暗黒さんレタスよろw

記事名読み
あんこくさんれたすよろわらい
かつて連携属性核熱が一世を風靡していた、いわゆる核熱時代の病魔が生んだ迷台詞。具体的な何処かの誰かが述べた台詞ではないが、当時のヴァナの風潮を如実に象徴している。

本来、両手武器が得意であるという位置づけの暗黒騎士片手剣を強要するための台詞。その背景には複数の事情が関係していた。

  1. TPの貯まりが全ての武器とも「5%」で統一されており、間隔の長い両手武器TP蓄積に時間がかかっていたこと。
  2. 両手武器片手武器に比して命中精度が劣っていたこと。
  3. 敵の弱点属性に則した連携属性を使用しなくてもレジストが無かったこと。
  4. WS命中率に補正が無く、大振り単発ばかりの両手武器WSは当たりにくかったこと。
  5. 属性WSレジストがなく、かつ今よりもだいぶ威力が高い衝撃属性WSが多かったこと。(サイクロンセラフストライクアースクラッシャー等)
  6. 不意打ちWSの効果がWS全段必中クリティカル及び、ボーナスダメージ×2と言う仕様で、コンボ(3回攻撃)・乱撃(5回攻撃)がものすごい威力を誇っていたこと。
  7. 上記WSのうち、サイクロンを除くWSの全てが、当時主流だった獲物のに極めて有効だったこと。

以上の点から暗黒騎士も(そして戦士ナイトも)片手剣レタスを撃ち、核熱へのトスをするのが最も効率良かった訳である。
核熱時代後期ではこの台詞をいわなくても、暗黒片手剣レタスは暗黙のルールとなっていた。
ひどい時には連携の話を一切しなくても、狩場到着数分後にはセラブレ)>レタス)>不意打ち乱撃
注釈1
セラフブレードMNDレッドロータスINT依存なので自然と前者がナイト、後者が暗黒騎士というお約束があった。
核熱連携にぶつけていた場合もあった。
当時の暗黒騎士Lv28のカイトシールドまでが全く装備できなかったことに注意されたい。

このように、当時はモンクシーフ以外の前衛片手剣以外のスキルを育てなくてもいいという風潮が蔓延しており、核熱時代終焉直後には片手剣以外の武器をろくに扱えない戦士暗黒騎士が結構ざらに居た。
暗黒以外のジョブの『不遇
無論こういった風潮は暗黒だけにあったものではない。下記の「使える武器(WS)」は「PTで使わせてくれる」の意味である。


トスだけでなく連携ができるようにするために、狩人獣使いの中には片手棍を上げてセラフストライクをする者もけっこういたりした。

通常攻撃による得TP武器ごとに差異が設けられることになり、様々なバージョンアップから来る骨骨ファンタジーの終焉もあって、使用できる武器片手剣格闘のみ、という状況は改善されていった。
特に、両手武器を得意とするはずの暗黒騎士や多数の武器が使えるはずの戦士等にはこの修正を歓迎する声も多かったが、片手剣格闘しか使えなかったプレイヤーは新たにスキル上げを余儀なくされる一面もあった。

その後、湾曲連携全盛の時代が訪れると、両手武器湾曲トスである貫通属性WSシーフ短剣不意だま湾曲担当としての活躍が増え、高レベルでは両手斧シールドブレイクの効果が認められる等活躍の場を広げたが、攻撃手段が格闘しか無いモンク湾曲時代の需要にあわず、逆に不遇を強いられることになった。
関連項目
骨骨ファンタジー

コメント表示/書き込み コメントはありません