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ジョブ
青魔道士(歴史)
記事名読み
あおまどうし れきし
青魔道士
は「
アトルガンの秘宝
」から導入された
エキストラジョブ
で、
魔法剣士
として
実装
された。いくつかの
VU
によって翻弄されてきたのは他の
ジョブ
と同様である。大規模な
VU
は「
ヴァナ・ディールの星唄
」が最終とされていて、
青魔道士
の形は完成形になったと言える。
青魔道士
の特徴や
青魔法
に関してはそれぞれの項目を参照してもらうとして、ここでは
青魔道士
の歴史に絞って解説する。
アトルガン
時代(
Lv
キャップ
75)
コルセア
・
からくり士
と同様にこの時代に誕生する。
中衛
タイプのハイブリット
ジョブ
として多くの人の期待を集めていたと言える。
ジョブ
の取得には
クエスト
「
渇望
」の
クリア
が必要で、占いによっては取得するのに苦労することもあった。
クエスト
の内容が明らかになるにつれ
青魔道士
ジョブ
の取得者は増えることになる。
しかし、
魔法
や
呪歌
が
NPC
や他
プレイヤー
から購入できるのと比べて、
青魔法
は敵から
ラーニング
する必要があるため、時間が掛かってしまうのが難点であった
注釈1
その分
ギル
はかからないが。
。
ラーニング
そのものの手間以外にも、この時代の
ラーニング
には色々な意味でかなりの苦労があった
注釈2
レベルシンク
実装
前。
。
苦労して習得した
青魔法
であるが、
魔法命中率
や
ダメージ
が低く設定されていたり、
MP効率
の関係から
魔法系青魔法
の多くは実用的ではなかった。
そのため
物理系青魔法
が主力となり、
多段
系の強力さで高
火力
な
アタッカー
と認識されることもあった。
しかし、
多段
系の
青魔法
はヒットしただけ
与TP
を増加させるという問題から、敵の
特殊技
を誘発しやすくなるというジレンマを抱えることになった。
また、長期戦や連戦になると
MP
の管理に頭を悩ませることになり、
消費MP
の多い
青魔法
は使用頻度を減らさざるを得なかった。
一方「
ヘッドバット
」は優秀な
青魔法
で、その
追加効果
の「
スタン
」を目的として、ほとんどの
青魔道士
がセットしていた。
こうして、主力
武器
である
片手剣
での
オートアタック
をしながら「
ヘッドバット
」を廻し、
MP
に気を使いつつ他の
青魔法
を挟んでいくという
青魔道士
の基本スタイルが確立された。
「
青魔法
のセットにより様々な
ジョブ特性
を持つ事ができ、色々な役割を演じる事ができる」とされていたが、結局、上記のような
魔法
の効果、
MP効率
、
リフレシュ
事情などから、基本スタイル以外は実用的とは言えなかった。
アルタナ
時代(
Lv
キャップ
75)
「
アルタナの神兵
」により新しい
エリア
や
モンスター
が登場することになる。
青魔道士
視点では新しい
モンスター
が登場することで、
ラーニング
出来る
青魔法
も増えることになる。新しく習得できる
青魔法
には有用なものも多く、それらをセットすることで追加できる
ジョブ特性
も増えた。
とはいえ、
アトルガン
時代の
青魔道士
のスタイルを大きく変えてしまうほどの変化はなく、基本的には
アトルガン
時代と同じスタイルが主流のままであった。
ただ、新規に「
学者
」と「
踊り子
」という
ジョブ
が追加されたことが、
青魔道士
の
サポートジョブ
の選択を増やすことになる。他の
前衛
ジョブ
と同様に
サポ踊
の
ワルツ
や
サンバ
は有用であり、また他の
後衛
ジョブ
と同様に
サポ学
の恩恵は大きかった。
魔法系青魔法
の内「
回復
系」とされるものは、
青魔法スキル
や
回復魔法スキル
、さらに
MND
量に影響を受ける。素の状態では
回復魔法スキル
を持たない
青魔道士
は、
学者
が登場するまで
サポレベル
の
回復魔法スキル
を付与することしかできなかった。このために
回復系青魔法
の効果は限られていたが、
サポ学
での
白のグリモア
使用時には大幅に
回復魔法スキル
を上昇させることが可能になった。このため
ヒーラー
としてのスタイルの可能性が広がることになる。とはいえ、
白魔道士
や
赤魔道士
、
学者
などの
ジョブ
に匹敵するまでの
回復
能力はなく、「
回復
補助をさせても役に立つ」程度にとどまる。可能性を広げはしたが
アトルガン
時代と同様に
MP
管理に悩みつつ「
ヘッドバット
」中心の
青魔法
のスタイルを維持していくことになる。
アビセア
時代(
Lv
75→)
「
アビセア
三部作」の
実装
により
レベルキャップ
が段階的に引き上げられ、他の
ジョブ
と同様に大きな変化が訪れることになる。
青魔道士
にとっては
青魔法ポイント
(
BP
)の増加によりセットできる
青魔法
が増えたことが大きい。
Lv75キャップ時代
には
アシミレーション
込みで最大50までの
BP
であったものが、
LV
91からは最大60となった。
BP
が10増えた影響でセットする
青魔法
の選択が広がったことは大きい。
アビセアエリア
が
実装
されたことは、
アビセアエリア
限定になるもののすべての
ジョブ
に影響を与えた。それほど
アートマ
の効果は強力であった。
青魔道士
にとっては長年頭を悩ませていた
MP
の不安を払拭させることになる。
リフレシュ
効果のある
アートマ
の恩恵で、
消費MP
の大きい
青魔法
を運用しやすくなった。
また
魔法
攻撃
関係に関する
アートマ
も多くあり、ここにきて
属性攻撃系青魔法
を使用することが実用的となる。
アビセア
は「
乱獲
」と言われる
戦術
の効果が大きく、
属性攻撃系青魔法
の多くが
範囲魔法
であることも相まって、「
チャージドホイスカー
」などの
青魔法
を駆使して
乱獲
するスタイルが出来上がった。今まで実用的ではなかったスタイルがようやく日の目を見た時代である。
ただし、
アビセアエリア
限定のスタイルであることは否定できず、通常の
エリア
では今までと同じ
戦闘
スタイルを維持していくこととなる。
また主流
青魔法
であった「
ヘッドバット
」の上位
青魔法
ともいえる「
サドンランジ
」が
実装
され、
追加効果
の「
スタン
」時間が伸びたことは大きい。敵の
攻撃
の回数を大幅に減らすことができ、被害の少ない
戦闘
ができるようになった。
アドゥリン
時代(
Lv
99→
アイテムレベル
)
「
アドゥリンの魔境
」の導入によって訪れた時代であるが、
アイテムレベル
のシステムによって
FFXI
の世界観は大きく変わることになる。レベル99以上に成長させることはできず、代わりに
装備
によって
キャラクター
の能力を伸ばすことになる。すべての
ジョブ
に大きな変革の波が訪れたと言って良い。
青魔道士
にとっては多くの有用な
青魔法
が追加されたことが大きい。今までの
青魔法
に比べて
消費MP
が少なかったり、その威力・効果が大幅にアップされたものが多く存在している。特に「
サブダックション
」の登場は画期的とも言える。
詠唱時間
及び
再詠唱時間
の短さ、
消費MP
の少なさ、その威力や
追加効果
の
ヘヴィ
など、それまでにあった
青魔法
とは一線を画していると言える。これまで
アビセアエリア
限定であった
属性攻撃系青魔法
を主力としたスタイルが、通常
エリア
での
戦闘
でも実用的となった。
実装
された
アイテムレベル
装備
には
魔法
に関連する
プロパティ
が付いたものも多く存在し、
軽装
装備
や
魔法
職
装備
のどちらも
装備
できる
青魔道士
にとっては、
装備
を変更することで
近接
向きと
魔法
攻撃
寄りのスタイルを
切り替え
ることが可能である。特に
ハゴンデス装備
の登場の意味は大きく、
魔法
攻撃
能力が上昇することとなる。さらに
オーグメント
を付与できる
装備
も多く登場し、付与した
オーグメント
によって
プレイヤー
の能力を伸ばす事ができるようになった。
ジョブポイント
が導入され、
レベルアップ
に伴う能力上昇ではない成長ができるようになったのも画期的である。
Lv75キャップ時代
の
メリットポイント
のシステムと似ているが、その上昇量が大きいためにより成長できる。
ジョブポイント
により
青魔道士
にとっては
青魔法ポイント
が最大80にまで増やすことが可能となり、
魔法命中率アップ
などとも合わせてその能力を大幅に上げられるようになった。
ジョブポイント
導入に続き、
ギフト
が導入されたことも大きい。
ギフト
は各
ジョブ
ごとに必要と思われる能力を伸ばすことが可能で、多くの役割を演じる事ができる
青魔道士
には
物理
・
魔法
双方の
ギフト
がバランスよく設定されている。ただ
ギフト
による成長の方向が多岐にわたるため、一つの分野に特化した成長とはなっていない。このためか
青魔道士
の
ギフト
には
ジョブ特性効果アップ
というものが2回にわたって存在する。
青魔法
のセットによって得られる
追加特性
の
ランク
を引き上げるという効果は、本来の
青魔道士
のコンセプトである「色々な役割を演じる」
ジョブ
というのを現実的にしたことを意味する。
二刀流
効果をアップすることを極めれば、
忍者
の
二刀流
効果を上回ることも可能。
魔法攻撃力アップ
に
集中
すれば、
黒魔道士
の
魔法攻撃力アップ
に匹敵する。
もっともセットできる
青魔法
の数は限りがあるため、多くの
ジョブ特性
を同時に得ることは難しい。そのため、
青魔道士
はセットする
青魔法
を選択し、そのスタイルを変更することとなる。
スタイルを変更できるようになった
青魔道士
は、
アイテムレベル
装備
の性能を加味することにより、それぞれの本職の
ジョブ
に迫るほどの能力を得ることが可能となった。今まではスタイルの変更が可能ではあったものの実用に耐えなかったものが、
ジョブポイント
・
ギフト
・
アイテムレベル
装備
の相乗効果によって実用性が発揮されるようになった。
まとめ
アイテムレベル
・
ジョブポイント
・
ギフト
の導入が、ようやく
青魔道士
本来の色々な事ができる
ジョブ
の実用性を見出すことを可能にした。
しかしながら問題も多く存在する。必要な
ジョブ特性
を得るためにはセットする
青魔法
を変更しなくてはならず、
着替え
のように
マクロ
で変更はできないために手動で変更する必要がある。また
青魔法
のセットを変更した場合には
ペナルティ
が生じ、しばらく
青魔法
を使う事ができなくなる。このために
戦闘
途中でのスタイル変更は現実的ではなく、あらかじめ
戦闘
前にスタイルを決める必要がある。
また
青魔道士
の
ジョブ特性
がアップしたところで、専門職の
装備
に付与される
プロパティ
の差を埋めることはできない。
例えば
二刀流
の
ジョブ特性
で
忍者
を上回ったとしても、
忍者
には
二刀流効果アップ
の
装備
が多く存在し、
青魔道士
にはその差を埋めることは難しい。
魔法攻撃力
や
魔法命中率
に関しても、
後衛
ジョブ
用の強力な
装備
の中には
青魔道士
に解放されていないものが多々存在する。
スタイルを変更させることが実用的になったとはいえ、それぞれの専門職を凌駕するまでの能力は期待できない。
それでも
TPO
に合わせたスタイルの選択をすることで、
青魔道士
ならではの運用の幅が広がった。
関連項目
【
青魔道士
】【
青魔法
】【
追加特性
】【
ジョブ特性効果アップ
】
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