盗賊のナイフ

記事名読み
とうぞくのないふ/Thief's Knife
短剣の一つ。
グラフィックパリーングナイフと同じ。

トレジャーハンター+1が得られる装備。売却標準価格は11,205ギル

ウガレピ寺院の小部屋(MAP3 G-8)にある「???」に怪し火のランタントレードすることでポップするトンベリ族NMSozu Rogberry」を倒すと100%ドロップする
注釈1
ドロップしなかったという報告もある。


敵の強さはLv75であればトリガー取りも含めてソロで問題なく撃破可能。勿論、トリガーを取り終えた方は、怨みを消してもらう事もお忘れなく。これを怠ってNMソロで湧かせた日には、高い確率で最大瞬間被ダメ記録を更新できる。
注釈2
みんなの怨みダメージキャップは存在しない模様。1万以上のダメージ報告もある。


2010年12月7日のバージョンアップにてトレジャーハンターの仕様が変更になり、ジョブ特性トレジャーハンター(I、II、III)と同列の上昇値となっている。

実装初期
実装からしばらくの間は、アサシンアムレット及びASアムレット+1と共に、数少ないトレジャーハンター装備であった。トレジャーハンター+1の効果は検証不可能と言われるほど効果が薄いとされ、俗説では「ドロップ率+1%」が有名だった。

一般的に考えられる数値として一番低い値が取られるあたりに当時の効果の程が見える。もっとも、そのような極僅かでもドロップ率を上げたいアイテムが有る為、様々な騒動を巻き起こしたアイテムでもある。武器としての性能は若干微妙だが、敵からのドロップが望めるコンテンツ(リンバスサルベージ等)では常時装備している者も見かけられた。

実装初期の「Sozu Rogberry」は周辺のTonberry Pursuerとの抽選ポップであり、NMを100匹以上倒してもドロップしなかった、などという報告もあるほどドロップ率は極めて低く、所持しているシーフは数えるほどであった。

その為、ドロップが最大の関心事である裏LSHNMLSからは所持しているだけでスカウトが来たりもした。裏でのAF2HNM当たりドロップの確率は非常に低いため、たとえ極僅かなドロップ率の増加だとしても喉から手が出るほど欲しいからだが、所持していることよりも盗賊のナイフドロップさせた強運の持ち主であることがスカウトの理由、などという笑い話もあった。

ドロップ率の低さと特性のユニークさから、競売バザーなどでは数千万ギルの飛びぬけた価格で売られ、インフレの時期には1億ギルを越えたサーバーもあった。当然、POP場所ではNMを待ち続けるPCやこの価格に目をつけたRMT業者がひしめきあい、NM争奪戦は熾烈さを増すばかりと見るに耐えない状況であった。

入手手段変更による価値の暴落
この状況を重く見たスクウェア・エニックスがようやく重い腰を上げ、2007年3月8日のバージョンアップにてNMポップ条件とドロップ率変更を行った。

しかし同じ業者対策の一環であったクラーケンクラブ等の「従来の入手確率を極力保てるような」変更とは一線を画しており、トリガーさえあればいつでも湧かせられる上、ドロップ率数%から一気に100%になるという劇的な変更を受けた。多くのレアアイテムドロップ率が低く抑えられる中、盗賊のナイフだけ一転して100%ドロップに変更されたのは「盗賊のナイフはそんなにすごいアイテムじゃないよ」というメッセージなのかもしれない。

後にIL化した上位武器としてサンダンが登場。トレハン目的にD値の低い当武器を必ずしも使う必要は無くなった。

ちなみに、ファミ通Connect!On誌上で毎号行われている高額品の価格調査対象の1つだったが低価格化が進んだあまり、vol.10(2007/08/30発売)を最後に価格調査対象から外れることになった。
他シリーズにおける盗賊のナイフ
過去のシリーズではVとVIに同名の短剣が登場した。そちらでの性能は「時々『ぶんどる』を発動」であった。
関連項目
トレジャーハンター】【アサシンアムレット】【RDプーレーヌ+2

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