Destin
フルネームは、「
デスティン・R・ドラギーユ(
Destin R d'Oraguille)」。生年
C.E.824、「現代」において齢60歳。
白髭を豊富に蓄え、頭には王冠、背には紅い
マントという、典型的な「
RPGのおうさま」的容姿の持ち主である
。ゆえ、通称で「王様」と呼ばれることも。
専制国家の君主でありながら、国家の礎は国民にあるという信念の元、国家国民のために老体に鞭打ち政治に勤める名君。
冒険者に対しても威厳を保ちつつ、それでいて決して見下さない態度で接してくる。
老齢ゆえか病床に伏せっていることがあるそうであるが、新進気鋭な若年の王子二人と優秀な
宰相のおかげで国政に支障はない模様。
今の姿から想像するのは難しいが、若い頃は
コンフリクトの選手で、本人いわく「勝つことばかり考えておった」そうで、そうとう御執心であった様子。
トリオン王子の
脳筋は父親からの遺伝なのかもしれない。
ハルヴァー宰相との漫才では威厳たっぷりにツッコミ役を演じる。
皇太子時代に一度、王位についてから一度、計二度暗殺されかかっている。
皇太子時代の時(851年)には、父王
グランテュールが落命し、
デスティン自身は負傷しつつも辛うじて難を逃れたため、その父王の不自然な死を慮って自ら「暫定王」と称していた。
この嫌疑が
晴れたのは、7年後の858年9月のことで、国王暗殺計画が露見したことにより、真相が解明されたからである。
これにより、同年11月に盛大な戴冠式が
サンドリア大聖堂で行われ、時の
教皇より正式に鷲獅子(
グリフィン)冠を授かる。正式な即位はこの時である。
この事件から察するに、815年に
龍王ランペールによって
二王時代が終結されたとはいえ、まだ
東王派の残党が暗躍していたのではないか、内乱の傷が癒えてないのではないか、と思わせる出来事である。
三国ミッション「
魔晶石を奪え」では
クリスタル大戦前の
サンドリアの国情を垣間見ることができるが、長男である
トリオン王子が生まれる前からすでに見事な白髪で白髭をたくわえている。
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