エース

記事名読み
えーす/Ace
  1. エースヘルム装備することのできる暗黒騎士竜騎士ネタ的に扱うときの呼称。
  2. 転じて上記3ジョブを含めたレベリングパーティで最良と言いがたい(とされていた)ジョブを軽蔑する名称。

装備品エースヘルム実装されてまもなく、ネ実など外部掲示板にて1.の意味で使用されるようになった言葉。

本来エースとは悪い意味の単語ではないのだが、こと装備可能なジョブの活躍の場が(主にレベリングにおいて)他ジョブより狭かっため、どこがエースなのかと失笑の意味合いを含めたネタAAネ実外部板で(実装当初はスレを埋め尽くすほどの勢いで)展開された。
エースロケット実装により3ジョブ限定のネタ性がさらに補強された感もあった。

その後、ネタAAでつづる専用スレは見かけなくなったが、用語としての「エース」は「両手武器を得意とするアタッカー
注釈1
戦士は別格なので除外されている事が多い
」をカテゴライズする語として、ネタとは無関係な文脈で定着した。
もともと低レベル帯から湾曲連携のトス役に適する強めのWSが使えるなど、決してレベリングで活躍できないジョブではなかったことに加え、2006年からの各種パッチ、および2007年8月のバージョンアップにより、両手武器ステータス計算やグリップの追加、WS強化など大幅な仕様変更が施されたため、認識が改められたのだろう。

さらに、バード類相手のレベリングが人気となった時期には、暗黒騎士以外の2ジョブ両手槍を使えるため、レベル上げパーティに優先的に誘われることも多かった。

しかし、アビセアにおいては灰塵のアートマ凶角のアートマなどによりクリティカルヒット強化されたが、竜騎士以外の2ジョブには実用的なクリティカルヒット確率修正WSが存在せず、その恩恵を十分に受けられない。その結果、火力でも他の前衛ジョブに差をつけられる場面が増えている。竜騎士雲蒸竜変により大ダメージが望めるものの、NM戦にはあまり席があるとはいえず、いずれのジョブも活躍しづらい状況にある。

一方、このアビセアでは2010年6月22日のバージョンアップにてエースホーズ実装され、続いて2010年9月9日のバージョンアップにてエースサバトン(後にエースレギンスに改名)が、2010年12月7日のバージョンアップエースマフラ実装され、ついに2011年9月20日のバージョンアップにてエースメイル実装晴れエース装備が揃うこととなった。
これ以上の追加はないと思われるが、エースロケットの前例に則り、耳や指、背といったアクセサリ装備実装される可能性もゼロではないため、今後の動向が注目されている……かもしれない。

開発室に於ける認識
エースヘルム実装以前から、スクエニの開発室内において特定ジョブを「エース」と呼ぶことがなされていた。
「GAME Watch」のホームページ内にある東京ゲームショウ2006「ヴァナ★フェス2006」レポート記事にその時の様子が記されており、プランナー(当時)の藤戸洋司が答えている。以下は左レポート記事よりの抜粋である。
MC:エースロケットというアイテムを手に入れたんですが……(笑)

藤戸氏:アイテム担当の人間に聞いてきました、エースと呼ばれている人たちのための装備なのかと。「そうです」という返答でした(笑)。実際に暗黒竜騎士にはエースという呼び名が付く以前から開発内で「エース」というカテゴリーがあったんですよ。名前をつけた人は、話を聞いてきた人とは違うんですが、装備に名前をつける際、面白おかしい感じにしてしまったのではないだろうか、ということでした。

暗黒竜騎士は元々「エース」とカテゴライズされていたと言う事実が明らかとなった。一体どのような類目分けでそうなったのであろうか…。
スクエニRPGサガ・フロンティア2ではロール(Role。役割)というシステムが存在し、乱暴に言ってしまえばパーティメンバーに一つ付けられるジョブ特性といったもの。
その中に「エース」というロールがあり、直前に行動したメンバーからの連携成立確率をアップさせる(ということになっているが、効果を発揮しないという致命的なバグがある)。
FF11においては、高いD値両手武器によるの高威力WS連携〆、という想定なのかもしれない。
外部リンク
GAME Watch 東京ゲームショウ2006「ヴァナ★フェス2006」レポートその2

関連項目
エース装備】【エースヘルム】【エースロケット】【Falzum

コメント表示/書き込み コメントはありません