プロテア

記事名読み
ぷろてあ/Protectra
白魔法の一つ。強化魔法に属する。
範囲内にいるパーティメンバー防御力をアップする。

光属性強化魔法。通称「プロ」。ただし、単体のプロテスと区別が付き難い場合には「テア」と呼ばれることも。シェルラとひとまとめにして、「プロシェル」と呼ばれることも多い。

名称MP習得可能レベル詠唱再詠唱防御力アップ
プロテア97---1秒15秒+20
プロテアII2827---1.25秒16秒+50
プロテアIII4647---1.5秒17秒+90
プロテアIV6563---1.75秒18秒+140
プロテアV8475---2秒19秒+220

単体魔法プロテス系との使い分けなどについては、【プロテス】の項を参照。

なお、英語では「protectra please」というストレートな言い方のほかに、「buff(buffer) please」と言われることもある。

詠唱時間の違いはあるものの、プロテス系と全く同じ消費MPで全員に効果が及ぶ。そのため、特に高位になると白魔道士が単体プロテス系を持ってなかったり
注釈1
プロテス系はプロテア(I)を除き敵からの鹵獲ができず、またプロテスIIIはなぜかプロテアIIIよりも販売価格が高い。プロテスIVもサーバーによるが数万の値段で購入するか、調度品アルモアールからのポロリを狙うしかない。
することもある。
通常まとめ掛けするので特に問題はないのだが、空蝉の術の張替えで忍者が誤ってプロテスを消してしまったときなど一度白魔道士が近くに移動して唱えなおさなければならず、局所的ではあるが不便を感じることもある。
入手手段
プロテア(I)の魔法のスクロール三国周辺の白魔道士獣人(Amethyst Quadav・Yagudo Acolyte)からのドロッププロテアII~Vは店売りされている。
プロテアIVに関してはある程度名声がある状態でモグハウスビューローを設置するとポロリすることがあるほか、戦績BF皇国軍・黒の書)の戦利品としても入手可能。

プロテアVは元々メリットポイントで習得する魔法だったが、2019.5.10からスクロールで習得する魔法に変更され、スクロールの販売が開始されている。
販売店舗
スクロールエリア店舗名・座標NPC販売標準価格備考
プロテアIIジュノ下層ジャンク屋マックビクス・H-9Creepstix7,074 G
ジュノ下層ワーグデーグ魔法書店・H-9Hasim7,074 G
プロテアIIIジュノ下層ワーグデーグ魔法書店・H-9Hasim19,200 G
プロテアIVウィンダス水の区連邦魔法店・(南)G-7Shohrun-Tuhrun95,000 G底値85,500 G
ラバオ露店形式・F-7Brave Ox81,000 G底値72,900 G
アルザビザフィフの魔法屋・J-8Zafif85,500 G店主が捕虜でない場合のみ
プロテアVジュノ下層ワーグデーグ魔法書店・H-9Hasim119,240 G

ウィンダスラバオショップについては名声によって価格が変動する。
売却標準価格プロテア(I)が61ギルプロテアIIが1,179ギルプロテアIIIが1,920ギルプロテアVが5,962ギル
プロテアの変遷
実装初期は凶悪なヘイト上昇副作用があって白魔道士戦闘中にこれを唱えると敵のタゲを貰ってしまったりする事も多く、サポ白前衛が容易にタゲを取り返す際に利用するといった珍妙な光景が狩り場で観られた。(「プロテア挑発」項を参照)

2003年4月15日のバージョンアップにて、プロテスIVと同時にプロテアIVが実装された。

2006年7月25日のバージョンアップにて、メリットポイントによって習得ができるプロテアVがユーザー側に実装された(プロテスVは2010年6月22日のバージョンアップにて実装)。

また実装から長らくの間、プロテア防御力アップ値は下記のとおりだった。
名称防御力アップ備考
プロテア+10
プロテアII+25
プロテアIII+40
プロテアIV+55
プロテアV+60~68メリットポイントを消費して増強可。
+2/能力値1


名称防御力アップ備考
プロテア+15
プロテアII+40
プロテアIII+75
プロテアIV+120
プロテアV+175~195メリットポイントを消費して増強可。
+5/能力値1


名称~FFXI唯一の「範囲ア系」
この魔法だけは範囲魔法系の基本的な法則(「範囲魔法」項を参照)を無視し、接尾辞が「ア」となっている(ただし英語表記では「プロテクトラ」と読むと思われる)。これは、シェルラが過去シリーズに存在していなかった魔法であるのに対し、プロテス系にはFF(I)に上位魔法という位置付けの「プロテア」が存在していたのが理由であると思われる。後にアレイズ実装されたことで「唯一のア系」ではなくなっているものの、範囲魔法の命名としては独自の地位を保っている。
ア系魔法の歩み
FF(I)では、白魔法が(無印)⇒ア⇒ダ⇒ガ
注釈2
範囲回復魔法のヒールのみ、ヒール⇒ヒーラ⇒ラヒーラという変則的な形式だった。
黒魔法が(無印)⇒ラ⇒ガという接尾でレベルアップしており、ケアルケアルケアルア⇒ケアルダ⇒ケアルガであった。

以後のシリーズでア系とダ系は徐々に姿を消し、ともに(無印)⇒ラ⇒ガの強化に至るのだが
注釈3
番外編として、ファイナルファンタジータクティクスでは、最上級としてガの上にジャ(ケアルジャ等)が導入された。FF11においてもジャ系魔法として実装されている。
Xまでの作品で唯一アレイズだけは存続した。さらにFFXIアレイズ実装されたことで、FF14まで連続で登場する魔法となっている(なお、FF14ではパッチ1.2でアレイズが削除されている)。しかし、FF15に登場しなかったため、皆勤賞はなくなっている。
関連項目
プロテス】【シェルラ】【CRダックビル+2

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