Taisaijin

記事名読み
たいさいじん/Taisaijin
ラングモント峠に出現するヘクトアイズ族NM。レベルは60に該当する。

Taisaijin

出現条件
ラングモント峠(H-9)
注釈1
配置変更前は(G-5)だった。
に生息するTaisaiを19~36時間狩らずに放置すると、3匹のうち1匹がTaisaijinに変化する。該当のTaisai広域スキャンで見た際に一番下に表示されている。青魔道士実装以降、デスレイラーニングに手頃な相手なのでよく狩られてしまい、なかなか生き残ることが難しくなっているようだ。

特徴
当初はその存在が疑問視されており、Taisaiお得意のネタではないかという噂もあったが、Taisaijinは実在する。いわばユーザーコラボ型の楽屋落ちNMといったところだろうか。

なお、その能力はブレイズスパイクを多用するなど、ヘクトアイズモンスターに準拠しており、ダブルアタックがある以外は物理攻撃も痛くはない。ただし、フラッドフレアバーストなどの古代魔法エアロガIIIなどガIII系を詠唱してくるのでこれらが脅威となる。Taisaijinがいることに気付かず通過しようとした冒険者は、漏れなくこの洗礼を浴びる。そして、(当然といえば当然であるが)Taisaijin自らがリフレシュを使う。

基本的な強さは通常のNMの域に留まっており、魔法対策が取れる(サイレススリプル回復空蝉など)ジョブならばLv75ソロで問題なく撃破できる。それ以外のジョブであれば、お手伝いフェロー、もしくは薬品食事など万全の用意をして挑みたい。
最近はナイズル島踏査指令に少なからず出現している模様で、単に見るだけであればこちらのほうが簡単かもしれない。なお、???ヘッドウェアを落す。

経緯
もともと、「峠のTaisaiが○○を落とした」というネタは、レイズII導入時
注釈2
リフレシュが有名であるが、発端はレイズIIである。
に端を発し、以後リフレシュバージョンアップで有用なアイテムが追加されるたびに、匿名掲示板でジョークとして愛用されてきた。詳しくは「Taisai」の項を参照されたい。

従って、2005年7月19日のバージョンアップで(解析等により)「Taisaijin」なるNMや「さよなら太歳」なる称号の追加が判明した際にも、最初は「いつものネタだろw」という意見が多くを占め、その後、Taisaijinとの戦闘報告が続々と行われても、なお信じようとしない匿名掲示板住民が多数いたほどである。

開発陣にまで公式に認められたTaisai伝説は、Taisaijinの登場により幕を引くことに・・・いや、今後は「峠のTaisaijinが○○を落とした」というネタに引き継がれ、サービス終了まで語り継がれるのかも知れない。

Taisaijinに遭遇し、勝利を収めた暁には「さよなら太歳」の称号を得られるほか、今度こそ本当にリフレシュが手に入る(100%ドロップではない)。
注釈3
残念ながらレイズIIは落とさない
何をいまさらと憤るのは無粋というものであり、開発陣の(稀に見る?)粋な計らいにニヤリと笑ってさらなるネタにしてやるのが「お約束」であろう。

ちなみに、レアドロップとして、名前と性能を見ても元ネタは間違いなく「アレ」だと思わせる「スペランカーハット」まで落とすというニクイ演出ぶりだったりする。

もちろん「アレ」と言うのは、言わずもがな、超虚弱体質の主人公が(無謀にも)洞窟を探検するファミコンゲーム「スペランカー」の事である。

また2011年の個人ブログの情報によるとリフレシュIIがドロップされるようになっている模様。
出典
「太歳神」は中国の道教に伝わる木星の精といわれ、四季の万物の成長を見守る吉神。その年の十二支の方角と同方位に位置する(例えば子の年は北)。この方向に向かってことを行なえば万事吉だが、木の精のため、木を伐採するのは凶であるという。

また、祟り神としての面も持ち、その際はブヨブヨした肉の塊で、幾千もの目を持つという不気味な姿で描かれる。土木工事などで地中から掘り出されると、関係者に災難が降りかかると言われている。

なお、太歳=木星の意味であるため、称号の「さよなら太歳」は小松左京作のSF映画・小説「さよならジュピター」とかけていると思われる。
また、京極夏彦の小説「塗仏の宴」では、「肉人(にくじん)」「封(ほう)」「視肉(しにく)」「白澤(はくたく)」という特徴の似通った妖怪について語られている。

関連項目
ラングモント峠】【ヘクトアイズ族】【スペランカーハット】【リフレシュ】【Taisai
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