CHR

記事名読み
しーえいちあーる/かりすま/Charisma
PCおよびモンスターの持つ超自然的・超人間的な資質のことを指すステータスのひとつ。
注釈1
とは言うものの、FF11上ではCHRが高いからといって、他のPCと違う何かが得られるわけではない。


ヒュームエルヴァーンタルタルミスラガルカ
DDDFF
なぜか突出して高い種族は存在せず、ヒュームエルヴァーンタルタルは同位でミスラガルカが低い。 ミンダルシア両大陸外部からの移民民族である設定や、身体的特徴などに見られるマイノリティの要素がこのステータスの差異として表現されているとも見られる。

ジョブとしては、獣使いがA、次いで吟遊詩人踊り子がBと高い。
敵を味方に引き込んだり、歌や踊りで特殊な効果を発揮したりするこれらのジョブは、まさしく超人的・超自然的な力を高い域で有していると見るに相応しいだろう。

CHRの主な効果



かように『CHRCHRの高いジョブだけが積極的に活用するステータス』という形になっており、CHRの低いジョブが低いせいで困るというケースはまず無い。メリットポイントステータス項目に上限が設定されていたLv75キャップ時代は、CHR強化するプレイヤーは最も少なかった。

またアビセア実装以降、獣使いが「あやつる」を使う機会は激減しており、高いCHRを持て余すようになっている。結果として、現状ではCHRは『歌とダンス用のステータス』という形になっている。

魔法命中率への影響
かつてはCHR呪歌などの魔命に影響を及ぼすかどうかは判然としなかったが、『FINAL FANTASY XI Fan Festival 2007』内で魔法命中についてのユーザーからの問いかけに対し「MNDINTCHRなどのステータス魔法命中には重要です」という回答が開発側からあり、事実であることが判明した。しかし、魔命検証が難しく、どれほどの効果があるか不明であるためMNDINTなどに比べて現在もCHRは軽視されがちである。

敵対心との関係
ガラントレギンスケーニヒプラッテアーマーに高いCHR+がついていたことから、以前はCHR挑発敵対心に何かしら影響しているのではないかという憶測が飛び交っていた。後に以下のインタビューによって全く関係ないことが明言された。
Q: Does charisma affect hate/enmity(aggro)? Or is it only for Bard songs and Beastmaster charms?
A: The charisma attribute score does not affect hate or enmity(aggro). It does, however, affect how a bard`s songs and a beastmaster's charm ability are not only used but also resisted. There are also weapon skills that are greatly affected by charisma.

〔仮訳〕
Q:カリスマはヘイト敵対心に影響しますか? それとも吟遊詩人の歌と獣使い魅了だけですか?
A:カリスマはヘイト敵対心には影響しません。吟遊詩人の歌や獣使いあやつる等に関しては、それらの効果ばかりでなく、レジスト率にも影響します。また、カリスマに大きく影響されるWSが(複数)あります。

スクウェア・エニックスのインタービュー記事ttp://ffxi.crgaming.com/interviews/viewinterview.asp?Id=272より。現在はリンク切れ)
憶測が事実であったなら、また違ったゲーム性を演出していたであろう。CHRの増加が敵対心+に似た意味を持つとするならば、ミスラガルカターゲット保持能力が減じられるが攻撃役としては行動許容範囲が増える、といった場面があったかもしれない。

CHRの上げ方
白石から切り出した宝石をあしらった指輪のほか、一部ジョブAF装備ステータスブーストの効果が見られる。食事等ではお茶などにCHRを上昇させる効果を持つものが多い。トゥーナスシCHR+5とアンブロシアに次ぐ上昇値な為、CHR目的で食する吟遊詩人もいる。
また、エルヴァーン限定になるが王族御用達オムレツでもCHRが+5される。

和製英語「カリスマ」に関して
Charismaとは、超自然的あるいは非科学的な能力のこと。宗教上、預言者と呼ばれる者にはこの能力が備わっているとされていた。
転じて人を惹きつける力という意味に用いられ、魅力と訳されたり和製英語的に「カリスマ」と表現される場合もある。ただし現代日本において多用される意味での「カリスマ」は本来の意味や転義から一人歩き
注釈4
日本では人気者や容姿端麗である故に視線を惹きつける者、決断力があり頼りがいの有る者の意味として使われており、語源とはニュアンスが異なる。
しており、語弊をもたらすので注意が必要である。

関連項目
ステータス

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