ブラス(brass)とは「真鍮」のことで、金のような光沢と加工の容易さから装飾品や金
管楽器などに多く使われている。このためか貴金属扱いで、取り扱いも
彫金スキルである。
一時代を築いた青銅の
武器と比べ、実戦用に
武器に使われた事例はほとんど無い。金属沸点が低い事と、ブロンズと比べデリケートだったことから
武器素材としては劣るため。
それにも関わらず、ブロンズ製の武具より上位に位置するのは、ブラスを用いて直接武具を作るのではなく、既存の武具に装飾を施すという概念のためらしい。
素材により
装備品を差別化するのは
RPGではよくある手法であり、装飾だけで上位武具になるという点についてのツッコミは無粋であろう。
但し、実質的な強度(硬度)はブロンズよりもブラスの方が上であり、
グラフィックでもお分かりだろうがブラスによって
打ち直しされた
武器は「刃部」や「打面」にブラスが使用されている。また、耐腐食性もブロンズより高まる為、
防具の
強化と言う点も理論的には間違いではない…が、ほぼ装飾でしかない事は否めない。