錬金術

記事名読み
れんきんじゅつ/Alchemy
  1. 合成の一種。
  2. モーグリのすごい応援の一つ。
ギルドバストゥーク鉱山区にある。

主要製造品はポーション毒消しオイルパウダー等の薬品類。
他にも毒を仕込んだ武器や、カーボンファイバーガラス板サーメットといった素材を使った装備品銃弾花火等の火薬製品、アニマ聖水といった魔術的な物まで、他合成にカテゴライズしにくい物は大体錬金術製品である。
第8回 ヴァナ・ディール国勢調査によると全ワールドを合計した印可以上(専門職としているプレイヤー)の人口が調理に次いで多い、庶民のスキル
人口比率の高い合成だけに高スキル錬金術製品ですら値下がりは早く、逆に材料の需要は多いので値が下がらない「材料高く、作れば安い」という現象がもっとも強いスキルの一つといえる。

消耗品を大量生産することでスキル上げとするため、スキル上げの副産物の処分は比較的容易である。しかしその人口の多さからいわゆる「楽に上げたい」人口も多く、メジャーなレシピへの一極集中が激しいので、作った物が需要があるにも関らず原価を大きく下回る値段でしか売れないことも多い。
詳細は【モーグリの応援】【錬金術サインボード】項を参照のこと。
出典
現実世界において中世に栄華を極めた学問の一つ。
錬金術は時代によって異なった3つの目的がある。
(1)粗金から純金を精製する(金の産出/輸出国だったエジプト発祥)
(2)それが伝言ゲームのように「卑金属(鉄・鉛など)から貴金属を作りだす学問」とヨーロッパに伝わる
(3)じきに金の錬成や生命体の錬成を行うことを可能とする「賢者の石」の作成理論を見出すことにすりかわる

(2)から(3)へ移った背景には、結論として卑金属から貴金属を精製することが不可能であることがわかったからでもある
注釈1
核反応を起こせば理論上可能ではあるが、それが分かったのは最近の話。

哲学・化学・数学・物理・医学等は中世の宗教観(キリスト教観)と密接に関係しているため一概にはいえないが、錬金術こそがこれら近代学問の祖ともいえる。
現代の化学から考えると荒唐無稽な話ではあるが、フラスコなど現在使われている化学の実験道具や高校理科までで習う理論の大半は錬金術の研究過程に作られており、Chemistry(化学)の語源はAlchemy(錬金術)から来ている。Alchemyはもともとアラビア語に由来し、Alは冠詞である。

フィクションの世界では、「物質の性質を変える学問」の側面を特に強く見せる。
他にもファンタジー世界においてオーバーテクノロジー気味のアイテムもこの錬金術によって生み出されることが多い。
関連項目
合成】【錬金術ギルド】【錬金術材】【練金

コメント表示/書き込み コメントはありません