すべての高い山に登れ(すべてのたかいやまにのぼれ/Atop the Highest Mountains)
限界突破クエストの第2弾。2002年11月26日のバージョンアップで実装された。
依頼者は、ル・ルデの庭の大公私邸前(H-5)にいるマート(Maat)。
発生条件は、クエスト「限界への挑戦」をコンプリート済み、かつLv51以上であること*1。
古参の冒険者ならオファー時のとある台詞が印象に残っているかもしれない。
コンプリート時には、報酬としてレベル上限がLv60まで引き上げられるほか、称号として「山の頂に立つ者」が得られる。
この洞窟の奥に???というポイントがあり、???を調べるとだいじなもの「四角い氷石」「六角形の氷石」「丸い氷石」が取得できる。
3つとも集めてマートの元に持ち帰ればクリア。入手に際し、これらのNMを討伐する必要はない。
NM達はインスニを見破ってくるため、以前は戦闘がほぼ不可避だった。しかし現在はマウントで乗り物に騎乗して洞窟に入り、NMが???から離れたタイミングを見計らって乗り物から降りて???を調べることで容易に氷石を入手できるようになった。
フェイス実装後の現在、レベル55のソロで倒すことも可能となっている*2。
いずれも通常の個体は魔法を使わない種族であるが、このNM達は古代魔法等を詠唱してくる。
3種とも俊足であるが、生息域*3の中で攻撃範囲から逃れると限界クエストの調整がなされた現在でも引き寄せを使う。
普通に走って逃げる場面では、NMが魔法詠唱で立ち止まり詠唱完了した時にまだ生息域から逃れられていないなどの限定状況でのみ引き寄せをされる。バインドやとんずらで逃げると引き寄せ条件を誘発させるため逆効果となることがある。
生息域を出ると敵対行動をしていなければ引き離さずとも振り切れる。
これらのNMは防御力が低く、ダメージ検証で使われやすい事で有名。
かつてはふいだまラスリゾ暗黒ギロティンで2000ダメ出た!など、用も無いのに気晴らしで倒される不憫なNMであった。
なおBoreal(ボレアール)とは、北方、北風、亜寒帯などという意味。ギリシア神話の北風の神ボレアース(Boreas)が語源。
クエスト実装時、???はNMを倒すと洞窟の奥に出現し、NMの再ポップと同時に???が消滅するという仕様だった。
Lv55の冒険者達にとっては、フルアラでもこれらのNMを倒すのは困難を極めた。その結果「フルアラ以上の人数を集めて救援要請を出し、全員で倒す」という物量作戦が編み出される事となった。
しかし???の出現時間(NMの再ポップ間隔)が約10秒と非常に短く、フルアラ以上の多人数が集まっているために描画処理が遅れて???を調べられず、苦労して倒したのに氷石を入手できない不運な冒険者が多数出ることになった。
また不幸は重なり再ポップしたNMに絡まれやすかった。NMは引き寄せを使う上、その感知範囲はとても広い。
クリア後に皆が一斉にその場を離れようとしたものの、一歩遅く一部の者だけ再度引き寄せられるという悲惨なケースも見られた。
上記のように、実装から難易度が緩和されるまでは非常に厳しいクエストであった。
2007年8月28日のバージョンアップでは、これらNMのレベルが下げられ難易度は以前より大幅に緩和された。
・Lv51の6人パーティでも倒せるようになった。
・NM撃破後の???の出現時間が5分に延長された。
しかし同時に戦闘開始から30分経過するとモンスターが「死の宣告」を使用するようになった。
Lv75であれば古代魔法や状態異常対策さえできていればソロでの撃破は十分可能な難易度となった。
2012年3月27日のバージョンアップでは、3つの氷石を手に入れるための???が常時表示に変更され、???の周辺に出現するNMが徘徊するようになった。
またNMの感知方法が変更され、「死の宣告」を使用しなくなった。
徘徊の挙動はGoblin Bounty Hunterとほぼ同じで、少し移動しては周囲を警戒、また移動しては…となっている。
2016年6月7日のバージョンアップからザルカバードでマウントに騎乗できるようになったことで、NMとの戦闘を容易に回避できるようになった。
このクエスト名はミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で使用された楽曲「すべての山に登れ」に因んだものと思われる。
あなたの夢を見つけるまですべての山に登り、すべての虹を追いかけなさいという歌詞である。
依頼者は、ル・ルデの庭の大公私邸前(H-5)にいるマート(Maat)。
北の地にいくつかあるという
魔物の棲む洞窟の奥にて現れる
3つの氷石を持ってくれば
次の限界を突破できるらしい。
クエストの詳細 編
ル・ルデの庭のマート爺から受けることが出来る、レベルキャップを超えるためのクエスト。発生条件は、クエスト「限界への挑戦」をコンプリート済み、かつLv51以上であること*1。
古参の冒険者ならオファー時のとある台詞が印象に残っているかもしれない。
コンプリート時には、報酬としてレベル上限がLv60まで引き上げられるほか、称号として「山の頂に立つ者」が得られる。
限界突破クエスト | ||
---|---|---|
前クエスト | すべての高い山に登れ | 次クエスト |
限界への挑戦 | 風の行方は |
攻略 編
ザルカバードでBoreal Tiger(I-5)、Boreal Coeurl(J-6)、Boreal Hound(G-10)というNMがそれぞれ徘徊する3つの洞窟を目指す。この洞窟の奥に???というポイントがあり、???を調べるとだいじなもの「四角い氷石」「六角形の氷石」「丸い氷石」が取得できる。
3つとも集めてマートの元に持ち帰ればクリア。入手に際し、これらのNMを討伐する必要はない。
NM達はインスニを見破ってくるため、以前は戦闘がほぼ不可避だった。しかし現在はマウントで乗り物に騎乗して洞窟に入り、NMが???から離れたタイミングを見計らって乗り物から降りて???を調べることで容易に氷石を入手できるようになった。
フェイス実装後の現在、レベル55のソロで倒すことも可能となっている*2。
NMについて 編
名称 | 種族 | 場所 | だいじなもの |
Boreal Coeurl | クァール | J-6 | 四角い氷石 |
Boreal Hound | 屍犬 | G-10 | 六角形の氷石 |
Boreal Tiger | 剣虎 | I-5 | 丸い氷石 |
いずれも通常の個体は魔法を使わない種族であるが、このNM達は古代魔法等を詠唱してくる。
3種とも俊足であるが、生息域*3の中で攻撃範囲から逃れると限界クエストの調整がなされた現在でも引き寄せを使う。
普通に走って逃げる場面では、NMが魔法詠唱で立ち止まり詠唱完了した時にまだ生息域から逃れられていないなどの限定状況でのみ引き寄せをされる。バインドやとんずらで逃げると引き寄せ条件を誘発させるため逆効果となることがある。
生息域を出ると敵対行動をしていなければ引き離さずとも振り切れる。
これらのNMは防御力が低く、ダメージ検証で使われやすい事で有名。
かつてはふいだまラスリゾ暗黒ギロティンで2000ダメ出た!など、用も無いのに気晴らしで倒される不憫なNMであった。
なおBoreal(ボレアール)とは、北方、北風、亜寒帯などという意味。ギリシア神話の北風の神ボレアース(Boreas)が語源。
歴史 編
このクエストの発表時には「限界への挑戦と似たようなクエストだろう」と考え、各地の役に立たなさそうなドロップアイテムを集めたり経験値をカンストさせなかったりと思い思いの対策をとる人がみられた。実装に際し「クリアには頭を使う必要があります」的な発言があり、外部板等ではクエスト名を元に「山に登ればソロでもクリアできるのではないだろうか」などクエスト内容についての予想が飛び交っていた。クエスト実装時、???はNMを倒すと洞窟の奥に出現し、NMの再ポップと同時に???が消滅するという仕様だった。
Lv55の冒険者達にとっては、フルアラでもこれらのNMを倒すのは困難を極めた。その結果「フルアラ以上の人数を集めて救援要請を出し、全員で倒す」という物量作戦が編み出される事となった。
しかし???の出現時間(NMの再ポップ間隔)が約10秒と非常に短く、フルアラ以上の多人数が集まっているために描画処理が遅れて???を調べられず、苦労して倒したのに氷石を入手できない不運な冒険者が多数出ることになった。
また不幸は重なり再ポップしたNMに絡まれやすかった。NMは引き寄せを使う上、その感知範囲はとても広い。
クリア後に皆が一斉にその場を離れようとしたものの、一歩遅く一部の者だけ再度引き寄せられるという悲惨なケースも見られた。
上記のように、実装から難易度が緩和されるまでは非常に厳しいクエストであった。
2007年8月28日のバージョンアップでは、これらNMのレベルが下げられ難易度は以前より大幅に緩和された。
・Lv51の6人パーティでも倒せるようになった。
・NM撃破後の???の出現時間が5分に延長された。
しかし同時に戦闘開始から30分経過するとモンスターが「死の宣告」を使用するようになった。
Lv75であれば古代魔法や状態異常対策さえできていればソロでの撃破は十分可能な難易度となった。
2012年3月27日のバージョンアップでは、3つの氷石を手に入れるための???が常時表示に変更され、???の周辺に出現するNMが徘徊するようになった。
またNMの感知方法が変更され、「死の宣告」を使用しなくなった。
徘徊の挙動はGoblin Bounty Hunterとほぼ同じで、少し移動しては周囲を警戒、また移動しては…となっている。
2016年6月7日のバージョンアップからザルカバードでマウントに騎乗できるようになったことで、NMとの戦闘を容易に回避できるようになった。
出典 編
クエストの内容上、山に登れというより洞窟に潜れではないかと、よく笑い話の種にされる。このクエスト名はミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で使用された楽曲「すべての山に登れ」に因んだものと思われる。
あなたの夢を見つけるまですべての山に登り、すべての虹を追いかけなさいという歌詞である。
関連項目 編
【限界への挑戦】【風の行方は】【限界突破クエスト】【Maat】【レベルキャップ】【丸い氷石】【四角い氷石】【六角形の氷石】- *1
- 2003年2月5日のバージョンアップまではLv55以上だった。
- *2
- 星唄の煌めき【一奏】を取得し、フェイス4体呼び出し可能なことを前提
- *3
- 徘徊範囲とその時の視界まで