変換装備

記事名読み
へんかんそうび
プロパティ変換」を持つ装備のこと。様々な変換内容を持つ装備がある。

概要
Lv75キャップ時代は、主に一定量のHP(最大HP)を同値のMP(最大MP)に、あるいはその逆へと「変換」する特性のついた装備のことを指していた。アストラルリングの「25HPMP変換」が有名である。

他には被ダメージMP変換する装備幽界の耳ヴァラーサーコートVLサーコート+1)も存在するが、こちらは被ダメージ自体を減らすことはできず受けたダメージ量に応じてMP回復する仕組みになっており、他の変換装備とは系統が異なるようだ。
与ダメージ変換するもの
分類名称変換内容Lv
IL
ジョブ
片手剣ティソーナ与ダメージを時々MP変換75
与ダメージを時々MP変換II80
与ダメージを時々MP変換III85
与ダメージを時々MP変換IV90
与ダメージを時々MP変換V95
99
119
セイズルコタルディ与えた属性魔法ダメージの2%をMP変換99
スピコナコート与えた属性魔法ダメージの2%をMP変換109
SPコート+1119
SPコート+2
SPコート+3

ティソーナ与ダメージの約10~20%をMP変換し、ランクが上がるごとに発動率が上がっていく。

被ダメージ変換するもの
同枠の効果は加算される。

分類名称変換内容Lv
IL
ジョブ
オハン盾発動時に被物理ダメージの25%をMP変換90
盾発動時に被物理ダメージの30%をMP変換95
盾発動時に被物理ダメージの35%をMP変換99
CDアーメット+1被物理ダメージの3%をMP変換85
CDアーメット+1被物理ダメージの5%をMP変換
シバリエアーメット被物理ダメージの5%をMP変換109
CVアーメット+1被物理ダメージの6%をMP変換119
CVアーメット+2被物理ダメージの7%をMP変換
CVアーメット+3被物理ダメージの8%をMP変換
ヴァラーアーマーかばう性能アップ
(かばう:被物理ダメージMP変換+20)
75
VLサーコート+175
VLサーコート+2かばう性能アップ
(かばう:被物理ダメージMP変換+30)
90
カバラリサーコートかばう:被物理ダメージMP変換+32109
エリラズサーコート被物理ダメージの5%をMP変換109
CBサーコート+1かばう:被物理ダメージMP変換+35119
CBサーコート+2かばう:被物理ダメージMP変換+38
CBサーコート+3かばう:被物理ダメージMP変換+41
ERサーコート+1被物理ダメージの6%をMP変換119
ERサーコート+2被物理ダメージの7%をMP変換
ERサーコート+3被物理ダメージの8%をMP変換
両足RVレギンス+2盾発動時に被物理ダメージの5%をMP変換119
RVレギンス+3盾発動時に被物理ダメージの10%をMP変換
マルクィクロッグ被ダメージの7%をMP変換119
マルクィクロッグ+1被ダメージの10%をMP変換
マルクィクロッグ+2被ダメージの11%をMP変換
フルームベルト被ダメージの2%をMP変換94
フルームベルト+1被ダメージの2%をMP変換99
幽界の耳被ダメージの3%をMP変換 72All Jobs

分類名称変換内容Lv
IL
ジョブ
迷企羅明光鎧被物理ダメージTP変換+1495
両手王将の手袋被ダメージTP変換+20119

分類名称変換内容Lv
IL
ジョブ
両手エボカーブレーサー召喚獣属性ダメージを時々MP変換54
EKブレーサー+174
コンボカブレーサー109
CNブレーサー+1119
CNブレーサー+2
CNブレーサー+3

例:イフリート召喚時にゲーツオブハデス被弾。

回復量を変換するもの
分類名称変換内容Lv
IL
ジョブ
両脚ORパンタロン+1ケアル回復量の2%をMP変換83
ORパンタロン+2ケアル回復量の5%をMP変換
エーベルパンタロンケアル回復量の5%をMP変換109
EBパンタロン+1ケアル回復量の6%をMP変換119
EBパンタロン+2ケアル回復量の7%をMP変換
EBパンタロン+3ケアル回復量の8%をMP変換
シファヒジパンツケアル回復量の4%をMP変換119

回復量を基にMP変換する。

HPMP変換するもの
分類名称変換Lv
IL
ジョブ
両手鎌アイボリシックル1057
アイボリシックル+115
片手棍アスクレピオス3062
グリップ属性グリップ2070All Jobs
トータスシールド自国支配地域:1530
スペルカストエキュ1542
アストラルシールド3058
チャージシールド1063
アストラルアスピス2568
ゼニスクラウン5073
ゼニスクラウン+155
ローレルリース1584
ブラックコタルディ2559
フローラコタルディ30
ブルーコタルディ4069
ブルーコタルディ+150
デーモンハーネス1570
デーモンハーネス+120
ダルマティカ5073
ダルマティカ+155
両手ゼニスミトン5073
ゼニスミトン+155
両脚クラウンサブリガ隠し性能:夜間:2070
クラウンサブリガ+1隠し性能:夜間:25
ゼニスズボン5073
ゼニスズボン+155
両足ゼニスパンプス5073
ゼニスパンプス+155
コンデットシューズ7078
スターズネックレス1559All Jobs
モルガナチョーカー4070All Jobs
フレニックトルク3092All Jobs
アストラルロープ1551
マーチングベルト1575
コグニザントベルト2080
ブルーケープ1568
ブルーケープ+120
イクシオンケープ2074
ヴァテスケープ2279
アストラルピアス2545All Jobs
グライアピアス4577All Jobs
インフラクスピアス5599All Jobs
ネハレニアピアス6099
アストラルリング2510All Jobs
エーテルリング3040All Jobs
ヴィルマリング2540All Jobs
セルケトリング5051All Jobs
ピースリング1059
ビビアンリング5061All Jobs
セリーヌリング1569
ビフロストリング7078All Jobs
メフィタスリング10099All Jobs
メフィタスリング+111099All Jobs
MPHP変換するもの
分類名称変換Lv
IL
ジョブ
弓術ファルベザ8099
警護隊士制式魔法盾3060
ショックマスク1050
コーラルキャップ1566
マーマンキャップ20
ロードアーメット1570
クトニオスマスク3088
コーラルハーネス1567
マーマンハーネス20
ブラッディアクトン5070
カルネージアクトン60
ロードキュイラス2570
キングキュイラス30
リジェネキュイラス2570
両手コーラルミトン1566
マーマンミトン20
ロードガントレット2070
両脚コーラルサブリガ1567
マーマンサブリガ20
クラウンサブリガ隠し性能:日中:2070
クラウンサブリガ+1隠し性能:日中:25
ロードクウィス1270
両足コーラルレギンス1566
マーマンレギンス20
ロードサバトン1070
ガードゴルゲット1539
マントラベルト1040
キャシーイヤリング501All Jobs
フィジカルピアス2510All Jobs
イントルダーピアス他国支配地域:4040All Jobs
アップサージピアス5599All Jobs
オノワイヤリング10099All Jobs
オノワイヤリング+111099All Jobs
トゥイストピアス15099All Jobs
実際に起こる現象としては「HPが減り、MPが増える(あるいはその逆)」と、その点では「HP-x MP+x」と変わりがないのだが、内部的には扱いが少々違っている。
まず「変換元が無いと変換されない」という点が挙げられる。たとえば最大MPが10のプレイヤーキャシーイヤリング(50MPHP変換)を装備しても、変換されるのは10MP→10HPにしかならない。なお、最大MPは0になるまで変換されるが、最大HPは最小値が1となるため、たとえば最大HPが100のPCが100以上のHPMP変換する装備装備した場合、99のHPMP変換され、最大MPが+99されることになる。この関係で、衰弱中はガルカ最大MPを最も多く確保できる種族となる。

もう一つは、変換装備によるHP/MPの変化は、パーセンテージが条件となる潜在能力の、発動判定の計算分母に干渉しないという点がある。
こちらを意識するのは一部装備潜在能力の活用時等しかないため、最後に詳しく述べる。

また、レベルシンクによって装備レベルより低いレベルに制限された際は無視される。HPMPを直接プラスする装備と違い、レベルによって変化量が変わることはなく、変化量は0になってしまう。詳しくは【レベルシンク】の項を参照のこと。

Lv75時代の評価
HPMP変換」の方は、最大HPを削るリスクを背負ってでもMPを増やしたいプレイヤーに愛用される。
特にガルカエルヴァーンナイト後衛は、最大HPが多い反面最大MPは低いので、この変換効果を利用することでどうにか他種族に並ぶMPを確保している傾向がある。
一方最大HPの低いタルタルには危険な効果であり、自身や前衛ヘイトマネジメントがうまくないと戦闘不能になる確率が格段に跳ね上がる。
コンバート時のHP/MP調整、ステータススキルが関係ないリレイズ/プロテス/シェル等の魔法分のMP確保、ソーサラーリング等の潜在能力発動/ヘイト稼ぎのためのHP減らし、衰弱回復後の復旧時間短縮
注釈1
最大MPブーストした状態でヒーリング衰弱から回復したらヒーリングしたままhMP+装備着替えMP全快(→また最大MPブースト状態にしてMP全快)→立って自己ケアル強化
などの用途がある。

対して、HPの場合は変換よりも単純なブースト装備が多いこともあり、またそもそもHPを重視するのはほぼ盾役のみであることから、MPHP変換が重要視されることは少ないようだ。
盾役にとっては、特にナイトが多少のMPを犠牲にしてでもHPブーストしたい場合に、キャシーイヤリングイントルダーピアスを求めることがある。忍者でも一部装備メリットポイント等で増えたMPHP変換する際に活用される。

MPブーストHPブースト種族で違いはあるが、いずれの種族においても赤魔道士マイバッグには結構な確率で入っている。最大MP最大HPの差が少ないほどコンバートが効率的だからだ。
もっとも、コンバート時だけに必要なブースト装備マイバッグの中身を圧迫することと、それにともない必要となる着替えマクロの数が悩みの種でもある。

潜在能力への影響
裸の時の最大MPが500のPCがいたとする。
このPCが例えばMPが50%未満のときに潜在能力が発動する装備を使うとすると、裸(+その装備品装備)の状態で潜在能力が発動するのはMPが250未満のときである。

このPCが「MP+x」の特性の付いた装備をつけ、最大MPが600になったとすると、潜在能力は600の半分、300未満から発動することになる。
それに対して、変換装備を身に付け100相当のHPMP変換し、見た目上の最大MPが600になった状態では、潜在能力発動はもとのままの250未満となる。

こういった働きの差は、思いのほか各所に影響を与えることとなる。
変換装備を用いると、例え全快の状態であったとしても、内部的
注釈2
プレイヤーの目に見えるところ…例えば<hpp>/<mpp>などのパーセンテージを展開する代名詞などは、見た目上の最大HP(MP)を100%とした割合で表示される。
にはそれが「100%」とはみなされなくなる。
上記の例でいえば、変換装備最大MPを600にした場合でも分母は500のままなので、現MPが600ならそれは「120%」となる。

これを転用し、変換装備を用いてもとのHPの25%分に相当するHPMP変換すれば、どんな場合においても内部的なHP総量は75%を上回らなくなり、HP75%以下で発現するLv50ジョブリング潜在能力を存分に生かすことが可能となったりする。(ただし、Lv50ジョブリングに関してはTP1000未満であることも発動条件の一つであるため、これを満たさなくなった場合は能力が消失する。)

ただしこの仕様が適用されるかどうかは潜在能力ごとに異なっている。

また、ウガレピペンダント潜在能力は、全ての装備を外した裸のMPのみが基準となっているという説もある。
関連項目
ブースト

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