プログラムの一部を修正すること、もしくはその際に用いられる差分情報のこと。
大規模な
プログラムの一部の仕様変更や小さな
バグ修正を行う際、全
プログラムデータを置き換えるのではなく、必要なファイルのみを組み込みなおす方法が利用される。この方法は、置き換えるデータサイズが小規模で済むため、効率のよい
バージョンアップ作業が可能。現在は多くのソフトウェアにおいて緊急対応が必要な際に利用される。
なお、
パッチとは服の破れ目を補修する「継ぎ」に由来する語であるため、
パッチを使って
プログラムをアップデートすることを「
パッチを当てる」などと呼ぶこともある。
オフラインイベント上でも「
パッチ」と言いかけて「
バージョンアップ」と言い直すなど、開発
スタッフ的には公には使うのを避ける言葉のようだ。