軍隊蠍の行軍
ぐんたいさそりのこうぐん/Operation Desert Swarm
ワールンの祠で
ラキシスオーブを用いて行われる無制限
BFNM戦。
敵は
サソリタイプのPlatoon Scorpion ×6。
ちなみに英語名は、1991年の湾岸戦争時における多国籍軍の「砂漠の
砂嵐作戦」(Operation Desert Storm)をもじったもの。
サソリタイプのPlatoon Scorpionが6匹おり、順不同で全て撃破するのが目的。一匹辺りの強さは75から見て楽~
丁度くらい。
この
サソリが使用する
特殊技は、
大暴れと
アースパウンダー(共に範囲技)のみだが、一匹が使うと他の5匹が連動して使うという特徴がある。6匹同時に受けた場合、甚大な被害となる可能性もある。
だが、
大暴れを使うとしばらく「
疲れて行動不能に」、
アースパウンダーを使うと「足が地面に刺さって
バインド」状態になることもある。このため同じ個体が
特殊技を連発することがないのは幸いである。
大まかに二つの
戦術が存在するが、実際に使う場合は
パーティに併せて調整すると良い。
一つ目は
黒魔道士、
吟遊詩人などが敵を寝かせ、全員で一匹ずつ速攻で確実に撃破していくというもの、寝かし役に危険が及ぶ可能性があるが、元々
攻撃力の高い敵でもないため、
強化魔法を怠らなければ心配する必要もないだろう。
敵を釣る際は
挑発を入れ、
特殊技の連動を防ぐために通路の半ばあたりまで引っ張って倒すと良い。
この場合の注意点は、目立ったもので以下の3つ。
まず一つ目は、敵に明らかな
睡眠耐性がついていくこと。最初こそ
黒魔道士の
スリプル(I)でも問題なく眠らせられるが、寝かせる回数が増えていくごとに眠りづらくなっていく。撃破役が手間取ると、
スリプルIIをレジられて寝かせ役が
戦闘不能になるリスクがある。後述する特性とも相俟って、後半に進むにつれ気を抜けなくなる。特に寝かせ役に
ヘイトが
集中しているので注意が必要。
二つ目は、敵の
睡眠時間は通常の
スリプルの
効果時間よりも短くなることが多いということ。これは、
戦闘中の敵が
特殊技を打った瞬間、眠っている敵の何匹かが距離に関係なく連動に応じて
睡眠状態から目覚めるため。なお、目覚める確率は
実装直後に比べると上がっている。
三つ目は、敵の残りが少なくなる毎に
攻撃力及び
回避率が上がっていくこと(
防御力、
命中率は変化なし)。敵の
特殊技は
大暴れか
アースパウンダーのどちらかしかないのだが、最初の1匹と最後の1匹では明らかに
大暴れの被害に差が出る。
ダブルアタックが乗ると500ほど持っていくこともあり、また
アースパウンダー(こちらは
物理ダメージではないため威力に大きな変化はない)で
空蝉を全て剥がした上に直接
攻撃がヒットしたりもするため
前衛が事故に陥りやすい。
二つ目は各々
ガチンコで戦う戦法である。強さは楽~
丁度くらいのため、一匹だけなら
ソロでも倒せないレベルではない。これを6人同時に行うことにより、倒した人から他の仲間へと救援に行くという
戦術スタイルである。
また、倒さずに維持させておくという手法もある。例えば
吟遊詩人のように
ソロ時の
戦闘能力に乏しい
ジョブはひたすらに敵を一匹寝かせ続け、他のメンバーの
戦闘が終わるまで維持させておく。
この戦法を用いる場合の注意点は以下の三つ。
一つ目は、この戦法の場合、各自撃破(維持)を前提とするため、
サポートジョブ等を初めから
ソロ向きにしておかなくてはならない事である。通常の
レベル上げ感覚で
サポジョブや
装備を選ぶと
ソロの際の
戦闘能力が低下し、撃破出来ない可能性がある。このため、メンバーを募集する際も事前に
戦闘方法を話し、各自が
ソロを前提とした準備をするのが好ましい。
特に
アタッカーは防御や
回避を捨てた
装備や
サポートジョブをしていることが多く、注意が必要である。例えば
戦士や侍の場合、
回避がマイナスになる
ホーバージョンより、
回避が期待できる
AF1やアスカル
装備の方が有利に戦える。
二つ目は、
戦闘場所に注意することである。敵の位置が近いと
特殊技の連動が発生するため、各自の
戦闘場所は離れていなければならない。実質
ソロの状態で
戦闘するため、その被害は一つ目の戦法より大きいし、他人によるリカバリーも難しい。突入前に各自の
戦闘場所を打ち合わせしておくと良い。
候補としては、敵の居る広場の隅や、広場にいく道中の通路がある。ただし、通路の奥(
BF入り口)などは連れて行くまでに
攻撃を受けて
ダメージが蓄積されてしまうこともあるため、ここで
戦闘するのはなるべく
ソロ能力が高い
ジョブがいいだろう。
三つ目は
戦闘開始直後、素早く全員が各々の敵を取ること、そうしないと最初に突っ込んだ人が
集中砲火を受けてしまう可能性がある。範囲
睡眠が使える人がいれば、それを最初に使ってからでもいいが、いずれにせよ素早く行いたい。
この他、
黒魔道士が6人集まって
サンダガIII同時打ち、という言うのもある。文字通り瞬殺で終わる・・・自分達が挑戦してみて異様に早い
クリアタイムが存在したら、十中八九
黒パーティであろう。
どちらの
戦術を用いるにしても、
戦闘はそれぞれ離れて行わないと前述の
特殊技の連動が発生し、甚大な被害を受ける可能性がある。この
BFの最重要項目といって良いかも知れない。
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