主に貴金属・
宝石を取り扱う。取り扱う
アイテムは
競売の「
素材>
貴金属材」のカテゴリにまとめられている。
彫金で作成できる主な
アイテムは貴金属、
宝石およびそれらを材料とした指輪やイヤリング、
髪飾りといった装飾品
装備。特定の
ジョブに偏らず、広く需要がある(
木工が
忍者・
狩人、
鍛冶が
アタッカーなどに偏っているのとは対照的である。)。
しかし、装飾品類は
HQになることで大幅に性能や価値
が向上するケースが多くあるため、
NQ品で商売をするのは中々難しいのが実情である。
亜鉛鉱や
銀鉱、
ミスリル鉱等の
スタック出来ない鉱石を
採掘しながらインゴットに加工出来るため、
鍛冶と同じく
採掘を営む
冒険者が修得する場合もある。
素人~
見習級であればまだしも、
スキルが高くなればなるほど扱う材料が高価になっていくため、
スキル上げの難易度は他のどの
合成スキルよりも高い。
師範の数も他のどの
合成より少なく、高額品を扱うためにブランドイメージが確立している
合成でもある。
スキル上げで用いる
レシピが異様にバランスが悪いのも特徴で、
スキルにして10上げる間ずっと赤字続きということがザラにある。どの
スキル帯でも平均してバランスが悪く、また材料が高額なため赤字の額自体も高額となる傾向にある。
皆伝を超えようかというあたりでやっと収支が見込める
レシピが散見されるようになる。
スキル上げに必要となる
素材の調達手段が限られており、
競売の
素材の在庫量、供給量が非常に少ないことが特徴。資金が潤沢な
プレイヤーでも幅広い
スキル帯で
素材集めに手間と時間と資金がかかる。
素材買い占めによる
競売価格への影響も大きく、幅の大きい価格変動で予想外の損を抱え込むことが多い。自分以外に
スキル上げをしている
プレイヤーがいるようであれば少ない
素材の奪い合いで目も当てられなくなる。
様々な要因によって
スキル上げに膨大な時間がかかることは必至。
いわゆる
中間素材は(他の
合成でも使用するため)そこそこ需要があるものの、そこから板などに加工した瞬間に需要0と言うことも普通であり、高
スキルになるとさらに高額な材料が加わって、育成には膨大な資金と
根気と
素材の計画的な運用、
素材の確立した調達手段が必要となる。この為、加工品を
分解して再利用する事がよく行われている。
かつては、
スキル100に到達すれば
HQ品の生産で莫大な富が築けるとも言われており、
彫金スキル100=富豪の
ステータスでもあった。
しかし
Lv75キャップ時代終了後は、
スキル100の恩恵を受ける
スキル55、75近辺の
HQレシピが死亡しており、また
職人家具や様々な支援により
師範さえあれば実質作れないものは無く、何ら不自由しないため
スキル100にする意味は薄くなっている。
Lv75キャップ時代が終わった現在、
彫金単体で利益を上げるのは非常に難しく、
錬成を絡めて新しい
装備品を売り捌くことで
彫金師達は生き長らえている。
彫金を
師範にしたから富豪になれるのか、
彫金を
師範に出来る程の資産と能力があるから富豪なのかは、少々論議の残る所である。
彫金師範には
素材原価から売上、利益の計算をきっちり行う者、
競売に内在する需要を嗅ぎ分ける能力に長けた者が多く、
師範クラスの
人間には根っからの商売人が多い
合成でもある。
関連する施設として
彫金ギルドが存在する。詳細は
彫金ギルドの項目を参照されたい。