アルザビと
ワジャーム樹林、
バフラウ段丘の
エリア境界にある緩衝地帯の何処かに設定されている軍事的境界区分。
外から見ると城壁までは一本道なので城壁のことと思われる。
蛮族軍は小道の端っこの辺に抜け道(穴?)を造ってそこから市街地へ進んでいる
市街戦直前に外で敵の動きを観察していると、
蛮族軍がこのポイントに吸い込まれるように消えていく様を見ることができる。
。
小細工を弄し、狙撃されやすそうな城壁前を隊伍を組んでゾロゾロ通ったりしない点だけ見れば、
蛮族軍も馬鹿の集団ではないらしい。
なお、3つの
蛮族勢力はそれぞれ独立した編制であるため、場合によっては挙兵のスケジュールがかち合ってしまうこともある。
例えば、
死者の軍団と
アルザビで交戦中に
トロール傭兵団が
バルラーン絶対防衛ラインを突破してしまう、といった具合に。
この場合2つまたは3つの
蛮族勢力が同時に
アルザビを蹂躙するのかというと…実際はそんなことはなく、律儀にも先に
アルザビを攻めている勢力が攻め終えるまでこの
バルラーン絶対防衛ライン~
アルザビ間のどこか(つまり
PCに見えない空間)で順番待ちをしてくれている。
2つ以上の
蛮族勢力が同時に攻めてくるという、タダでさえ重い集団戦をより重くさせるようなシステムにはできなかったのが実際の理由なのだろうが、「
蛮族」と呼ばれる割にはなんとも紳士的な連中である。
しかし、「
魔笛の強奪」という同じ目的の国同士が協力して攻城するのも無理があるだろう。いざ
アルザビから
魔笛を奪取した後、
蛮族同士で不毛な奪い合いをするよりは、他の連中が敗走した後に漁夫の利を狙った方が利口である。
ましてや、生きている
マムージャ族や
トロール族にとって、
アンデッド族がひしめく
死者の軍団の中に飛び込みたくないと思うのも考えられなくもない。各軍団が退却時に
デジョンを使うところ見ると、もしかすると我々に見えない侵入路で、後発の軍団を阻止するための
獣人同士の熾烈な戦いが繰り広げられているのかもしれない。
なお、一部では名前に反してここを突破されなくては
ビシージが始まらない事から、「絶対破られる防衛ライン」と呼ぶ向きもあるとかないとか。
その辺の真相は
アトルガンミッションを進めて行くうちに明らかになるだろう。