土竜作戦

記事名読み
もぐらさくせん/Excavation Duty
レベロス風穴/ハルブーン監視哨で行われる二等傭兵アサルト
我が軍は風穴を利用してのハルブーン攻略作戦を準備中である。
しかし、偵察により予定経路が途中で落石により塞がれていることが判明した。
アサルト要員は風穴に急行。落石を破壊し、皇国軍本隊の侵入経路を確保せよ。

作戦領域:レベロス風穴
作戦目標:落石の破壊
募集要員:レベル50 1~6人
作戦戦績:3,300
戦闘有無:選択可
開始位置:G-11
ゴール位置:F-10


内容
ダンジョン内に全部で5箇所に設置されたBrittle Rock(以下「岩」)を破壊することが目的となる。岩は敵キャラクター扱いであるが、一切移動も攻撃も行ってこない。ただしこちらの攻撃は「回避」することもある。

岩を破壊する手段は3つある。
  1. 攻撃を加えてHPを0にする。
  2. キキルンを倒したときにたまにドロップするキキルンマインを使用して破壊する。
    但し、キキルンマイン使用者が岩に対してオートアタック状態でないと不発になり、使用したキキルンマインは失われるので注意。
  3. ボム自爆を当てる。

攻略
火力があるジョブであればソロによるクリアも可能。運や手間がかかる2や3の方法を取るより、1の方法で集中したほうが無難にクリアできる。

マップはそれなりに広く、北東奥の岩からゴール地点までは数分かかるので、移動速度アップ装備があるとよい。
1の方法では岩のダメージカット率が異常に高く、壊すのになかなか時間がかかる。
2の方法は一撃で破壊可能だがドロップに運がかかわる。なお、キキルンマインキキルンを倒した時点で誰かのテンポラリアイテム欄に追加される。
3の方法は条件は不明だが岩に当たらず失敗する可能性が高い上に死亡リスクも高い。

この3つのうちのどれかを選択することになるので、構成や戦力に応じて選ぶ必要がある。

Lv75キャップ時代にもっぱら行われていたのは、運に関わらず、死亡の心配もなく、戦法の確立されている1の方法である。

岩の破壊は、黒魔道士赤魔道士サポ黒、及び暗黒騎士であればソロで可能である。
黒魔道士赤魔道士の場合は、バイオ精霊弱体などのスリップ魔法を常時切らさずにかけておき、その上でMPが続く限り弱めの精霊魔法を連発するだけで、多少時間はかかるものの破壊出来る。ただし、ポイズンだけは完全にレジストしてくるので使わない事。一般的にはバーンチョークショックバイオIIを使用する。
なお組み合わせとしてはフロストラスプドラウンも可能だが、ラスプ土属性の為レジストされる場合があるようだ。

このとき武器スキル青字ならば接近して構えておくことで、各種魔法を撃つ切れ目に殴ってダメージを稼ぐこともできる。さらに赤魔道士エン系のDが20を超える場合
注釈1
強化スキル256(レベル75青字)+フェンサーリング潜在発動か、エンII系を使えばよい。
、追加ダメージ1を与えることが可能。
このことから、岩は95%の被ダメージカット特性を持つことがわかる。

暗黒騎士の場合はバイオを維持しつつ殴り続け、アブゾタックなどを併用して削ればいい。サポ戦などでも問題なく破壊できるが、サポ黒精霊弱体を併用する手もある。精霊魔法については撃たない方が無難。いずれにせよMPの消費が激しいので、ジュースサンクションリフレシュなどのMP回復手段(+移動のためにプリズムパウダーなど)を用意しておく必要がある。

なお、黒魔道士赤魔道士に比べると、北岩のソロ役に暗黒騎士という選択は浸透していない場合が多いようである。バイオアブゾタックという優秀な魔法を持っているにも関らず、当の暗黒騎士自身がソロ可能なことを知らないケースも少なくない。実際には暗黒騎士でも十分ソロ撃破が可能なので、機会があれば試してみて欲しい。
注釈2
スキル上げ目的の募集に乗ってみるなどすれば気軽に試すことができるだろう。


前衛陣としては手数与ダメも多い戦士モンク忍者竜騎士子竜や、フロストより強力なコールドウェーブMPが続く限り強力な物理青魔法を連打できる青魔道士攻撃力が高くサポ黒であればスリップ魔法も完備、さらにアブゾタックTPも吸い放題な暗黒騎士、などが有効とされている。戦士両手斧アーマーブレイクを撃つと、より効率良く破壊できるだろう。

基本的に、スリップ魔法が使えるジョブ2名+上記の物理アタッカー2名でこのアサルトに挑むのが、現在の主流となっているようだ。ここにいない非力な前衛ジョブであっても、相方の殴り性能次第では融通が利く。

岩は全部で5つあり、いきなり道を塞ぐ始めの1個を全員総がかりで破壊した後は、道を分岐して北のはずれに1個と、東側に連続で3個並んでいる。北の1個は黒魔道士赤魔道士暗黒騎士ソロに任せて、残ったメンツで東側へ向かう作戦が多い。
このような配置のため、スリップ持ちのジョブを用意するのは2人で、3人以上いても無駄になってしまう。

5つ目を破壊するとゴールが出現するが、最初のスタート地点の近くなので、北の壁をソロで破壊したプレイヤーは、北東に合流せずに先に一人で南西のゴールに向かっておくとよい
注釈3
当時は移動速度アップ手段が限られていたため、北東3個コース最後の岩からゴールまでは走って約6分程の時間がかかった。


道中のキキルンシーフタイプと狩人タイプが配置されているが、絡んでこない。シーフタイプは回避率が高く、倒すのに時間が掛かる。狩人タイプはHPを削っても近づいて来ないため、黒ソロなどで狩ることも可能。北の壁を破壊しにいった黒や赤が精霊魔法を駆使して倒してキキルンマインドロップを狙うことも有用である。また、キキルンはかなり遠くからでもリンクするので注意。

ボムは最初の岩の前後に1匹ずつと東側の1個目の岩の手前に3匹、ゴール前に1匹と、計6匹配置されている。インビジでやり過ごしてしまうと破壊活動の現場までは感知してこない。

Rockに対するスリップダメージ効果一覧

スキル上げとして
本作戦のBrittle Rockは全く反撃せず、レベル無制限であれば内部レベルがLv80に設定されている。
注釈4
2011年2月14日現在 Lv80相当まで上昇を確認。
このため時折スキル上げの相手として利用される。

ソロで突入でき、ひたすら最初の岩を殴り、魔法を唱え続け30分…というケースが多く、非常にアクセスもお手軽で短時間、しかもレベル制限をかけることで幅広いスキル帯に対応可能と言うことで、チケットが余り気味の人にとっては都合がよい。ただしクリア作戦戦績目的の募集で、スキル上げをするような事はしない方が賢明。またスキル上げは可能だが、経験値が取得できない敵なので、潜在消しはできない。

注意点としては、Brittle Rockは95%の強力なダメカットをもつこと。武器スキルを上げるには最低1ダメージ以上を出さなければいけないので、極端にスキルが低い場合には使えない。またレベル無制限でも岩のレベルは80止まりなので、Lv80相手に上がるスキル以上にスキルは上がらない。レベル80の敵と戦った時のスキル上限に達している場合はスキル上げに利用することはできないので注意。

なお、2011年2月15日のバージョンアップでは「丁度」の敵でもスキルキャップまで上がるようになったため、Lv82相当までスキル上げが可能。
過去の仕様
Lv75キャップ時代、及び人数緩和(1人~突入可能)が行われる前は、ラミア13号討伐作戦秘密訓練所急襲作戦と並んで募集の多いアサルトの一つだった。少人数で攻略可能なこと、作戦戦績が比較的多いこと、同所一等レベロス補給作戦が難易度が高いことが人気の理由である。バージョンアップ以前には前1+後2の3人でもクリアできた。

その後、バージョンアップにて岩のHPが大幅(1.5倍程度)に増やされるという修正が入ったのだが、前衛がもう一人必要になっただけで攻略方法自体に変化がでたわけではないという経緯がある。その後はもっぱら作戦戦績目的の4人での募集が多くなった。

この往時の人気を反映してか、15周年エミネンス・レコードでは目標「北の壁はソロでやります」としてこのアサルトが選ばれている。

名称
土竜の読み方は”もぐら”と思われるが国語的には”どりゅう”と読んでも決して誤りではない。英語表記を和訳すると「穴掘り任務」。そのまんまである。またその作戦内容から英語圏のプレイヤーを中心に【ロッククラッシャー】【アサルト】などと呼ばれることもある。
関連項目
アサルト】【ストームピアス

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