ガリスン

記事名読み
がりすん/Garrison
2004年4月22日のバージョンアップで導入された特殊なクエストガリスンとは守備隊の意。公式HPでは「ガリスン」または「ガリスン(守備隊)」と表現されている。しかし、定型文辞書では「ガリスン」という単語は無い(「守備隊」は有るので、こちらを使う)。

波状攻撃を仕掛けてくる獣人軍からアウトポストを守るためにNPC戦闘員とともに戦うというもの。

ガリスンの流れ

  1. 獣人を倒して、彼らの作戦行動を示すアイテム(俗にトリガーと呼ばれる)を発見し、これをアウトポストガードトレードする。
  2. 獣人の集団が4度に渡って来襲するので、これをNPCとともに撃退する。
  3. 30分以内にすべての獣人軍を倒せば守備成功。NPC全滅、あるいは制限時間をオーバーすると失敗となる。
  4. 勝利すると、NPCの生存者数に比例した報酬(生存PC全員に均等な額のギルおよび戦利品としていくつかのアイテム)がもらえる。

各地のガリスン
リージョン獣人レベル制限トリガーアイテム報酬装備品
ロンフォールオークLv20制限赤の色報石ガリスンチュニカ一式
グスタベルグクゥダフLv20制限黒の字刻板
サルタバルタヤグードLv20制限七結節のキープス
ザルクヘイムゴブリンLv30制限ガルカ牙入り麻袋ミリタリー武器
ノルバレンオークLv30制限翠の色報石
デルフラントクゥダフLv30制限銀の字刻板
コルシュシュゴブリンLv30制限ミスラ牙入り麻袋
アラゴーニュヤグードLv30制限十三結節のキープス
クフィム巨人Lv30制限雄羊革の密書
フォルガンディ巨人Lv40制限黒虎革の密書バリアブルマント,バリアブルケープ,
プロティアンリング,バリアブルリング,
メキュリアルピアス
リ・テロアゴブリンLv40制限地獄猟犬牙入り麻袋
低地エルシモサハギンLv40制限大羊革の密書
バルドニアデーモンLv50制限ベヒーモス革の密書Lv50キラー効果ピアス,
リフレシュピアス,アキュレートピアス
クゾッツアンティカLv50制限ダルメル革の密書
高地エルシモトンベリLv50制限クァール革の密書
ヴォルボーゴブリンLv無制限浜兎牙入り麻袋マイティ武器(来國光,抜丸含む)

成功報酬としてランペール戦記ミラテテ様言行録ギルのほか、上に挙げた装備品がランダムで得られる。また、ガリスン中の獣人は、「マネキンレッグズ」または「マネキンフィート」をドロップすることがある。


トリガーはそのリージョンにいる、制限Lv帯の獣人ドロップする。使用するトリガーエリアは一致していなければならない。

ドロップするエリアが属するリージョンガリスンを戦うリージョンは必ず同じになる。例として、オルデール鍾乳洞で得られるトリガーガルカ牙入り麻袋」はバルクルム砂丘アウトポストで使用する。オルデール鍾乳洞バルクルム砂丘も同じザルクヘイムリージョンに属する。

トリガーは全てRare Ex属性であるため、他のプレイヤーからトリガーを譲り受けることはできない。

得られたトリガーアウトポストにいるガードトレードすると、ガリスンが開始される。ただし、トレードするには以下の条件を満たしている必要がある。


また、コンクェスト集計30分(くらい?)前(日本時間日曜23時30分)以降からコンクェスト集計完了までは、ガリスンを開始できない。

トレードを行うPC以外は参加に当たっていかなる制約も課されない。だれでも「お手伝い」として参加できる。トレードしたPCと同じエリアにいるアライアンスのメンバーはガリスンの参加対象となる。

参加人数が多いほど敵の数も増える、つまりマネキンのパーツをドロップする機会が増えるので、実装当初はフルアライアンス(18名)で行われることも多かった。

ガリスン開始前について
ガリスンプレイ中はPCまたはPS2のCPUに対する負荷が非常に高くなる。ゲームの処理を続行できなくなる場合があるので、予めバトルエフェクトを切るなどの処理負荷を低減させるような対策をしておくことが望ましい。

ガリスンではテリガン岬を除く全エリアで、レベル制限が課される。ただし、制限前に受けた強化魔法食事効果、TPなどはすべて維持されるので、開始前に周辺のモンスターを倒してTPをあらかじめ貯めておく、という作戦は効果がある。レベル制限後にアクティブモンスター絡まれるのを防止する効果もある。

アウトポスト周辺のアクティブモンスター獣人攻撃隊に加勢してくるとクリアが困難になるので、ガリスンを行うチームとは別にレベル制限を受けない掃除用のチームを確保することが必要になる場合がある。Lv30制限またはLv40制限またはLv50制限エリアでは1~2名、制限のないテリガン岬ではレベル70台の掃除要員が3~4名程度これに当たることが望ましい。Lv20制限では全く必要ない。Lv30制限でもバルクルム砂丘ブブリム半島ではさほど必要にはならない。

ガリスン開始に伴いレベル制限が課せられても強化は消えず、低レベル処理である時間短縮もない。開始前の強化がそのまま維持されるのでプロシェル大地の守り等の強化は可能な限りしておくべきである。
特に赤魔道士ファランクスストンスキンがすさまじく、Lv75からLv20や30に制限されると第2波終了まで無敵状態である。

ガリスン開始後
ガリスン中は参加PC,NPCおよびモンスターに対し、外部のPCは干渉できない。レベル制限を受けたPCに、アライアンス外のPC魔法で援助することなどはできない。また、ガリスン中に戦闘不能になるかまたはログアウト等を行ったプレイヤーガリスンからは脱落し、途中参加することも、勝利後の報奨金を得ることもできない(戦利品ロットすることはできる)。リレイズに脱落を防止する効果は無い。

参戦する守備隊NPCの人数は、参加するPCの人数に比例する。また、獣人側の攻撃モンスターの人数も参戦するPCの人数に比例する。

ガリスン本戦においては、最大の敵は獣人よりも味方のはずのNPCであるということをまず肝に銘じる必要がある。NPC戦闘能力でPCに大きく劣り、その戦術は劣悪。ヘイトの概念もプレイヤー側の作戦も理解しようとしないので、とにかく足手まといになる。開幕スリップ魔法を撒き散らす事もザラで、非常に有効な戦術となる睡眠を無効化してくれる。

そのため、まず第一に考えるべきことは「如何にしてNPC攻撃から獣人を守るか」ということになる。NPCケアルをすることはできるので、ケアルの使えるPCはとにかくNPCを死なせないことに専念する。前衛NPCタゲを渡さない、渡ったらとにかく奪い取る。

獣人軍は1波ごとに全ての敵を撃破してはじめて次波が沸く仕様になっているため、1匹残っていれば次が沸くことはない。つまり、1匹をNPC攻撃感知範囲から離した上で無力化しておけば、その間に自軍の体制を立て直すことが可能。ただし、30分の時間制限がある。

獣人軍は4度に分けて襲撃してくる。4度目の攻撃が最も熾烈なものになるため、第3波の終盤に差し掛かったあたりでギリギリまで自軍のHPMPなどを回復させるべきである。先述の戦闘エリアキープなどで時間稼ぎをしている間に、後衛などはヒーリングを行う。

やられそうになった場合、OPの周りをぐるぐるとマラソンすることで敵の攻撃を凌ぐことが出来るため覚えておくといい。

IL装備で参加が可能なヴォルボーテリガン岬)のガリスンにおいては、ケアルワルツなどでNPCを常に回復すればソロでの攻略も十分可能になっている。
注釈1
魔法ケアルではMP回復する手段と手間が必要なため若干の不安が残る。
事前に周囲のザコでTPをため、すべてのTPNPC回復に使用するのが望ましい。ジョブ手数が多くTPが溜まりやすい踊り子、もしくはサポ踊前衛ジョブで十分可能。

勝利後
獣人殲滅したら、全てのプレイヤーガードに話しかけなくてはならない。ガードに話しかけることで、レベル制限が解除される。トリガーを渡したPCが話しかけるとレベル制限解除と共に、報酬が渡される。報酬ギル経験値アイテム装備品である。得られる報酬の数量は、生き残ったNPCの数に比例する。

レベル制限の解いていないプレイヤーは、例え報酬を得た後でも、制限を解かない限り「ガリスン中」である。そのため他のプレイヤーからの干渉を受けない。レベル制限を解かずにもたもたしていると、テレポを受けた際に「干渉」とみなされ、ひとりアウトポストに取り残されることになる。

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