ほんきだせ

記事名読み
ほんきだせ/Sic
獣使いペットコマンドの一つ。Lv25で習得する。
ペットに特殊攻撃をつかうように命令する。

再使用時間は90秒。メリットポイント1つにつき2秒使用間隔を短縮することが出来る。

あやつる」で魅了したペット特殊技を使用させる。ワーム族ヘクトアイズ族特殊技の代わりに魔法を使用することがある。
なお、汁ペットの場合はコマンドが「しじをさせろ」になる。こちらについては当該項を参照してほしい。

今まで苦しめられたジェットストリーム針千本などの強力な特殊技を敵に仕掛けることができる。ただし出す技は「しじをさせろ」とは異なりランダムなので過度の期待は禁物である。ほんきだせメタルボディの構え、といった本気度を疑うような技を使うことも茶飯事であるが、それもまた愛嬌である。

再使用まで90秒かかるため、レベリングパーティで狩る際にモンスターが繰り出してくるように何度も使用できるわけではない。
そして印象面での影響が大きい点として、敵の技を強力だと感じるのは通常パーティで対峙する敵がとて等の格上であることによる影響が大きく、おなつよ前後にならざるをえないペット特殊技は同じ名前でもどうしても見劣りするように感じることになる。そのあたりをふまえて利用するべきである。

コマンド自体はペット戦闘状態であれば実行可能だが、実際に特殊技を出させるにはプレイヤーウェポンスキルと同様、ペットTP1000以上が必要になる。
命令時にTPが溜まっていれば即座に、不足していれば
注釈1
ペットミミズ魔法を使えるタイプの場合、命令時にTPが足りていないと魔法を使用する。この場合はTPが溜まっても特殊技を使わない。
溜まった時点で特殊技を使用する。ただし溜まる前に「もどれ」や「まってろ」を使用すると、改めて「たたかえ」をしてから溜まっても即座には使用しなくなってしまう。この特性を利用し「たたかえ」使用後、ペットが連続で特殊技を発動する明鏡止水なる小技も存在するが、確実ではないので語られることは少ない。むしろ意図しないタイミングで範囲攻撃を繰り出したりするため厄介ですらある。

ちなみに、範囲攻撃特殊技を使用すると周りのモンスターを巻き込んでしまう場合がある。巻き込まれたモンスターペット攻撃しはじめるが、このとき敵のヘイトリストに載っているのはペットだけである。ペットが倒されるか、ペットに「かえれ」をすることで、モンスターは帰ってゆくので落ち着いて対処しよう。もっとも、おなつよをあやつって格上を相手にしているときに、盾兼矛であるペットを倒された場合、敵の残りHPにもよるが獣使いの死亡率は格段に跳ね上がる。
また、モンスター同士のレベル差補正の都合上、ペット特殊技格上に通用することが少なく、リキャストも1戦闘で1回程度しか使えないほど長い。しかも使う技はランダムなために、ダメージソースや弱体技として期待できるようなものでもない。そのため、わずかでも範囲技に巻き込む恐れがあるなら、このアビリティを無理に使おうとするよりも最初から封印したほうが安全確実である。一見安全そうでも、範囲攻撃は地形を貫通するため、例えばボヤーダ樹キノコほんきだせをさせたら壁の向こうの蜘蛛を巻き込んだ、などということもありえるので尚更である。

ペット候補が少なく同じモンスターイリュージョンさせずに延々と使いまわす場合、あやつりミス特殊技発動のコンボで予期せぬ窮地に立たされることがあるため、そういった事態を防ぐために戦闘が終わる直前に「安全策として」TPを吐き出させるために使うパターンもある。

なお、英名のsicは「(犬などを)けしかける」という意味。「手を抜くな」のつもりで外人に【ほんきだせ】と言っても意味は伝わらないので注意。
不具合
2007年11月22日のアルタナの神兵導入と同時期から以下の不具合が出ていたが、いずれも数週間後に修正された経緯がある。

歴史
2009年10月29日にニンテンドーDSで発売された光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-の獣使いに本アビリティが輸出されている。効果は捕らえた魔物に本気の攻撃をさせるというもの。
関連項目
しじをさせろ

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