マナコンバーター

アタッチメントの一つ。12個スタック可。

名称	属性値	実装日
マナコンバーター	闇2	2006.4.18

ディプロイ、ダークマニューバ1つ以上、MP一定割合以下、回復後の残りMPが100%を超さない状態に発動。Ｏ．ファイバーによる効果の変化は無いようだ。再使用時間3分。

赤魔道士のジョブアビリティコンバートとは違い、オートマトンの全HP・MPを入れ替えるのではなく、残りHPの50%を消費して、同程度のMPを回復する。HPは発動時に一気に消費されるが、MPの方は一瞬で回復するのではなく、発動から30秒間強烈な擬似リフレシュ状態を得ることにより徐々に増加する。どちらかと言えばコンバートよりも、後に実装された学者のアビリティ机上演習の方に近い性質と言えるだろう。内部的にリフレシュのような魔法枠の強化扱いであるのか、MP回復中にディスペルを受けることで効果が消去されてしまう場合がある。
一回あたりの効果は本家コンバートの半分に留まるものの、再使用時間はコンバートが10分であることに対しマナコンバーターが3分である。またマナタンクシリーズのリフレシュとも重複するため総合的にはコンバートより優れたMP回復手段といえる。
とはいえ、実戦ではヒーリングが取りにくい、他からのHP回復支援が受けられないなどの要素によりトレードオフくらいとなる。

瞬時にMPを全快にしたい場合はアクティベート直後のマニューバ制限を考慮しても出し入れを行ったほうが効率は良い。
また出し入れを行わなくてもダークマニューバを消費して瞬時にMPを回復できるエコノマイザーというアタッチメントもある。ただしマナコンバーターに比べ入手はしにくい。

具体的な効果は、下記の通り。

解説：
残HPが奇数だと2で割った数を切捨てした値を減らす。
例：HP3で発動すると、発動後はHP2になる。
減ったHP分を10で割った数の小数を切り捨て、その値を10回に分けてMPを回復する。
つまり、HP⇒MP変換の過程で微小ながらロストが生じている。
平均変換効率は100%に近いが100%であることは少ない。

また、ダークマニューバの個数により発動条件が変化する。個数の変化で効果に変化はないようだ。

ダークマニューバ	判定条件
1	MP40%以下
2	MP60%以下
3	MP69%以下

低レベルのうちはマナタンクのほうがこちらより扱いやすいが、高レベルだとマナタンクでは回復が間に合わないため、こちらの出番となる。

最大HPと最大MPがほぼ同じ魔法戦フレーム以外では非常に扱いづらい。例えばコバルトエアリーズに装着すると、コバルトエアリーズのMPがゼロになっても、マナコンバーターの効果を発動するには最大HPの50%だとMP回復量が最大MPを上回るため、いつまで経っても発動しない。発動させるには、わざとオートマトンを瀕死に追い込んで、残りHPの50%が最大MPを上回らないように取り計らわなくてはならない。たいていそのようなケースだと、オートマトンのケアルが中断されたり魔法の再使用が間に合わなくて倒されてしまうことがざらにある。

メリットポイント消費で習得できる「黒衣チェンジ」でマナコンバーター発動によるHP減少をまかなうことができれば、オートマトンが自身のHPを回復するための行動を減らし、他の魔法を使う機会を増やすことができる。特にフリントカプリコンであれば、一度のマナコンバーター発動から復帰するために複数回のドレインを必要とする上、アンデッドなどドレインが無効のモンスターを相手にするとマナコンバーターの運用は非常に厳しくなってしまうという欠点をカバーできる。

発動時に一気にHPが減ってしまうことは大きな欠点にも見えるが、HPの変動をきっかけとして引き起こされるオートマトンの行動をうまく使えばメリットに変えることもできる。パールアリエスやカーマインスコーピオーであればHPが減ると大ケアルで自己修復を行うが、これでHPが満タンになればしめたもの。出し入れを行えば一気にMPを完全回復させることができる。また、HPの減少が発動条件の一つであるレプリケーターとの組み合わせも非常に相性がよい。

トロールからくり士からドロップ。または合成により入手するか、捕虜救助による不確定アイテムから。

2015.6.25以降はYoyoroonから購入できるようになった。

アタッチメント	エリア・座標	NPC	販売条件	標準価格
				販売	売却
マナコンバーター	ナシュモ(G-6)	Yoyoroon	常時入荷	19,890 G	585 G

マナコンバーター自体に要求される彫金スキルはごく低いものの、一回の合成につき流通が盛んとは言えないブラスタンクが二つも必要になるため、ブラスタンクまで自作しようとした場合はブラスインゴット6個からブラス板6枚への加工、更に板を素材にタンクへの合成…と複数の手順を踏む必要があり、余分に彫金スキルが必要となるのが難点。

【アタッチメント】【からくり士】