インカージョン(いんかーじょん/Incursion)
2014年9月9日のバージョンアップで実装されたコンテンツ。コンテンツレベルは123~。
モンスターを討伐することで経験値やキャパシティポイントが得られるほか、さまざまなアイテムを入手することができる。
また、特定の条件を満たして再度挑戦すると、出現するモンスターが強力になり、最終的にはメナスインスペクターをも超える難易度のコンテンツに成長する。
コンテンツレベルが上がると以下の変化が起きる。
補足
ただし、内部的にはマップは細切れになっているため、自身の現在座標からマップ全体における自分の位置を推し量ることは不可能。地図は入手できないため、道順を覚えておかないと激しく迷うことになる。また、広域スキャンに敵は映らない。
内部にはヴェルク族を中心として、ラピニオン、クラックロー、ラプトル、クラブ、マタマタなどのモンスターが棲息している。インスニ見破りで視覚感知範囲はかなり広く、発見される前に攻撃するのはかなり困難。ヴェルク族に至っては感知方法が聴覚感知になっており、後ろをすり抜けることもできない。
また、リンクする範囲も相当広く設定されており、全モンスターが視覚・聴覚関係なくリンクする*1うえ大半が種族本来の速度よりも移動速度が速いため、ある程度固まって生息している場合は1体に見つかるとほぼ確実に周囲の敵すべてがリンクする結果となる。視覚感知距離は、ル・アビタウ神殿のFaust以上と言えば、どれだけ感知範囲が広いかわかるだろう。なお、稀に密集していてもリンクしないこともあるが、条件は不明。
そのため、基本的に複数で襲ってくる敵を寝かせながら各個撃破していくことになる。なお、寝かせる場合はある程度引っ張ってからにするのが望ましい。発見された直後に寝かせると、寝てる仲間を発見→リンク→寝ている手前で魔法詠唱開始→それを見たモンスターがリンク、とほぼ確実に芋づる式に大量リンクが発生する結果となるため。
基本的にはこのNMを倒すことが目標となるが、1度に全部倒す必要はない。BF突入のトリガーは容易に手に入るため、時間内に次のNMを倒すのが困難だと思ったら、1度撤退して再突入した方が良いこともある。
・生物系モンスター(ヴェルク族のペット以外)
基本的に感知方法は見破りで、種族に準拠する。
・ヴェルク族(通常)
獣使いなど、フィールドなどに通常配置されているヴェルク族では見られないジョブもある。感知方法は視覚聴覚見破り。
・ヴェルク族(側近)
通常の個体の他に、6体のNMには側近ともいうべき特別の名前(~ Adherent)を持った個体が配置されている。こちらはSPアビを1回使用する。なお、NMにリンクするが、側近自体はノンアク。また、NMの能力は側近2体に応じて能力がアップする*2。解除する方法はないので、それぞれに対策を講じる必要がある。
・ヴェルク族(NM)
SPアビや、NM専用技を使用する。特にGramk-Droogは通常のヴェルク族とは全く異なる技を使用する。
箱には元々「~の箱」「~の大箱」の2種類があったが、2017年7月5日のバージョンアップ以降、得られるアイテムはすべて「大箱」になっている。
だいじなもの「イムル・アルヴィッドの首飾り」
だいじなもの「イグノア・ムントの羽根飾り」
だいじなもの「ダルス・ヴァイクの耳飾り」
だいじなもの「トリル・ウッジの腰布」
だいじなもの「リッジ・ヴォックの篭手」
使用技など特に挙動は変化せず、単純に強くなっただけの模様。
・対応関係
・報酬
だいじなもの「グラムク・ドルーグの頭飾り」
Rusted Transmitter:「錆びた転送器」
フェラー(Feller)、スレイヤー(Slayer)、デシメーター(Decimator)はそれぞれ「倒した者」「殺害した者」「殺戮した者」という意味。
Brash Gramk-Droog:brashは「けばけばしい、これ見よがしな、もろい」という意味。遠まわしに影武者であることを示唆しているのだろう。
Vanquisher Gramk-Droog:vanquisherは「武力で勝利を勝ち取った人、征服者」といった意味。称号「ヴリトラ ヴァンクィシャー」のヴァンクィシャーに同じ。
Mudmange Lapinion:mangeはダニによって引き起こされる主に動物の皮膚病で、日本語では皮癬(ひぜん)とも呼ばれる。mudは「泥、かす、嫌われ者」の意味なので、この場合は「泥の皮膚病のラピニオン」といったところか。
Trunktusk Razz:trunkは「幹、トランク、象の鼻、胴体」などの意味がある。tsukは「牙」なので、この場合は「幹のように巨大な牙のラズ」といった意味合いだろう。
Adit Crab:「通路のカニ」
Bunkerback Craklaw:bunkerは「大容器、(ゴルフの)バンカー、掩蔽壕」という意味がある。この場合は「大きな背中のクラックロー」といった意味合いだろう。
Hulking Matamata:「大きくて不格好なマタマタ」
Bellicosiraptor:bellicose(好戦的な)+raptor(ラプトル)を組み合わせた造語だろう。ヴェロキラプトル(Velociraptor)という恐竜もちょっと混じっているかもしれない。
Wasptrap:「蜂のトラップ」。同ダンジョンに生息しているPrickly Waspが主食のフライトラップなのだと思われる。
Burbling Snapweed:burbleは「ぺちゃくちゃしゃべる、ゴボゴボ音を立てる」という意味。中に消化液のつまった種族なので、「ゴボゴボ音を立てるスナップウィード」だろう。
Garrulous Colibri:「おしゃべりなコリブリ」
Ravenous Tulfaire:「がつがつしたトゥルフェイア」
Stoneripper Chapuli:「石を引き裂くチャプリ」
Prickly Wasp:「ちくちくする蜂」
Velkk Shadesifter:shadeは「陰、物陰、日よけ、陰影」、siftは「ふるいにかける、調べる」という意味。この場合は「物陰で調査するヴェルク」といったところか。
Velkk Factotum:「ヴェルクの雑用係/何でも屋」
Velkk Skullgrinder:「頭蓋骨を粉砕するヴェルク」
Velkk Prophet:「ヴェルクの預言者」
Velkk Campaigner:「ヴェルクの従軍者/老兵」
Velkk Spellslinger:「呪文を発射するヴェルク」
Velkk Serpentslasher:「蛇を鞭打つヴェルク」。この場合のserpentはプークのことだろう。
~ Adherent:adherent=「追随者、支持者、後援者、信奉者」。この場合はNMに追随、ないしNMを後援するヴェルクといった意味だろう。
Fleet Adherent:「俊足の追随者」
Occult Adherent:「秘密の/目に見えない追随者」
Brawny Adherent:「屈強な追随者」
Martial Adherent:「好戦的な追随者」
Honed Adherent:「研ぎ澄まされた追随者」
Insidious Adherent:「狡猾な追随者」
Furtive Adherent:「こそこそした追随者」
Hexbreaking Adherent:「魔法で破壊する追随者」
Steadfast Adherent:「不変の/不動の追随者」
概要 編
マリアミ渓谷の奥地に存在するヴェルク族の巣窟で行われる高難易度のバトルコンテンツ。モンスターを討伐することで経験値やキャパシティポイントが得られるほか、さまざまなアイテムを入手することができる。
また、特定の条件を満たして再度挑戦すると、出現するモンスターが強力になり、最終的にはメナスインスペクターをも超える難易度のコンテンツに成長する。
参加条件 編
- 拡張データディスク「アドゥリンの魔境」のインストールと登録を完了していること
- レベルが95以上であること
- 3人~18人以内のパーティを組んでいることインカージョンに侵入する際のパーティメンバーの人数が7人以上の場合、人数に応じて全てのモンスターのHPが上昇する。また、5人以下のパーティで侵入した際は、参加人数に応じてノートリアスモンスターのHPが変動する。
- パーティまたはアライアンスリーダーが、だいじなもの「ヴェルク族のお守り」を所持していること
進行手順 編
- マリアミ渓谷のヴェルク族を倒して、だいじなもの「ヴェルク族のお守り」を入手する。
- マリアミ渓谷(I-11)にある"Weatherd Canvas"から、インカージョンに侵入する。
「ヴェルク族のお守り」は、パーティまたはアライアンスリーダーが所持していれば良い。アドゥリンコンテンツの例に漏れず、リーダー以外はイベント中でなければ、マリアミ渓谷のどこにいても侵入できる。
- 侵入後の制限時間は45分。(固定)
モンスターを討伐すると、アイテム「○○の大箱」を入手する場合がある。「○○の大箱」はパーティまたはアライアンスメンバー全員のマイバッグに入り、使用すると素材や装備品などのアイテムが手に入る。
「○○の大箱」を使用するには、マイバッグに1つ以上の空きが必要となる。また、得られるアイテムはPCによって異なる。
- 6体のNMが存在し、討伐に成功するとメンバー全員がだいじなものを手に入れることができる。
コンテンツレベルの上昇 編
コンテンツレベルは最初は123だが、NMを討伐した際に得た6つのだいじなものを揃えて、マリアミ渓谷(I-11)のNPC"Grrk-Frut the Charlatan"に話しかけると、自身がリーダーの際に突入するインカージョンのコンテンツレベルを1つ上げることができる。最大レベルはCL143。コンテンツレベルが上がると以下の変化が起きる。
- モンスターのレベルが上がる
- 討伐した際のキャパシティポイントの取得量が上昇する
- 「○○の大箱」のドロップ数が増える。上げたレベル×1個分ずつ増加し、個別にドロップ判定がなされる。
補足
- インカージョンに突入する際、メンバー全員のチャットログに、コンテンツレベルが表示される。
- 自身がリーダーの際に突入するコンテンツレベルよりも低いインカージョンに参加している場合は、NMからだいじなものを入手することはできない。
- リーダーが所有している6NMのだいじなもののある場所だけ、ワープ装置"Rusted Transmitter"を利用することができる。
"Rusted Transmitter"は、入り口と各NMの付近に設置されていて、リーダーが所持しているだいじなものを落とすNMの付近にある"Rusted Transmitter"へワープすることができる。
- 自身が上げたインカージョンのコンテンツレベルは、マリアミ渓谷のフロンティア・ステーション(L-7)のNPC”Veldeth”に話しかけることで1レベルずつ下げることができる。ただし、コンテンツレベルを123よりも低くすることはできない。
- コンテンツレベルがキャップに達していてもだいじなもの6種を渡すことはできるが、だいじなものがなくなるだけでコンテンツレベルは据え置きである。これについては、Grrk-Frut the Charlatanはその名の通りペテン師という設定であり、冒険者を騙しているという背景があるので対応の予定はないとのこと。ただし、キャップに到達したことが分かるように2014年12月10日のバージョンアップで台詞が追加されている。
参考:→スレッド: インカージョンについて語るスレ(2014/12/10 公式フォーラム)
Grrk-Frut the Charlatan : 俺たちの術具、
たくさん、集まった。
俺たち、十分、強い。
Grrk-Frut the Charlatan : だから、
もう、お前、用済みだ。
術具は、イタダクがな……ククク。
特徴 編
マップはレイヤーエリア「シルダス洞窟〔U〕」。通常、シルダス洞窟〔U〕での戦闘はシルダス洞窟に相当するマップの一部を用いて行われるが、このBFはシルダス洞窟と同じ大きさがある。ただし、内部的にはマップは細切れになっているため、自身の現在座標からマップ全体における自分の位置を推し量ることは不可能。地図は入手できないため、道順を覚えておかないと激しく迷うことになる。また、広域スキャンに敵は映らない。
内部にはヴェルク族を中心として、ラピニオン、クラックロー、ラプトル、クラブ、マタマタなどのモンスターが棲息している。インスニ見破りで視覚感知範囲はかなり広く、発見される前に攻撃するのはかなり困難。ヴェルク族に至っては感知方法が聴覚感知になっており、後ろをすり抜けることもできない。
また、リンクする範囲も相当広く設定されており、全モンスターが視覚・聴覚関係なくリンクする*1うえ大半が種族本来の速度よりも移動速度が速いため、ある程度固まって生息している場合は1体に見つかるとほぼ確実に周囲の敵すべてがリンクする結果となる。視覚感知距離は、ル・アビタウ神殿のFaust以上と言えば、どれだけ感知範囲が広いかわかるだろう。なお、稀に密集していてもリンクしないこともあるが、条件は不明。
そのため、基本的に複数で襲ってくる敵を寝かせながら各個撃破していくことになる。なお、寝かせる場合はある程度引っ張ってからにするのが望ましい。発見された直後に寝かせると、寝てる仲間を発見→リンク→寝ている手前で魔法詠唱開始→それを見たモンスターがリンク、とほぼ確実に芋づる式に大量リンクが発生する結果となるため。
モンスター 編
内部には6体のNMがおり、そのNMを倒すことで特別な報酬、およびだいじなものが入手できる。基本的にはこのNMを倒すことが目標となるが、1度に全部倒す必要はない。BF突入のトリガーは容易に手に入るため、時間内に次のNMを倒すのが困難だと思ったら、1度撤退して再突入した方が良いこともある。
・生物系モンスター(ヴェルク族のペット以外)
基本的に感知方法は見破りで、種族に準拠する。
名称 | 種族 | 備考 |
Mudmange Lapinion | ウサギ族(ラピニオン) | |
Trunktusk Razz | ラズ族 | |
Adit Crab | クラブ族 | |
Bunkerback Craklaw | クラックロー族 | |
Hulking Matamata | マタマタ族 | |
Bellicosiraptor | ラプトル族(赤) | |
Wasptrap | フライトラップ族 | |
Burbling Snapweed | スナップウィード族 | |
Garrulous Colibri | コリブリ族 | |
Ravenous Tulfaire | トゥルフェイア族 | |
Stoneripper Chapuli | チャプリ族 | |
Prickly Wasp | 蜂族 |
・ヴェルク族(通常)
獣使いなど、フィールドなどに通常配置されているヴェルク族では見られないジョブもある。感知方法は視覚聴覚見破り。
名称 | ジョブ | 備考 |
Velkk Shadesifter | ||
Velkk Factotum | 赤? | |
Velkk Skullgrinder | ||
Velkk Prophet | 白? | |
Velkk Campaigner | ナ? | |
Velkk Spellslinger | 黒? | |
Velkk Serpentslasher | 獣使い | Velkk's Puk(プーク族)を連れている |
・ヴェルク族(側近)
通常の個体の他に、6体のNMには側近ともいうべき特別の名前(~ Adherent)を持った個体が配置されている。こちらはSPアビを1回使用する。なお、NMにリンクするが、側近自体はノンアク。また、NMの能力は側近2体に応じて能力がアップする*2。解除する方法はないので、それぞれに対策を講じる必要がある。
名称 | グラフィック | ジョブ | SPアビリティ | NMに付加される能力 |
Fleet Adherent | 戦士タイプ | 戦士 | マイティストライク | ヘイスト+ |
Occult Adherent | 戦士 | マイティストライク | 物理回避+ | |
Brawny Adherent | 暗黒騎士 | ブラッドウェポン | 物理攻撃力+ | |
Martial Adherent | 暗黒騎士 | ブラッドウェポン | リゲイン+ | |
Honed Adherent | 魔道士タイプ | 赤魔道士 | 連続魔 | ファストキャスト+ |
Insidious Adherent | 赤魔道士 | 連続魔 | 魔法回避+ | |
Furtive Adherent | 白魔道士 | 女神の祝福 | 魔法防御力+ | |
Hexbreaking Adherent | 黒魔道士 | 魔力の泉 | 魔法攻撃力+ | |
Steadfast Adherent | ナイト | インビンシブル | 物理防御力+ |
・ヴェルク族(NM)
SPアビや、NM専用技を使用する。特にGramk-Droogは通常のヴェルク族とは全く異なる技を使用する。
名称 | ジョブ | 備考 |
Ymmr-Ulvid Gloomlight | 暗黒騎士 | |
Durs-Vike Deathspell | 黒魔道士 | |
Ignor-Mnt Stealthslayer | 戦士 | 回避高い |
Tryl-Wuj Wingrip | 獣使い | Tryl-Wuj's Peapukを1体以上召喚している |
Liij-Vok Waxwane | 白魔道士 | |
Brash Gramk-Droog | 戦士 | 王NM。コンテンツレベルで名前が変わる |
Gramk-Droog | ||
Vanquisher Gramk-Droog |
報酬 編
「○○の大箱」には装備、素材、魔法、ギルなどが入っており、使用することで取り出すことができる。インカージョンでのみ入手可能なものについては以下に記述する。それ以外のものについては、各項目を参照のこと。箱には元々「~の箱」「~の大箱」の2種類があったが、2017年7月5日のバージョンアップ以降、得られるアイテムはすべて「大箱」になっている。
雑魚ヴェルク 編
イムル・アルヴィッド(Ymmr-Ulvid Gloomlight) 編
だいじなもの「イムル・アルヴィッドの首飾り」
イグノア・ムント(Ignor-Mnt Stealthslayer) 編
だいじなもの「イグノア・ムントの羽根飾り」
ダルス・ヴァイク(Durs-Vike Deathspell) 編
だいじなもの「ダルス・ヴァイクの耳飾り」
トリル・ウッジ(Tryl-Wuj Wingrip) 編
だいじなもの「トリル・ウッジの腰布」
リッジ・ヴォック(Liij-Vok Waxwane) 編
だいじなもの「リッジ・ヴォックの篭手」
グラムク・ドルーグ 編
コンテンツレベルによって名称と称号が変化する。戦闘時に発する台詞も異なるものになる。使用技など特に挙動は変化せず、単純に強くなっただけの模様。
・対応関係
NM | CL | 称号 |
---|---|---|
Brash Gramk-Droog | 123~127 | 「スキアン フェラー」(Suchian Feller) |
Gramk-Droog | 128~132 | 「オンビフィッド スレイヤー」(Ombifid Slayer) |
Vanquisher Gramk-Droog | 133~143 | 「ニロチカン デシメーター」(Nilotican Decimator) |
・報酬
だいじなもの「グラムク・ドルーグの頭飾り」
公式設定 編
ヴェルクの王グラムク・ドルーグは語る。「いつか我らの地、取り戻す」と。
執心に燃ゆる王は精鋭たちに「お守り」を与えた。それは、相手を滅する強さの証。
その証を持つ選ばれし者は、拠点の結界内に侵入できるようだ。
パイオニア・ワークスより、強き開拓者たちに告ぐ──。
証を手に入れ、拠点を強襲し、ヴェルク族の野望を阻止せよ!
→アドゥリンの魔境特設サイト ~魔境策戦~より
名称について 編
Incursionとは、「侵入、侵略」という意味。オブジェクト 編
Weatherd Canvas:「風化したテント」Rusted Transmitter:「錆びた転送器」
称号 編
スキアンはワニ属の一系統であるSuchiaに、ニロチカンはナイルワニ(Crocodylus niloticus)に由来すると思われる(オンビフィッド(Ombifid)もおそらくワニに関係すると思われる)。フェラー(Feller)、スレイヤー(Slayer)、デシメーター(Decimator)はそれぞれ「倒した者」「殺害した者」「殺戮した者」という意味。
モンスター 編
王以外のNMについては各項目を参照。Brash Gramk-Droog:brashは「けばけばしい、これ見よがしな、もろい」という意味。遠まわしに影武者であることを示唆しているのだろう。
Vanquisher Gramk-Droog:vanquisherは「武力で勝利を勝ち取った人、征服者」といった意味。称号「ヴリトラ ヴァンクィシャー」のヴァンクィシャーに同じ。
Mudmange Lapinion:mangeはダニによって引き起こされる主に動物の皮膚病で、日本語では皮癬(ひぜん)とも呼ばれる。mudは「泥、かす、嫌われ者」の意味なので、この場合は「泥の皮膚病のラピニオン」といったところか。
Trunktusk Razz:trunkは「幹、トランク、象の鼻、胴体」などの意味がある。tsukは「牙」なので、この場合は「幹のように巨大な牙のラズ」といった意味合いだろう。
Adit Crab:「通路のカニ」
Bunkerback Craklaw:bunkerは「大容器、(ゴルフの)バンカー、掩蔽壕」という意味がある。この場合は「大きな背中のクラックロー」といった意味合いだろう。
Hulking Matamata:「大きくて不格好なマタマタ」
Bellicosiraptor:bellicose(好戦的な)+raptor(ラプトル)を組み合わせた造語だろう。ヴェロキラプトル(Velociraptor)という恐竜もちょっと混じっているかもしれない。
Wasptrap:「蜂のトラップ」。同ダンジョンに生息しているPrickly Waspが主食のフライトラップなのだと思われる。
Burbling Snapweed:burbleは「ぺちゃくちゃしゃべる、ゴボゴボ音を立てる」という意味。中に消化液のつまった種族なので、「ゴボゴボ音を立てるスナップウィード」だろう。
Garrulous Colibri:「おしゃべりなコリブリ」
Ravenous Tulfaire:「がつがつしたトゥルフェイア」
Stoneripper Chapuli:「石を引き裂くチャプリ」
Prickly Wasp:「ちくちくする蜂」
Velkk Shadesifter:shadeは「陰、物陰、日よけ、陰影」、siftは「ふるいにかける、調べる」という意味。この場合は「物陰で調査するヴェルク」といったところか。
Velkk Factotum:「ヴェルクの雑用係/何でも屋」
Velkk Skullgrinder:「頭蓋骨を粉砕するヴェルク」
Velkk Prophet:「ヴェルクの預言者」
Velkk Campaigner:「ヴェルクの従軍者/老兵」
Velkk Spellslinger:「呪文を発射するヴェルク」
Velkk Serpentslasher:「蛇を鞭打つヴェルク」。この場合のserpentはプークのことだろう。
~ Adherent:adherent=「追随者、支持者、後援者、信奉者」。この場合はNMに追随、ないしNMを後援するヴェルクといった意味だろう。
Fleet Adherent:「俊足の追随者」
Occult Adherent:「秘密の/目に見えない追随者」
Brawny Adherent:「屈強な追随者」
Martial Adherent:「好戦的な追随者」
Honed Adherent:「研ぎ澄まされた追随者」
Insidious Adherent:「狡猾な追随者」
Furtive Adherent:「こそこそした追随者」
Hexbreaking Adherent:「魔法で破壊する追随者」
Steadfast Adherent:「不変の/不動の追随者」
歴史 編
- 2014年10月7日のバージョンアップ
BGMがミッションなどのイベントシーンなどで流れる曲(Fury)から海賊襲来時の音楽(Buccaneers)に変更された。
- 2015年3月26日のバージョンアップ
制限時間が表示されるようになった。
- 2015年9月16日のバージョンアップ
5人以下のパーティで侵入した際、参加人数に応じて、ノートリアスモンスターのHPが変動するようになった。
- 2017年7月5日のバージョンアップ
モンスター/ノートリアスモンスターを倒した際に得られる箱は元々2種類(「~の箱」か「~の大箱」)あったが、このバージョンアップ以降、得られるアイテムはすべて「大箱」になった。
関連項目 編
【コンテンツレベル】- *1
- 感知範囲が広いだけで、実際にリンクしているのはNMとその側近だけという報告もある。要検証。
- *2
- →ファイナルファンタジーXI』コンテンツガイド プレイヤーの実力に応じてコンテンツレベルを調整できるハイエンドコンテンツ“インカージョン”を解説(ヴァナ・ディール通信.com)より