強化魔法スキル(きょうかまほうすきる/Enhancing Magic Skill)
強化魔法を使用する際に詠唱中断率などの基準となるスキル。
以下の魔法が強化魔法に該当する。
本スキルは詠唱中断率を除くと、エン系、属性バ系、アディ系、ゲイン系、ストンスキン、ファランクス等の効果に影響する。詳しい効果は各魔法の項目を参照。
なお上記魔法効果のブーストに影響するスキル値には上限があり、Lv75キャップ時代で上限300、2011.12.15のLv99キャップ開放時点ではスキル値500で効果上限に到達していた。
その後のIL時代ではストライIIなどが、スキル500以降も効果が得られるとの報告がある。
最もスキルが高いのは赤魔道士であるが、赤魔道士の強化魔法は全て単体か自分専用である。次点の魔導剣士も同様。
そのため、白のグリモア一つでスキルが並び、範囲化できるアビリティを持つ学者、範囲化されている強化魔法が多く、メリットポイントのカテゴリーの多くが強化魔法に割り振られている白魔道士が担う部分が多い。
これらのジョブと同パーティの赤魔道士は、リフレシュやヘイスト等の範囲化とは無縁の強化魔法を担うことになる。
黒魔道士は強化魔法スキルを有してはいるが、ジョブ単体では詠唱中断率を下げるくらいしか強化魔法スキルの恩恵を受けることできない。ナイトもファランクスに影響するのみである。*1
敵に掛ける魔法と比べ強化魔法のスキルは上がりにくい。スキル上げを行う際は呼び出したフェイスに魔法を掛けるとよい。
かつてはビシージに参加し五蛇将などの味方NPCにプロテスを掛け続けたり、あるいはフェローを育ててこれを対象とすることもあった。
なお、NPCを対象とする場合はそのキャラクターレベル+7のスキルキャップまでしか上がらない。
Lv75キャップ時代まではブースト装備も少なく多くのプレイヤーにはあまり重要視されないスキルであったが、その開放以降スキル値に応じて効果が変動する魔法、アディ系、ゲイン系、ストライ、オーラが次々と追加され、強化魔法スキルへの関心と装備の人気が高まった。
後にオーラの仕様は変更されたものの属性攻撃に対するバ系の有用性が注目されるなど、強化魔法スキルの重要性は依然として高い。
なお、強化魔法スキルの上昇に従い魔法の効果が増すものの多くはスキル値500で上限に達するが、魔法剣とストライIIについては500を越えてさらに効果が増すことが判明している。
白魔道士の使用可能な強化魔法には500以上で効果が上昇するものは基本的にない為、500を目安にするとよい。
以下の例は強化魔法効果時間延長オーグメントを施したテルキネ装束の併用を考慮している。
なお、属性バ系魔法を唱える際にはベニフィクスやEBブリオー+1、PIパンタロン+3、アラウナスケープを用い、強化魔法スキルと同時に属性耐性魔法効果を強化するように調整するとよい。
スキル500でキャップするバ系魔法やファランクス等を使用する際は、「強化魔法の効果時間」延長装備や効果アップ装備を用いたほうがよい。
この場合はメリポとギフト、マスターレベルでスキル500を達成することとなり、スキル装備は不要となる。強化魔法の効果時間が大幅にアップするLTウゾー+3が有用なため、マスターレベル9でキャップと考えても良い。
しかしエン系とストライIIに関してはスキル600を超過しても効果が上がる様なので、突き詰める場合は詠唱の際に全力で上げた方がよいだろう。
実質的にファランクスのみ、かつファランクスにはより有用な被ファランクス+装備が豊富であり、その上で盾役として被弾しながらスキルブーストまで意識して着替えるのが難しかった。
特にナイトの場合、被ファランクス+と被ダメージ-やHP+が共存する装備が多いため、下記装備でスキルブーストするより被ファランクス+装備で固めたほうが盾性能をあまり落とさずに高い効果を出すことができる。
ただ、ヴォルトオーベール以降重装ジョブにも高魔回避の装備が増えたことに加え、マスターレベルによってサポ剣の実用性が上がった事により属性耐性魔法を使用する機会ができたため、スキルを上げることが無駄ではなくなった。
ナイトの盾性能は装備に依存しているため、戦闘中にスキルブースト特化で着替えるのも難しいが、効果値が+1される閾値は意識したい。
さらにギフト(60/360/910/1710)で計+36を得られる。
学者の使用可能な強化魔法には500以上で効果が上昇するものはない為、500を目安にするとよい。この場合アクセサリーによってスキル値を稼ぎ、他の部位は「強化魔法の効果時間」延長装備や効果アップを用いたほうがよい。
令狸執鼠の章を用いて効果時間を延長する際にはアバテルブレーサーの有用性が高いため、両手装備は空けておきたい。アビリティを用いない場合は効果時間延長オーグメントを施したテルキネ装束がよい。
なお、武器枠についてはオーグメント付きの麒麟棍(最大+12)やガーダ(+18)があるほか効果時間延長のムサなどがあるが、武器枠の変更はTP消失を伴うため、ミルキルやスピリットテーカー等のMP補給に支障を来たす点に注意が必要となる。
アビリティ効果の有無でスキル値が70異なるため、以下装備例は分けて記載している。
マスターレベル実装当初は不具合により白のグリモアを使用してもLv99時のB+のままだったが、2021年12月10日のバージョンアップで修正された。
盾役を担うことがほとんどであることから、ファランクスやストンスキンといったスキル500がキャップとなる魔法がターゲットとなる。
敵のターゲットを取ったまま魔法詠唱することを前提とするならば被ダメージカットにも気を配りたい。
その際は最大HPや魔法詠唱中断率、強化魔法の効果時間延長と考慮すべき点が多数あり、取捨選択が必要となる。
ファランクス詠唱時にはFUバンド+3や被ファランクス+のオーグメントを施したヘルクリア装備との併用も考えたい。
ショックウェーブなどのWSを撃つためにもTPリセットを伴う武器やグリップの変更は避けたいところ。
マスターレベル実装により、メリポとギフト、マスターレベルでスキル490となり、アクセサリ1つ追加でスキル500を達成することができるようになった。
※印はオーグメント性能。
以下の魔法が強化魔法に該当する。
- エン系(エンライト・エンダーク除く)・オースピス・スパイク系・リアクト・ストライ
- プロテス・シェル
- バ系
- ブリンク・ストンスキン・アクアベール・ファランクス
- ヘイスト系・スナップ系
- リジェネ系・リフレシュ系
- イレース
- アディ系・ゲイン系
- 移動魔法(テレポ・リコール系・デジョン・リトレース・エスケプ)ただしトラクタは強化魔法ではなく暗黒魔法
- MGS魔法(デオード・スニーク・インビジ)
- 陣・悪事千里の策・暗中飛躍の策・鼓舞激励の策・オーラ
- フォイル
- クルセード
Job | スキルランク | 備考 |
---|---|---|
赤魔道士 | B+ | |
魔導剣士 | B- | |
白魔道士 | C+ | |
ナイト | D | |
学者 | D(B+) | 白のグリモア等によりB+相当 |
黒魔道士 | E |
本スキルは詠唱中断率を除くと、エン系、属性バ系、アディ系、ゲイン系、ストンスキン、ファランクス等の効果に影響する。詳しい効果は各魔法の項目を参照。
なお上記魔法効果のブーストに影響するスキル値には上限があり、Lv75キャップ時代で上限300、2011.12.15のLv99キャップ開放時点ではスキル値500で効果上限に到達していた。
その後のIL時代ではストライIIなどが、スキル500以降も効果が得られるとの報告がある。
最もスキルが高いのは赤魔道士であるが、赤魔道士の強化魔法は全て単体か自分専用である。次点の魔導剣士も同様。
そのため、白のグリモア一つでスキルが並び、範囲化できるアビリティを持つ学者、範囲化されている強化魔法が多く、メリットポイントのカテゴリーの多くが強化魔法に割り振られている白魔道士が担う部分が多い。
これらのジョブと同パーティの赤魔道士は、リフレシュやヘイスト等の範囲化とは無縁の強化魔法を担うことになる。
黒魔道士は強化魔法スキルを有してはいるが、ジョブ単体では詠唱中断率を下げるくらいしか強化魔法スキルの恩恵を受けることできない。ナイトもファランクスに影響するのみである。*1
敵に掛ける魔法と比べ強化魔法のスキルは上がりにくい。スキル上げを行う際は呼び出したフェイスに魔法を掛けるとよい。
かつてはビシージに参加し五蛇将などの味方NPCにプロテスを掛け続けたり、あるいはフェローを育ててこれを対象とすることもあった。
なお、NPCを対象とする場合はそのキャラクターレベル+7のスキルキャップまでしか上がらない。
Lv75キャップ時代まではブースト装備も少なく多くのプレイヤーにはあまり重要視されないスキルであったが、その開放以降スキル値に応じて効果が変動する魔法、アディ系、ゲイン系、ストライ、オーラが次々と追加され、強化魔法スキルへの関心と装備の人気が高まった。
後にオーラの仕様は変更されたものの属性攻撃に対するバ系の有用性が注目されるなど、強化魔法スキルの重要性は依然として高い。
各ジョブごとの強化魔法スキル装備例 編
強化魔法スキルの他にそれぞれの魔法効果を増す装備や効果時間を延長する装備が存在するため、一概にスキル値だけを増せば良いわけでもないが、一例として以下に挙げる。なお、強化魔法スキルの上昇に従い魔法の効果が増すものの多くはスキル値500で上限に達するが、魔法剣とストライIIについては500を越えてさらに効果が増すことが判明している。
白魔道士 編
スキルランクはC+(378)。白魔道士の使用可能な強化魔法には500以上で効果が上昇するものは基本的にない為、500を目安にするとよい。
以下の例は強化魔法効果時間延長オーグメントを施したテルキネ装束の併用を考慮している。
なお、属性バ系魔法を唱える際にはベニフィクスやEBブリオー+1、PIパンタロン+3、アラウナスケープを用い、強化魔法スキルと同時に属性耐性魔法効果を強化するように調整するとよい。
カテゴリー | 名称 | スキル | 備考 |
---|---|---|---|
メインウェポン | ガーダ | +18 | |
胴 | テルキネシャジュブ | +12 | |
両足 | TEダックビル+3 | +21 | 強化魔法の効果時間+10% |
耳 | アンドアーピアス | +5 | |
メリットポイント | +16 | ||
マスターレベル | +50 | ||
スキルC+ | 378 | ||
合計 | 500 |
赤魔道士 編
スキルランクはB+(404)。さらにギフト(80/405/980/1805)で計+36を得られる。カテゴリー | 名称 | スキル | 備考 |
---|---|---|---|
メインウェポン | プクラトムージュ+1 | +11 | |
サブウェポン | フォフェンド+1 | +10 | Aug |
頭 | ビファウルクラウン | +16 | |
首 | インカンタートルク | +10 | |
胴 | VIタバード+3 | +23 | |
両手 | VIグローブ+3 | +24 | Aug 強化魔法の効果時間延長 |
腰 | オリンポスサッシュ | +5 | |
両脚 | ATタイツ+3 | +21 | |
両足 | LTウゾー+3 | +35 | 強化魔法の効果時間+40% |
背 | ゴストファイケープ | +10 | Aug |
耳 | ミミルピアス | +10 | |
耳 | アンドアーピアス | +5 | |
指 | スティキニリング+1 | +8 | |
指 | スティキニリング+1 | +8 | |
メリットポイント | +16 | ||
ギフト | +36 | ||
マスターレベル | +50 | ||
スキルB+ | 404 | ||
合計 | 702 |
スキル500でキャップするバ系魔法やファランクス等を使用する際は、「強化魔法の効果時間」延長装備や効果アップ装備を用いたほうがよい。
この場合はメリポとギフト、マスターレベルでスキル500を達成することとなり、スキル装備は不要となる。強化魔法の効果時間が大幅にアップするLTウゾー+3が有用なため、マスターレベル9でキャップと考えても良い。
しかしエン系とストライIIに関してはスキル600を超過しても効果が上がる様なので、突き詰める場合は詠唱の際に全力で上げた方がよいだろう。
ナイト 編
スキルランクはD(334)。実質的にファランクスのみ、かつファランクスにはより有用な被ファランクス+装備が豊富であり、その上で盾役として被弾しながらスキルブーストまで意識して着替えるのが難しかった。
特にナイトの場合、被ファランクス+と被ダメージ-やHP+が共存する装備が多いため、下記装備でスキルブーストするより被ファランクス+装備で固めたほうが盾性能をあまり落とさずに高い効果を出すことができる。
ただ、ヴォルトオーベール以降重装ジョブにも高魔回避の装備が増えたことに加え、マスターレベルによってサポ剣の実用性が上がった事により属性耐性魔法を使用する機会ができたため、スキルを上げることが無駄ではなくなった。
カテゴリー | 名称 | スキル | 備考 |
---|---|---|---|
メインウェポン | プクラトムージュ+1 | +11 | |
サブウェポン | フォフェンド+1 | +10 | Aug |
頭 | カマインマスク+1 | +11 | |
両脚 | RVブリーチズ+3 | +19 | |
首 | インカンタートルク | +10 | |
背 | 慈悲の羽衣 | +5 | |
腰 | オリンポスサッシュ | +5 | |
耳 | ミミルピアス | +10 | |
耳 | アンドアーピアス | +5 | |
指 | スティキニリング+1 | +8 | |
指 | スティキニリング+1 | +8 | |
メリットポイント | +16 | ||
マスターレベル | +50 | ||
スキルD | 334 | ||
合計 | 502 |
ナイトの盾性能は装備に依存しているため、戦闘中にスキルブースト特化で着替えるのも難しいが、効果値が+1される閾値は意識したい。
学者 編
スキルランクはD(334)だが白のグリモアを使用することでB+相当(404)となる。大悟徹底の効果中も同様。さらにギフト(60/360/910/1710)で計+36を得られる。
学者の使用可能な強化魔法には500以上で効果が上昇するものはない為、500を目安にするとよい。この場合アクセサリーによってスキル値を稼ぎ、他の部位は「強化魔法の効果時間」延長装備や効果アップを用いたほうがよい。
令狸執鼠の章を用いて効果時間を延長する際にはアバテルブレーサーの有用性が高いため、両手装備は空けておきたい。アビリティを用いない場合は効果時間延長オーグメントを施したテルキネ装束がよい。
なお、武器枠についてはオーグメント付きの麒麟棍(最大+12)やガーダ(+18)があるほか効果時間延長のムサなどがあるが、武器枠の変更はTP消失を伴うため、ミルキルやスピリットテーカー等のMP補給に支障を来たす点に注意が必要となる。
アビリティ効果の有無でスキル値が70異なるため、以下装備例は分けて記載している。
白のグリモア・大悟徹底時 編
赤魔導士と同様、メリポとギフト、マスターレベルでスキル500を達成することとなり、スキル装備は不要となる。強化魔法の効果時間がアップするPDガウン+3が有用なため、マスターレベル25でキャップと考えても良い。マスターレベル実装当初は不具合により白のグリモアを使用してもLv99時のB+のままだったが、2021年12月10日のバージョンアップで修正された。
カテゴリー | 名称 | スキル | 備考 |
---|---|---|---|
胴 | PDガウン+3 | +19 | 強化魔法の効果時間+12% |
メリットポイント | +16 | ||
ギフト | +36 | ||
マスターレベル | +50 | ||
スキルB+ | 404 | ||
合計 | 525 |
上記の効果外 編
学者の本来のスキルランクはDであることから、要求される強化魔法スキル装備が多くなる。カテゴリー | 名称 | スキル | 備考 |
---|---|---|---|
首 | インカンタートルク | +10 | |
胴 | PDガウン+3 | +19 | 強化魔法の効果時間+12% |
背 | フィフォレケープ+1 | +9 | |
耳 | ミミルピアス | +10 | |
指 | スティキニリング+1 | +8 | |
指 | スティキニリング+1 | +8 | |
メリットポイント | +16 | ||
ギフト | +36 | ||
マスターレベル | +50 | ||
スキルD | 334 | ||
合計 | 500 |
魔導剣士 編
スキルランクはB-(388)。さらにギフト(125/450/1050/1900)で計+36を得られる。盾役を担うことがほとんどであることから、ファランクスやストンスキンといったスキル500がキャップとなる魔法がターゲットとなる。
敵のターゲットを取ったまま魔法詠唱することを前提とするならば被ダメージカットにも気を配りたい。
その際は最大HPや魔法詠唱中断率、強化魔法の効果時間延長と考慮すべき点が多数あり、取捨選択が必要となる。
ファランクス詠唱時にはFUバンド+3や被ファランクス+のオーグメントを施したヘルクリア装備との併用も考えたい。
ショックウェーブなどのWSを撃つためにもTPリセットを伴う武器やグリップの変更は避けたいところ。
カテゴリー | 名称 | スキル | 備考 |
---|---|---|---|
耳 | ミミルピアス | +10 | |
メリットポイント | +16 | ||
ギフト | +36 | ||
マスターレベル | +50 | ||
スキルB- | 388 | ||
合計 | 500 |
マスターレベル実装により、メリポとギフト、マスターレベルでスキル490となり、アクセサリ1つ追加でスキル500を達成することができるようになった。
強化魔法スキル装備一覧 編
オーグメント化する時に強化魔法スキルが付与される装備もある。オーグメントがついた段階でAug属性もつくことに注意。※印はオーグメント性能。
関連項目 編
【魔法スキル】【神聖魔法スキル】【暗黒魔法スキル】【回復魔法スキル】【弱体魔法スキル】【精霊魔法スキル】【召喚魔法スキル】【青魔法スキル】【歌唱スキル】【管楽器スキル】【弦楽器スキル】【忍術スキル】【風水魔法スキル】【風水鈴スキル】【強化魔法効果時間】- *1
- リアクトは不明。