Trion

とりおん

NPCの一人。現サンドリア王デスティンの長子。
フェイスの一つ。

1.項　登場人物

王位継承権1位の王子、つまり王太子(the prince royal)である。
フルネームはトリオン・Ｉ・ドラギーユ（Trion I d'Oraguille）。侯爵に相当する爵位を持つ。王国騎士団を取り仕切っている。弟にピエージェ王子、妹にクレーディ王女がいる。

外征を主任務とする王立騎士団を自らも陣頭に立って指揮するなど、サンドリア歴代の王と同じく勇猛な王子である。神殿騎士団を率いる弟のピエージェ王子とは諍いが絶えないが、これにはピエージェ王子が、策略家、慎重派と、性格が正反対なためもあるかも知れない。

装備している鎧は鋼鉄鎧と同じ外見である（ジュノ親衛隊も同じく鋼鉄鎧と同グラ）が、NPCの装備をユーザーのそれと同等に捉え、鋼鉄鎧であると断定し信じ込んでしまった人も少なからずいた模様

ミッションやクエストで見られるサンドリア王家としての誇りや、王家の紋章の入った剣と盾を振るっていることなどを考えれば、他国製の防具を着込むというのも考えにくいことではあるのだが。

。後に、実際はゴールドキュイラスであることが公式設定により明らかになった。

また、フェイスや一部のバトルフィールド等で戦闘時に振るう片手剣と盾は赤い装飾の入った独自グラフィックで、主にナイトをメインとするプレイヤーから実装を希望する声が多く上がっていた。これを受け、蝕世のエンブリオ中の報酬で、ペアリソード及びペアリシールドとして同一のグラフィックの物が入手できるようになった。

剣の腕前は王国で一、二を争うほどであり、配下の騎士団員は勿論の事、経験を積んだ冒険者ですら凌駕するであろう。自国の剣術大会で準優勝の実績もある

ちなみにその時の優勝者は現・神殿騎士団長クリルラ。

。

妹君のクレーディ王女の台詞から推察するに「踊りはとてもとても下手らしい」

一説にはバトルダンスとも。まさに脳筋。（こちらを参照）

。

書の方もなかなかの「達筆」ぶりで、ハルヴァー宰相曰く「キャリオンワームのダンスのようで、解読に数日はかかる」と評されている。しかしそこは血のつながりか弟のピエージェ王子はすんなり解読できる様子。

最近巷で噂になっているアトルガン皇国からの傭兵募集に関する反応はかなりのものらしく、王城内でのこの話題はタブーとなっている。詳しくは語られなかったので内に燃える剣士の血が騒ぐからなのかといらぬ心配が囁かれたが、実際の彼の行動は王立騎士団のトップとして、サンドリア王国の王子としての堂々たるものである。

その外見から20代後半～30代と見られていたが、実は24歳と見た目より若いことが「ヴァナ・ディールトリビューン」にて判明した。

なお、NPCとしてドラギーユ城内に配置されているが、カギのかかった私室にいるため、広域スキャンでしか存在が確認できない。ストーリー上、城を不在にしている期間もあるはずなのだが…その時は身替りの人形でも残しているのだろうか

アトルガンミッション「王子の告白」によると、実際にマネキンや野ウサギを身代わりにして城を抜け出しているらしい。

。

ヴァナ・ディールトリビューン Vol.24 「有名人好感度ランキング」のサンドリア王国編では1位を獲得している。NPC人気投票では15位を獲得した。

アビセアにも登場し、アビセア-ウルガランで抵抗軍の指揮を取る姿を見ることができる。なお、こちらの世界のトリオンはクリルラの片目を奪ってはいない模様。

Trion : わかった、もうよい！
　政治的駆け引き、だと？　守るべきものがあり、
　倒すべき敵がいる……。それさえわかっていれば、
　なにを迷うことがあるというのだ！

2.項　フェイス

2013年12月26日のバージョンアップで実装された。

以下の条件を満たした上で、ドラギーユ城(H-7)の"Door:Prince Royal's Rm"を調べると、フェイス「トリオン」を習得できる。

サンドリアのフェイス使用許可証を所持している。
闇王ミッションのうちいずれか一つクリアしている。

実装当初は、ナイト AF クエスト「誓いの剣」を遂行中だと条件を満たしてもフェイスイベントが発生しなかったが、これは2014年1月21日のバージョンアップで修正されている。

特徴

ジョブ	ナイト／戦士
戦闘タイプ	盾
武器	片手剣、盾
WS	レッドロータス(溶解/炸裂) サベッジブレード(分解/切断) ロイヤルバッシュロイヤルセイバー
アビリティ	挑発(Lv10~)、センチネル(Lv30~)
魔法	ケアル(I～IV)、フラッシュ
その他	オートリフレシュ、ダブルアタック

タゲ持ちにはHP75%以下、その他にはHP50%以下でケアルを使用。
白魔道士がいる時はタゲ持ちもHP50%以下でケアルを使用。
TP1000以上でWSを使用し、連携は狙わない。

サポ戦であり、クリルラと異なり挑発を使用してくれる。
また、使用する種類の関係でWSのダメージ量こそ控えめだがダブルアタックの特性も持ち、戦闘状態に入っている間はフラッシュとセンチネル・挑発を定期的に使用するためタゲ取り能力はなかなかのもの。火力はフェイスの中でも高くはないが、それを補って余りある盾性能を持つ。
ミッション BF参戦時と違い、ロイヤルセイバー使用時に強めの敵対心が発生し、さらにはストンスキンとパリセードの効果まで得られるため、盾役として心強い技になっている。
フラットブレードを使用しなくなり、スタン効果はロイヤルバッシュに集約された形だがWSを即撃ちするため、通常のシールドバッシュを使うフェイスと較べると狙って敵の技を止めるのは難しい。

MP量に余裕があれば味方のHP減少に反応してこまめにケアルを撒いてくれるという特徴があるため、クリルラほどではないがサブヒーラーとしても意外に機能する。
同じ盾タイプの他フェイスと比較すると、ロイヤルバッシュ、ロイヤルセイバーといった連携の邪魔をしない特殊技でTPを消費する事が多くプレイヤーの連携の邪魔をする事が少なめ。また範囲技での巻き込みの心配も無い。

猪突猛進、脳筋王子などの汚名を着せられていた彼だが、フェイスの動きは盾役としての教科書のような立ち回りである。
修行中のナイト諸君は殿下の動きを参考にすると良いかもしれない。

調整・変更

2015年5月14日のバージョンアップ
- 敵対心+の効果が引き上げられた。
2015年8月5日のバージョンアップ
- 敵対心+の効果が引き上げられた。
2016年4月5日のバージョンアップ
- ウェポンスキル「ロイヤルセイバー」に、白魔法「ストンスキン」、アビリティ「パリセード」の効果が追加された。
- ウェポンスキル「ロイヤルバッシュ」の威力を引き上げた。
- ウェポンスキル「ロイヤルバッシュ」の習得レベルを引き上げた。
- ウェポンスキル「サベッジブレード」の習得レベルを引き下げた。
- ウェポンスキル「フラットブレード」を使用しなくなった。
2017年2月10日のバージョンアップ
- すべての魔法スキルが引き上げられた。
2021年11月10日のバージョンアップ
- 自身がアイテムレベル100以上の状態で呼び出した際に、フェイスが装備している盾の性能が引き上げられた。

フェイス契約時の台詞追加

特殊台詞

パーティメンバーにクリルラがいる時にトリオンを呼び出す。
パーティメンバーにラーアルがいる時にトリオンを呼び出す。
パーティメンバーにハルヴァーがいる時にトリオンを呼び出す。
（セリフの優先度はクリルラ＞ラーアル＞ハルヴァー）
ロイヤルセイバーを使用する。

偉大なるドラギーユの王たちよ、我を守りたまえ！

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Trion

記事名読み

注釈1

注釈2

注釈3

注釈4