メルクリウスソード

記事名読み
めるくりうすそーど/Mercurial Sword
両手剣の一つ。
グラフィックツバイハンダーと同じ。
26 444 時々2-4回攻撃
Lv62~

リュウグウノツカイハラキリすると稀に入手する事ができる。
ヴァナ・ディールの「時々」効果の例に漏れず、この武器においてもその発動率はとても高い。

売却標準価格は10,000ギル
実装当初の評価
当時は複数回武器がほとんどなく、4回攻撃が全てヒットすれば一瞬にしてTP50%(=TP500)以上のTPを獲得できるというTPの貯まりやすさはかなりの驚きをもって迎えられた。

しかしD値両手武器の割に低く、D/隔も平均2回攻撃で換算してもD26/隔222となり、このLv帯の短剣よりは多少マシというレベルでしかない。WS大ダメージを求めるような用途には全く向かず、レベル上げなど実戦で使える武器ではないと言うのが一般的な見解だった。また与TPも非常に大きくなるため何も考えずにパーティ戦に投入することはそれ自体が危険視された。
暗黒騎士装備できていたならば暗黒ラスリゾブラッド時の有力な選択肢の一つとなっていたところであろうが、まるでそれを排除するかのように装備不可能。
そのため戦士ナイト両手剣スキル上げのために使う武器という評価がせいぜいであった。

/狩がこの剣でTPを貯めサイスラで削るというスタイルも一部で話題になったが、戦士飛命ブーストしても恒常的に当てるのは厳しいため、程なく廃れてしまった。

その後、新ジョブや新装備の追加なども手伝って以下のように新たな用途が創出されるようになった。Lv75キャップ時代が終了してからはさすがに攻撃力の低さから使われなくなっていったが、レベル帯によっては活用することは可能だろう。
用途
プラチナグリップが登場したことにより、連続的に相手をスタンさせつつ攻撃できるという新しい利用価値が生まれた。例えばカンパニエバトルにおいては敵のTPを大幅に増やす反面、危険なWS魔法を幾度となく止める事が出来るという利点と欠点を併せ持つ性能となる。
TPを消費して発動するダンスステップと非常に相性が良いため、ナイト戦士回復力を大幅に向上させる武器となる。

複数回攻撃は、TPの貯まりやすさとドレインサンバによるHP回復との相性が良く、ワルツでの回復ステップによる弱体まで含めるとソロ丁度以上の敵に対しての優位性はかなり高いものとなる。後衛不在のパーティにおいてもそこそこの敵が相手であればヒーラーを担うこともできる。サポ踊の有用性について詳しくは【サポ踊】の項目を参照。

また、この武器振り始めてすぐにTPが貯まって回復することが出来るようになるため、状況に応じてメイン武器と持ち替えつつ戦うことも十分可能である。
例えば普段はアタッカーとして両手斧振りつつ、旗色が悪くなってきたらメルクリウスソードに持ち替えて盾役ヒーラーとして振る舞うといった戦い方ができる。
そういった意味でサポ踊という条件付きながら戦士をユーティリティプレイヤーにしてくれる面白い武器であると言えるだろう。

一方で火力が大幅に落ちるため戦闘時間は長くなる傾向にある。
ワルツモードリキャスト共有や、ケアルワルツIIでケアルIII、ディバインワルツケアルガ程度という回復量の低さを考慮に入れると過信はしない方がいいだろう。また、特殊技が痛い敵に対しては回復力以上の被害を誘発してしまう可能性があることに注意。
瞬時にTPためることが出来るためシバルリー用として購入するナイトもいた。
30秒~1分ぐらい敵を殴っていればTPを3000にする事が出来るためヒーリングするより断然早くMPを全快にすることが出来る。TP3000時にMND装備シバルリーをすれば最低でも400は回復する。もちろん近くにモンスターがいなければならないが…。

与TPが半端でないため、つよ程度の敵と連戦する場合であれば有効な戦い方だが、特殊技が強烈な敵などには使わない方が無難である。

もしPTなどで盾役をしながら使うならばMP150程とセンチネルを残しておき命中装備にしメルクリウスソード装備>センチネル>ケアル自己回復して耐える>TPが貯まったらシバルリー…とやると効率良くMP回復することが出来る。
性能表記ミス
当初は「時々2-3回攻撃」と表記されていたが、実際は時々2-4回攻撃武器である。
ダブルアタック特性によって最大4回になるのではという推測もあったが、ダブルアタック発生時は複数回攻撃判定が起こらないという優先順位が存在すると検証されており、特性を持たない状態のナイトでも4回攻撃が発生することからも、この推測は誤りである。

2011年5月10日のバージョンアップにて、ヘルプテキストが性能通りの「時々2-4回攻撃」に修正された。
余談
実装前の解析データではRare Exが付いていたことから、当初開発部ではメルクリウスポール同様、三龍からのドロップを予定していたのではないかという推測がなされている。
関連項目
複数回攻撃武器】【メルクリウスポール】【メルクリウスクリス】【メルクリウススピア

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