悪事千里の策

記事名読み
あくじせんりのさく/Animus Augeo
学者専用白魔法の一つ。強化魔法に属する。
2010年9月9日のバージョンアップで追加された。
標的のパーティメンバの敵対心を上がりやすくする。

名称属性MP習得可能レベル詠唱再詠唱効果時間
悪事千里の策21---853秒10秒180秒

パーティ内の対象PCに「敵対心アップ」(敵対心+20)の効果。
暗中飛躍の策とはお互いに上書きが可能。

アイコン闇属性だが、なぜか内部の属性光属性になっていた。この不具合は2011年12月15日のバージョンアップで修正されている。

暗中飛躍の策と併用することで敵対心の差は30となり、相対的に凄まじい敵対心の差別化を計れる。

普段盾役を担うことの少ないプレイヤーには実感がしづらいが、この敵対心30の差はかなり大きくヘイトコントロールに影響する。
盾役にのみ悪事千里の策をかけ、他メンバーに暗中飛躍の策をかけることで、ヘイトリセットがおきない限りはほぼターゲットを固定出来る為、ナイト忍者の盾では有効なのはもちろん、ヘイト稼ぎの手段が限られるシーフ青魔道士には特に有効。
アートマなどによる敵対心調整と合わせれば、仕様変更以降マイナーとなっていた赤盾が有効に機能するレベルに達する。
アタッカー黒魔道士がいかんなく力を発揮できる為、長期戦になる強敵とは対する場合は、必須ともなる可能性を持つポテンシャルを持っている。
逆に後衛にとっては固定ヘイト値の回復魔法を持たず、ヘイト上昇量の多いケアル4を連射することになる赤魔道士学者でも、タゲを奪うことなくヒーラーを務めることができ、さらに元々白魔道士の持つ固定ヘイト回復魔法と組み合わされば絶対とも言える安定を維持できる。

問題点としては効果が見た目には実感しづらく、ヘイトコントロール敵対心の仕組みに理解のあるプレイヤーが揃っていないと、その性能を発揮出来ない点であろうか。

2014年6月17日のバージョンアップで同じ敵対心アップ魔法としてナイト魔導剣士クルセードが、忍者月下の術実装された。
どちらも悪事千里の策より効果が高いため、これらのジョブに対しては使用を控える場合がある。
スクロールの入手方法
スクロールRare属性を持っている。

エリア座標NPC価格
バストゥーク商業区〔S〕L-10Silke29,925G

この他、アビセアの死闘エリア宝箱Sturdy Pyxis)から出ることがある。
標準価格1,575ギル店売り可。
名称について
悪事千里とは「悪い行為や評判は、またたくまに世間に知れ渡ること」を意味する。
英名のAnimusはラテン語で「精神、魂」、Augeoは「大きくする」という意味。
いずれも暗中飛躍の策とは対称的な名前になっている。
関連項目
暗中飛躍の策】【クルセード】【月下の術

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