黒パーティ

記事名読み
くろぱーてぃ
構成メンバーの全員またはほとんどが黒魔道士の特殊な編成パーティ。強力な精霊魔法集中砲火を浴びせ、短時間で敵の体力を削るというコンセプト。

ばかりで構成することもあれば、補助をしつつも黒に準ずる役割をこなせる学者詩人コルセアなどのMPヒーラーや、瞬間的なタゲ保持役としてナイトが入る場合もある(ナ詩黒黒黒黒、黒黒黒黒黒赤など)。
戦闘を終えた黒魔道士たちはヒーリングする必要があるため、以外のジョブ釣り役を担い、釣ってきたところを精霊魔法の連射で一気に沈めるという形が一般的。

経験値は、一般的な構成のパーティと同等ないしはそれ以上に稼げることもある。
レベリング以外でも、一部BF戦で黒パーティならではの攻略法が編み出されたり、デュナミスHNM戦などの多人数バトルにおいてアライアンスの一部として編成されたりとその爆発力は多くの冒険者の知るところとなっている。

海外プレイヤーからは「Mana Burn(マナバーン)」と呼ばれる。定型文辞書を利用した「Mana 【バーン】【パーティ】【いりませんか?】」というシャウトがあった場合、この黒パーティを募集しているのである。

利点
黒パーティの利点として、通常のレベル上げ編成と違い参加人数の制約が緩い点があげられる。一般的な編成と異なり、一人抜けただけで戦力激減ということもないし、7人以上になるようならPTを分割することも容易である。
また、戦闘時間が短い上に少ない手数で倒せるため、敵がTP技を使う頻度が非常に低くなるという利点もある。加えて遠距離攻撃のため、反撃を食らうこともほぼ無縁となる。型にハマると文字通り「無傷」で倒し続けることも可能になるほどである。

間接的な利点としては、不測の事態が起きても多人数によるスリプルスタン等で対処しやすいという頑健性や、普段は抑えざるをえない強力な魔法を遠慮なく撃てるという爽快感もある。
特に黒一人では活用しにくい相乗効果魔法や、複数人での同時使用が望ましいメテオなどを活躍させる機会となる。

欠点
欠点としては、MPリソースの問題から連戦には不向きであること
注釈1
逆に、長いヒーリング時間を息抜きや雑談、情報交換の場と見れば利点にもなる。
黒魔道士同士や他ジョブとの息が合っていないと、6チェーンなどを目指すのは難しい。
注釈2
とて程度の敵をまとめてガ系で焼くやり方もある。メリポのような無限チェーンは無理でも、10チェーン程度は可能である。


また、黒パーティに入った黒魔道士以外のジョブは、釣り役、MP回復役精霊魔法命中するまでの足止めなど、完全にサポート役にまわることになる。そのため、「自分が活躍できないパーティには入りたくない」という黒魔道士以外のジョブプレイヤーには向かない。

ペット狩りとの関連
黒魔道士最強伝説」の項にあるように、近年の黒魔道士エンドコンテンツでの有用性を評価されつつも、通常のレベル上げパーティからは排除される傾向が強まっている。従って、レベル上げ黒パーティ、特にペット狩りパーティが組まれる機会も多くなっている。
注釈3
特に高レベル帯においてこの傾向が顕著であり、ブンカール浦〔S〕ザルカバード〔S〕獣使い巨人ペットである虎が黒パーティの格好の獲物として認知されつつある。


もともと黒の能力は「HPの少ないペットを高火力で瞬殺する」というペット狩りのコンセプトに合致しており、パーティを組むことでより高い時給を見込める。しかし、釣りミスにより高い確率で死人が出るなどのデメリットも相変わらずであり、釣り役など黒以外のジョブのリスクが高まることにも注意する必要がある。

歴史
難易度の高いクエストや一部の印章BFミッションなどが簡単にクリアできてしまい、行き過ぎたジョブしばりにつながりかねないなど、ゲームバランス上、悩ましい問題を提起する形となっていた。「黒魔でさえあれば勝ち組」といった状況が永遠に放置されるはずもなく、2006/7/19に、新たな対策「累積魔法耐性」が発表された。もっとも、適用対象は一部のモンスターに限定され、黒パーティそのものが否定されたわけではない。

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