エンハンストルク

記事名読み
えんはんすとるく/Enhancing Torque
首装備の一つ。2003年10月21日のバージョンアップで追加された。

ムーンオーブを用いたBFNM第11軍団独立支隊」「潜行特務隊」の戦利品の一つ。
主に、エン系ファランクス系を詠唱する際に着替えることで効果を強化するために、マイバッグに余裕のある後衛が使用する。

ただし、エン系ファランクス系の強化魔法の効果は、その計算方法の特性上、強化魔法スキルが一定値に達するごとに、段階的に強化される。そのため、スキルブーストしても一定値に届かなければ、結果は変わらない。装備後のスキルを計算して使用しないと、装備するだけ無駄になることも考えられる
注釈1
装備するに足る効果があるかどうかは個々の判断によるが、エンハンストルクによって効果が上がったとしても、それは+1されるかどうかというレベル。


また、他の強化魔法用の装備としても、効果を知って使用しなければならない。
例えば、ストンスキン強化魔法スキルに応じて吸収量が上がるが、エンハンストルク装備によってアップするダメージカット量は、約4~6
注釈2
詳細な計算はストンスキンの項を参照。

これに対して、MNDブースト装備約束バッジMND+5)では約10~15ダメージカット量アップが期待できる。さらに、「ストンスキン効果アップ」という性能を持つストーンゴルゲットであれば、30ダメージカット量がアップする上に、このカット量はストンスキンダメージカット上限値にも影響されない。
このため、ストンスキン強化する目的でエンハンストルク装備する意味は薄い。

バ系強化という目的も考えられるが、耐性が+になっていればよいという視点で語られる事も多く、軽視されがちである。

結果的に、今ひとつ人気がなく、BF戦の戦利品としてもはずれドロップ扱いを受けていたのだが、「アルタナの神兵」で学者が登場したことにより以前より需要は増え、多少ではあるが値上がって取引されている。
これは、学者というジョブが、本来は自分自身にしか効果がなかった強化魔法エン系ファランクスなど)をアビリティで範囲化することによって他の仲間に対してかける事ができる為である。それらの範囲化された魔法の効果は詠唱者のスキルステータスに依存しているため、学者エンハンストルク装備することによって上昇した分はそのままPT全体の攻撃能力や防御能力の向上に直結することになる。
またオーラの追加により強化魔法スキルの重要性が増したこともあり需要が更に増加したため、一転してあたりドロップへと変貌した。

尚、競売で安易に購入できる強化魔法スキル+の装備は数少なく、この装備が最高峰の+7という数値を誇る。
だが、アトルガンミッションの進行という前提条件があるとはいえ、比較的容易に手に入るコロッサストルクというほぼ上位互換装備があるため、あまり出番がある装備ではない。

売却標準価格は3,225ギル
関連項目
ムーンオーブ

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