ウィンダス防衛のために
手の院で製造されたカカシの魔動兵
。
天晶暦861年1月、
ゾンパジッパが開発。
元老院はすぐさま量産を決定。
実戦配備は、翌862年2月のことである。
現在の形に落ち着くまでに、10体のプロトタイプが作られたが、異形であり、コスト面でも運用面でもかなり問題があったらしい(詳細は「
ゾンパジッパのサーカス団」参照)。
戦闘魔導団に所属し、各個師団に100体ずつ配置されている。
天の塔地下で
栽培されている
星の木の実を取り付けたカカシの人形に、命を吹き込む
魔法をかけた
魔導球を埋め込んで完成する。その際
カーディアンの性格は
術者のものが反映されるという(あくまで命を作るのではなく「吹き込む」のである。)。
現在の
カーディアンの識別ナンバーはトランプの
カードが使われていて、
カードはそれぞれ、スペード、ハート、ダイヤ、
クラブのそれぞれ2,3,4,5,6,7,8,9,10,J,Q,K,Aを割り当てている
。ある
カーディアンが壊れる等でいなくなると、それより若い番号の
カーディアンが識別ナンバーを引き継ぐ方式を取っていて、同じ
カーディアンでも時間と共に名前が異なる。
一方
クリスタル戦争時代の古い
カーディアンの認識ナンバーはタ
ロットカードが元になっていて、ソード、バトン、カップ、
コインの2,3,4,5,6,7,8,9,10,J,Q,K,A(ただし本来タ
ロットはJ,Q,Kではなくペイジ(「小姓」の意)・
ナイト・クイーン・キング)を割り当てていた。
古い
カーディアンのもう一つの特徴として個々の
カーディアンが持つ認識
カードが挙げられる。これは非常事態が起ったとき、その
カードを持っている
カーディアンが、対なる
カードを持っている
カーディアンを緊急停止させることができる機能である。どの
カーディアンにも必ず対なる
カードを持った
カーディアンが存在し、例外がない……… はずなのだが?
現在は
手の院により製造及び教育が続けられており、平時は
ウィンダス内や
アウトポストで
ガードや道案内を務めている。
ひらがなカタカナに★を交えた特徴的な言葉遣いは理解しやすいとは言いがたいが、こうしてお勤めができること自体
手の院による教育の賜物と言えよう。
手の院で働く者たちによると年々
カーディアンの寿命が短くなっているという。一体何が原因なのだろうか。
また、近年になって
手の院は
カーディアンの更なる改良を繰り返しているらしい。巷では、
近東に遠征するためではないかとも囁かれている。
なお、
ウィンダスミッションには
King of Batons
かつては
King of Pentaclesだったようだが、いつの間にか変更された模様。
と
King of Wandsという
カーディアンが登場する。
ゾンパジッパが製作したものなので古い
カーディアンに属するはずだが、これらの
カーディアンはこの
イベント以外には登場しないため、
ズヴァール城の封印護符を守るためだけに作られた特殊な
カーディアンであると推測できる。またAce of Wandsも
イベントに登場するが、戦うことはできない。
さらに、
チョコボ育成のオフィシャルレースにはレース用に改造された、JackofTrophies, QueenofTrophies,
KingofTrophies, AceofTrophies
レースの仕様上の制約か、間にスペースは入っていない。
が登場する。スピードこそそれほど速くないものの、固有の
アビリティなどを駆使してレースを有利に進めようとするので油断はできない。