核熱時代(かくねつじだい)
連携が発見されてから2002年11月26日のバージョンアップまで続いた、レベル2連携「核熱」が連携の中心にあった時期のこと。
当時、物理WSの命中率は通常攻撃並に設定されていたためにはずれる率が高く、プレイヤーから嫌われており、実用的な数少ない物理WSは多段WSのコンボとファストブレード程度であった*3。さらに、当時は連携法則が全く解明されておらず、全くの経験則で連携は発見された。そして、当時は片手剣と格闘が全盛の時代で、さらに物理WSは嫌われていたので、見つかる有効な連携といえば必然的に核熱となり、ここから核熱時代は始まった。
しかも連携ダメージにレジストの概念がなく、ボーナスが非常に大きかった*4ので、TP速度が圧倒的に速い格闘が〆れば、破壊的なダメージを出すことが出来た。そして格闘の特効でレベリングに使える沢山いる敵といえば、骨。かくして、誰もが骨を求め、骨に狂った骨骨ファンタジーは開幕したのである。
核熱時代では、戦士、暗黒騎士でさえ片手剣でトスができなければ話にならないという状況であり、今で言う両手斧や両手鎌などは全くのお払い箱にされていた。連携法則が判明した後も、必中のレタス/バーニングブレードの後にコンボや乱撃を不意打ちで叩き込む核熱連携が強力かつ安定であることに変わりはなく、この核熱連携を〆として3連携を組み立てる場合が多かった。
核熱時代が終わり、武器が本格的に片手剣以外の武器を使うことが多くなった核熱時代終了後では、片手剣しか武器スキルを上げていなかった戦士や暗黒騎士がその仕様により多大なる被害を受け、あわてて他の武器スキルを上げだすというなんとも悲惨な状況も少なからず生まれてしまった。
余談だが、ジラートの幻影直前のバージョンアップ(2003.4.15)で骨骨ファンタジーが終焉したことで、核熱連携はさらに使われにくくなり、核熱連携の花形であった(特に空鳴拳を覚えるLv60未満の)モンクがさらに誘われにくくなるという事態が生じた。
クラブ族に核熱?と疑問に思う人もいるかも知れないが、前述のように核熱時代においては相手がなんであれ核熱で〆ていたので、クラブ族に対しても当然のように核熱連携が使われていた*5。
核熱時代の始まり 編
サービスイン当初のTPシステムは、当たれば一律5%*1、ダメージを被れば一律10%という、非常に分かりやすい単純なシステムであった。これは当然の事ながらTPの貯まる速度が格闘>片手武器>両手武器の順になるということであり、両手武器はTP速度で圧倒的に格闘に劣る状況を生み出した。すなわちヴァナ・ディールは圧倒的に片手武器および格闘が有利だった*2。当時、物理WSの命中率は通常攻撃並に設定されていたためにはずれる率が高く、プレイヤーから嫌われており、実用的な数少ない物理WSは多段WSのコンボとファストブレード程度であった*3。さらに、当時は連携法則が全く解明されておらず、全くの経験則で連携は発見された。そして、当時は片手剣と格闘が全盛の時代で、さらに物理WSは嫌われていたので、見つかる有効な連携といえば必然的に核熱となり、ここから核熱時代は始まった。
骨骨ファンタジーとの関係 編
そして、経験則から作られたこの連携は前述のTPシステムと極めてマッチしていた。連携〆である格闘はTPが貯まるのが最も速く、その次に速い片手武器が連携スタートなので、この両者の相性が非常に良かったのである。しかも連携ダメージにレジストの概念がなく、ボーナスが非常に大きかった*4ので、TP速度が圧倒的に速い格闘が〆れば、破壊的なダメージを出すことが出来た。そして格闘の特効でレベリングに使える沢山いる敵といえば、骨。かくして、誰もが骨を求め、骨に狂った骨骨ファンタジーは開幕したのである。
核熱時代では、戦士、暗黒騎士でさえ片手剣でトスができなければ話にならないという状況であり、今で言う両手斧や両手鎌などは全くのお払い箱にされていた。連携法則が判明した後も、必中のレタス/バーニングブレードの後にコンボや乱撃を不意打ちで叩き込む核熱連携が強力かつ安定であることに変わりはなく、この核熱連携を〆として3連携を組み立てる場合が多かった。
核熱時代の終焉 編
2002.11.26には連携ダメージがレジストされるようになり、火光弱点の敵以外に核熱連携をしてもダメージが安定しなくなってしまった。また同時にTPの貯まりかたが見直され、両手武器にも利用価値が出るようになった。そのため、水氷属性の湾曲連携が虫やオークに有効な連携として注目されるようになり、核熱連携さえしていれば良かった核熱時代は終焉を迎えることになる。ただし、敵によって連携を使い分ける必要が出てきたというだけで核熱連携が使われなくなったわけではない。核熱時代が終わり、武器が本格的に片手剣以外の武器を使うことが多くなった核熱時代終了後では、片手剣しか武器スキルを上げていなかった戦士や暗黒騎士がその仕様により多大なる被害を受け、あわてて他の武器スキルを上げだすというなんとも悲惨な状況も少なからず生まれてしまった。
余談だが、ジラートの幻影直前のバージョンアップ(2003.4.15)で骨骨ファンタジーが終焉したことで、核熱連携はさらに使われにくくなり、核熱連携の花形であった(特に空鳴拳を覚えるLv60未満の)モンクがさらに誘われにくくなるという事態が生じた。
その後 編
2017.9.11以降の15周年エミネンス・レコードには、「クラブ族に核熱連携を指定数行う」という目標「核熱連携」があり、往時が偲ばれるようになっている。クラブ族に核熱?と疑問に思う人もいるかも知れないが、前述のように核熱時代においては相手がなんであれ核熱で〆ていたので、クラブ族に対しても当然のように核熱連携が使われていた*5。
関連項目 編
【骨骨ファンタジー】【暗黒さんレタスよろw】【虫虫ファンタジー】- *1
- 当時の表記。4桁表記ではTP50に相当する。
- *2
- また被ダメージ時のTP効率から、タゲ回しが主流の時代でもあった。
- *3
- これも両手武器が嫌われた理由の一つである。なお、物理WSの命中率は2002.9.12にキャップがLv55に引き上げられた時に引き上げられた。
- *4
- 当時は例えオークが相手であっても核熱連携をしていた。開発者によると、連携はそもそも狙って出せるとは思っておらず、そのため大きめのボーナスが設定されていたようだ。
- *5
- とはいえ、なぜクラブ族なのかは謎。もしかしたら「カニに切断なんて聞いたことがない」ネタを取りこんでいるのかも知れないが…。