ナポレオン戦争後の欧州で戦後処理を決定するウィーン会議が開催され(1814~1815)、欧州の各国代表(皇帝・国王・外相・etc...)が一堂に会した。利害調整の場である会議は欲の張り合いとなって遅々として進まず、外交
戦術の一環として連日舞踏会が続くばかり。このためウィーン会議は「
会議は踊る、されど進まず」と揶揄された。
結局ウィーン会議は敗戦国フランスのタレーラン外相が舌先三寸で一番おいしいところを持って行くという歴史に残る結末になったが、勢ぞろいした「
King」と
冒険者一行の舞踏会は腕力で勝利するしかない。
英語タイトルのRambleは「ぶらぶらする」という意味なので、意訳すれば「王様のお散歩」と言ったところか。同音のRoyal Rumbleになるとアメリカのプロレス団体WWEの特別興行のタイトルになり、同興行で開催されるバトルロイヤル形式の試合が
BFを連想させる。二つの意味をかけてのネーミングなのだろう。