母(Ama)」が語源ではないかと言われている。
ティアマトは、蠍の尾を持った豊満な肉体を持つとされ、淡水を意味する巨神アプスーと交わって、天と地の多くの神々を生み出した。その後、アプスーは、若い神々によってもたらされた混沌を嫌って、彼らを駆逐しようとしたが、逆に殺されてしまう。このことを知ったティアマトは、自らが産んだ海蛇、嵐の悪魔、サソリ人、人魚などを率いて神々と戦った。
もっとも、最後にはアヌー(後にバビロニア神話ではマルドゥークに置き換えられた)によって打ち滅ぼされ、二つに裂かれた身体から、天空と大地が創られ、両眼から流れた涙がチグリス・ユーフラテス川の源となり、唾液や口の泡から雲が、砕かれた頭からは山が生まれたとされる。
なお、ティアマトの悪の化身(いわゆるモンスター)としての造形は、後世のユダヤ=キリスト教の文化圏での歪曲によるものと言われている。
過去のFFシリーズのTiamat 編
FFIでは、4体存在する中ボスの内の1体「風のカオス」として登場。4体の中で一番強く、その居城はなんと宇宙だった。これのオマージュとしてFFIXでも同様に風のカオスとして主人公達の前に立ちはだかった。FF11では雑魚で出てくるリッチ、クラーケンと違いHNMなので面目は保ったというべきか。
FFIIやFFXIIなど他の幾つかの作品でもボスクラスの敵として登場している。
関連項目 編
【真龍】【三龍】【教経の篭手】【ヘラルドゲートル】- *1
- 黒魔道士の場合は装備によって左右される部分が大きいため、安定度でも召喚士の方が高い。
- *2
- D&D世界の一つで、マーガレット・ワイスとトレイシー・ヒックマンの共著による小説「ドラゴンランス」シリーズの舞台となるクリン(Krynn)では暗黒竜タキシス(Takhisis)という名でほぼ同じ存在が登場しているが、設定上では別存在となっている。