ブロント

記事名読み
ぶろんと/Buront
ネ実に降り立った伝説の聖騎士の通称。
極めて個性的な文体と、類稀なリーダーシップによって、その存在は常に注目の的であり、ナイトたちの憧れである。

モデルとなったプレイヤーも存在するが、そのキャラクターユーザーネ実ブロントと呼ばれる者と同一人物であるという確証は、いまだかつて得られていない。
しかしネ実民にとってオリジナルの有無はどうでもよく
注釈1
本人(ある鯖の特定プレイヤー)に突撃インタビューした、という書き込みもあったが、そのとき本人はブロントではないと否定している。しかしネ実民はそのときのやりとりから「ブロント的性質」を見出し、絶対的な確証は無いにも関わらず彼の名前を充てることにした。
、いかに華麗にブロントを演じきるかが重要とされる。ある種の偶像崇拝といえよう。

彼自身は「ロト」「最高の騎士」などの固定ハンドルネームを使っていたが、ネ実民が彼を指す時にこちらを使うことはほとんど無い。

ブロント崇拝者にとっては「ブロントさん」と、さん付けで呼ぶことが習わしである。
しかし後述の動画や同人ゲームによりネ実外部で人気が出過ぎた結果、ネ実民以外の者が「ブロントさん」とネタを含まず持て囃すようになり今ではネ実においてさん付けで呼ぶことは嫌忌されている。

偉人
ネ実において、その痛い思考パターンと貧弱一般人には真似できない天才的言語センスによって一躍脚光を浴びた、ある(もしくは複数の)ネ実住民。
実際に「ブロント」の関連スレ、あるいは当人と目される人物(群)の書き込みによってネ実ひいては2ちゃんねる全体に与えた影響は計り知れず、


など、枚挙に暇が無い。これらはネ実語として定着するにとどまらず、ヴァナ・ディール内でも好んで使用するプレイヤーもいるようだ。

正体
ブロントの名称はネ実への書き込みの内容から推定されたとあるFFプレイヤーキャラ名であり、「ブロント」という名前自体がネ実上でのコテハンではなく、実際のところネ実で書き込みしていた人物と同一人物なのかは確証はない。

また、本人は対戦型格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズのプレイヤーでもあるようで、アーケード板にも同様の言語センスによる書き込みが残されている。

ネ実の「ブロント」は複数いたとの説もあり、ネットの海が生み出したある種の都市伝説なのかもしれない。
しかしその言語センスは一般人には容易に真似の出来ないものであり、再現にはかなりの技術とセンスを要する。
そうして意図的にブロント調の書き込みをするものを「ブロンティスト」などと呼ぶ。
またブロント調の書き込みがあった場合、その真贋を鑑定し本物かどうかを議論する風潮がある。

キャラクターとしてのブロントは、エルヴァーン♂F2銀髪(レンゲル)にグラットンソードケーニヒシールドナイトAF一式(ガラントアーマー)で表現されている
注釈4
あくまで2ちゃんねる内で形作られたイメージであり、実在したキャラクターと一致しているかは定かではない。また、装備についてもキャラクターとしての「ブロント」が現役の時代であることを意識して、AF最終装備となっている。


余談
2009年には、スクエニとは間接的に関連がある「ファンタジーアース・ゼロ」の公式サイトのエイプリルフール企画にてブロントネタが登場したり、同時期に実装されたアルタナクエストの「朔北の爪牙」のイベント選択肢や、追加シナリオ石の見る夢」のイベントシーン、2010年3月実装クエスト子と父」にもブロントネタを匂わせる演出が見受けられ、更にはFFシリーズの歴代キャラが登場する「ディシディア ファイナルファンタジー」においてもブロントネタが見受けられたりと、公式サイドでも該当ネタをそれなりに認知している様子が窺える。

ブロントネタそのものは誕生から長らくネ実およびFFXIプレイヤーの中での閉じた存在であったが、2008年頃からネ実の枠を飛び越え、2ch各板やニコニコ動画などへと伝播。そこからさらにネット上へと広まりを見せ、本編の有名NPCを差し置いてFFXIで最もメジャーなキャラクターの一人として扱われており、現在ではFFXIをプレイしたことのないブロンティストという存在まで生み出している。他作品とのコラボーレーションも活発であるが、その一方で元ネタを知らず過度に美化された二次創作・三次創作の設定を信じ切っている者、ネ実にコラボレーション対象に関連したスレ
注釈5
当然FF11自体とは何の関係も無い。
を乱立する者もおり、ネ実では賛否がある。

なお、ニコニコ動画でのブロント人気の火付け役とされる動画、「ブロントファンタジー」に、BGMとして島谷ひとみの「深紅」
注釈6
フロムソフトウェア開発、バンプレスト発売のPlayStation 2ソフト「Another Century's Episode 3」テーマ曲
が使用されており、動画の圧倒的な人気から一部ではブロントのテーマのように扱われているが、使用された理由は単にMAD動画作者の趣味である。

2018年11月9日にスタートしたFFXI冒険者再会支援システムでは、公式ヘッダーや登録画面にナイトAFに身を包みグラットンソードを帯びたエルヴァーン♂F2銀髪キャラが配されている。しかも相対しているのは忍者である。もちろん、誰とは明言されていないが何をイメージしているかは確定的に明らかである。長き時を経て彼らもまた再会したのであろうか。

WE ARE VANA'DIEL冒険者座談会第8回において、ゲスト出演の打診を検討したが本人が突き止められなかったため断念したと電撃の旅団Oshoが発言している。


2022年5月のグランブルーファンタジーでのコラボイベントでは最も有名な語録であろう「俺の怒りが有頂天」が称号の一つに選ばれた。
関連項目
内藤】【グラットンソード

外部リンク

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