ラプトル

モンスター種族の一。リザード類ラプトル族。通称「ラプ」。

中生代に棲息した小型の二脚肉食恐竜のような外観を持つモンスター。



生息地はメリファト山地、ソロムグ原野、イフリートの釜、クフタルの洞門、テリガン岬、慟哭の谷、ウルガラン山脈、ワジャーム樹林、マムーク。主に山岳丘陵部を好むようだ。
一部NMとエラジア大陸に生息する個体は、緑色の体色に赤いたてがみを持ち、アドゥリンエリアでは赤い体色の個体が登場している。

元々はワイバーンとしてデザインされていたらしく、火を吐いたりするのもその名残と思われる。
よく言えば個性的、悪く言えば無理のあるデザインの多いFFXIでも、流石にワイバーンと呼ぶには無理があると思ったのか、ラプトル族として設定された様である。

• 聴覚感知、嗅覚追尾
  
• 俊足
  
• 一部NMやマムージャ蕃国地方の個体はシーフの特性有り
  
  • 物理回避率アップ
    
  • トリプルアタック
    
• 生息地域によって弱点と特殊技のブレスが異なる。
  
• あやつる ○(生息地域によってあやつる耐性あり)
  
• 主な戦利品：ラプトルの皮,炎のクリスタル
  
• ぶんどる：ラプトルの皮(回避率ダウン)
  

聴覚感知で基本的にリンクの性質はないが、例外なく俊足タイプで、嗅覚追尾を有するため一度絡まれると逃げ切ることはまず不可能。肉食獣であるゆえに攻撃力が高く、特殊技も攻撃倍率を上げるものが多いため「一撃が痛い」モンスターに分類される。それだけに、ペットとして操った場合の性能は高い。

弱点属性が生息地方によって微妙に異なり、アラゴーニュ地方・ヴォルボー地方・高地エルシモ地方・マムージャ蕃国地方の個体は水が弱点で火に耐性を持ち、ウルガラン山脈などの雪山に生息する個体は逆に火が弱点となり氷に耐性を持つ。

厄介な範囲技がなく、ほとんどの特殊技が空蝉の術で回避できることから、プレイヤーからは比較的狩りやすい相手と認識されているようだ。ただし、ファウルブレスに関しては「大したことない」のは座る必要のない前衛が食らった場合に限った話で、万が一後衛がこれを食らってしまうとウィルナがない限り、ヒーリングしてもMPが回復しないという惨事に陥るため注意したい。

何故かソロムグ原野のラプトルのみフェルナン様の一日という本を持ち歩いている。…読めるわけが無いだろうに読書でもする気なのだろうか。謎深いドロップ品である。

また、MUMワークス主催でラプトルの闘大会が開かれたり、モンスター飼育のランクが低めだったりマウントで真っ先に取得することになる等、見かけや獰猛さとは裏腹に人間に慣れ易い種族である一面があったりする。

名称	範囲	効果	備考
サイズテール	近接単体	物理ダメージ ＋ノックバック ＋スタン
噛みつきラッシュ	近接単体	物理ダメージ ＋スロウ(+25%)
リッパーファング	近接単体	物理ダメージ
サンダーボルト	前方範囲 (ブレス)	雷属性ブレスダメージ ＋スタン	アラゴーニュ地方、デュナミス-クフィム、アビセア-ミザレオ、ケイザック古戦場の個体
ファウルブレス	前方範囲 (ブレス)	火属性ブレスダメージ ＋病気	ヴォルボー、高地エルシモ、マムージャ蕃国地方の個体
フロストブレス	前方範囲 (ブレス)	氷属性ブレスダメージ ＋麻痺	ラーニング可能 ウルガラン山脈、カミール山脈の個体
ワーリングインフェルノ	前方範囲 (ブレス)	火属性ブレスダメージ ＋呪い（回復不可）	一部のNMのみ使用

特殊技はサイズテール、噛み付きラッシュ、リッパーファングの物理特殊技に加え、ブレス攻撃を使用してくる。このブレス攻撃は生息地方によって属性が異なり、火属性・追加効果「病気」の「ファウルブレス」を使用する個体が最も多く、アラゴーニュ地方に生息する個体は雷属性・追加効果「スタン」の「サンダーボルト」、ウルガラン山脈などの雪山に生息する個体は氷属性・追加効果「麻痺」の「フロストブレス」を使用する。
なおデュナミス-クフィムのNightmare Raptorなどのように、全てのブレス攻撃を使用してくる個体も存在する。

種族名	ジョブ
ラプトル族	戦
ラプトル族（緑）	戦
ラプトル族（赤）	戦

習得Lv	モンスタースキル	効果	消費TP	備考
1	リッパーファング	ダメージ補正150%。	1000
10	噛みつきラッシュ	物理攻撃。追加効果:スロウ。	1000
20	サイズテール	物理攻撃。追加効果:ノックバック、スタン。	1200
30	サンダーボルト	対象に向かって扇範囲の敵に雷属性ダメージ。追加効果:スタン。	1300
40	フロストブレス	対象に向かって扇範囲の敵に氷属性ダメージ。追加効果:麻痺。	1300	原種専用
40	ファウルブレス	対象に向かって扇範囲の敵に火属性ダメージ。追加効果:病気。	1300	亜種（緑、赤）専用
60	W.インフェルノ	対象に向かって扇範囲の敵に火属性ダメージ。 追加効果:物理攻撃力ダウン、物理防御力ダウン、回復不可状態	2000	亜種（赤）専用

当初はラプトゥルという名前だったが、2002年9月頃にラプトルに変更された。装備品を9文字以内に収めるためと思われるが、なぜかその後実装されたタブ変換ではラプトゥルという表記が採用されたままとなっていた。
しかしアドゥリンの魔境実装に併せてタブ変換もラプトルに修正されている。

なお、英語読みでは「ラプター」が近い。

【モンスター】【リザード】【マウント】
Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.