Bozzetto Bruiser

アブダルスの模型-レギオンに出現するトロール族NM。
2016年11月10日のバージョンアップで追加された。

2018年11月9日のバージョンアップからは2回目の登場となっている。
2020年10月12日のバージョンアップからは3回目の登場となっている。
2023年10月10日のバージョンアップからは4回目の登場となっている。

アンバスケード大典1章で突入するアンバスケードBF「アンバスケード-エキスパート」のボスとして出現する。

トロール族（グーフールー）「Bozzetto Bruiser（以下（ボス）」と難易度に応じたお供が出現、彼らを全て撃破することでクリアとなる。

•出現敵の名称と難易度の対応表

名前	ジョブor種族	SPアビリティ	備考
Bozzetto Bruiser	モンク	百烈拳	ボス
Bozzetto Justiciar	ナイト	インビンシブル	お供その1
Bozzetto Sharpshooter	狩人	イーグルアイ	お供その2
Zahhak	ドラゴン族（ダハク）	-	お供その3

• とてもやさしい～普通
  ナイト・狩人
  
• むずかしい
  ナイト（2体）・狩人（2体）
  
• とてもむずかしい
  ナイト（2体）・狩人（2体）・ドラゴン族（ダハク）
  

戦闘開始後、ボスか雑魚（ダハク除く）にダメージを与えた後しばらくすると、トロール族全員がオーラを纏う。
オーラを纏っている間は敵が非常に有利な状況となるため、このオーラの対応が戦略のカギとなってくる。

ボスの特徴は下記の通り。

• 内部ジョブがモンクであるため、ガード等モンクのジョブ特性を所持している。
  
• 大力足以外のトロール族（グーフールー）の特殊技を使用する。
  
  • ヘッドスナッチの強化版「ヘッドシーズ」が追加されている。
    
  • 大力足は強化版の「超力足」に差し替わっているほか、発動条件が特殊となっている。
    
    • 「ボス自身とお供のナイト両方がオーラを纏っている」と超力足が解禁される。ナイトが生存していない場合は、ボス自身のオーラの有無のみが使用判定に用いられる。
      
  • プレアデスレイの効果が一部差し替わっているほか、発動条件が特殊となっている。
    
    • 「ボス自身とお供の狩人両方がオーラを纏っている」とプレアデスレイが解禁される。狩人が生存していない場合は、ボス自身のオーラの有無のみが使用判定に用いられる。
      

技名	範囲	効果	補足
ヘイメーカー	前方範囲	ダメージ+ノックバック、アムネジア
ヘッドスナッチ	単体	瀕死物理ダメージ
ヘッドシーズ	単体	瀕死ダメージ（HP1化）+ヘイトリセット	難易度「とてもむずかしい」のみ
スレッジハンマー	前方範囲	物理ダメージ+石化、ノックバック
金剛断鎖拳	単体	物理攻撃（多段）+防御力ダウン
超力足	自身中心範囲	属性ダメージ吸収バリア付与	ディスペル、フィナーレでの解除不可
プレアデスレイ	自身中心範囲	ダメージ+猛毒、麻痺、暗闇、強スロウ、静寂、悪疫、スタン	効果範囲が大きく拡大されている 注釈1 魔法が届くギリギリの射程にまで拡大されている。 効果時間は難易度に応じて変動？ 注釈2 難易度「とてやさ」では約20秒程で切れる。 強スロウはヘイストII上書き スタンは難易度「とてやさ」では付与されない

• お供のうち誰か一人でもオーラを纏うと、ボスもそれに対応してオーラを纏う。
  
  • オーラを纏っている間は自身に強力なリジェネが付与される。効果の度合いは難易度の高さに比例して上昇する。
    
  • このオーラはお供（トロール）全員のオーラを消すことで解除される。
    
• 睡眠、石化、バインド、ヘヴィ、静寂に対する完全耐性を持つ。その他の状態異常は一通り通るが、アドルは耐性を持つため入りづらい。
  

お供（トロール）の特徴は下記の通り。

• ナイト
  
  • 内部ジョブがナイトであるため、盾防御やレジストスリープ等ナイトのジョブ特性を所持している。
    
  • 戦士タイプの特殊技を一通り使用する。また、金剛身の耐久力が大きく強化されており、とてやさでも数千程度の耐久力を有する。ただし、吶喊の範囲が単体になっている。
    
  • 使用魔法（確認できた物）：プロテスIV、シェルIV、フラッシュ
    
  • 時間経過で白いオーラを纏う。
    
    • オーラを纏っている間は自身に強力なリジェネが付与される。効果の度合いは難易度の高さに比例して上昇する。また、前述の条件を満たすと、ボスが超力足を使用するようになる。
      
    • このオーラは属性WSを当てることで解除される。
      
    • オーラは消えても30秒ほど経過すると纏い直す。
      
    • ボスを撃破するとオーラを纏わなくなる。
      
  • 睡眠、石化、バインド、ヘヴィ、静寂に対する完全耐性を持つ。その他の状態異常は一通り通る。
    

• 狩人
  
  • 内部ジョブが狩人であるため、レジストポイズン等狩人のジョブ特性を所持している。
    
  • ザッラーカ等の遠隔特殊技の他、「クイックライム」（単体に火属性ダメージ+アムネジア）という固有技を使用する。武器は破壊できない？
    
  • 時間経過で白いオーラを纏う。
    
    • オーラを纏っている間は自身に強力なリジェネが付与される。効果の度合いは難易度の高さに比例して上昇する。また、前述の条件を満たすと、ボスがプレアデスレイを使用するようになる。
      
    • このオーラは物理WSを当てることで解除される。
      
    • オーラは消えても30秒ほど経過すると纏い直す。
      
    • ボスを撃破するとオーラを纏わなくなる。
      
  • 睡眠、石化、バインド、ヘヴィ、静寂に対する完全耐性を持つ。その他の状態異常は一通り通る。
    

お供のダハクに関しては、前述のオーラのギミックとは絡んでこない。
しかしながら負の歌による強化全消しや、カオスブレードを盾役が受けてピンチに陥るなどの事故要因があるため野放しということは難しい。
ダハク固有の水ダメージを受けるとTPが減るという特性があるため、これを突いて特殊技の発動を阻害する戦法が有効である。

盾役のナイトまたは魔導剣士が敵全員のヘイトを集めた後、四隅もしくは壁際に移動して敵をひとまとめに固める。
その後範囲物理WSを使えるアタッカーと範囲属性WSを使えるアタッカーが適宜WSを使用して敵がオーラを纏うのを阻止しつつ、ボス→護衛の順に各個撃破。

「お供のトロール全員のオーラを消さないとボスのオーラが消えない」というギミックの関係上、範囲WSで一気にオーラをかき消すのが最適解となる。
オーラを消した後再び纏うまでには間があるので、その間にどれだけのWSを叩き込めるかでクリアタイムが変わってくる。ナイトがオーラを纏わない限りボスは超力足を使わないので、オーラを纏いしだい即属性WSを打ち込むことで完封することも可能。超力足を使われた場合は連携ダメージを吸収するため、この時のアタッカーのWS選定は技連携が発生しない組み合わせにすること。

また、ボス撃破よりも先にお供のトロール族を倒してしまうとオーラの消去ができなくなって詰む可能性が高くなるので、お供のトロールへの攻撃は手加減すること。

プレアデスレイは使わせないにこしたことは無いのだが、受けてしまった場合に備え、メンバー全員が万能薬を携帯しておくと良い。
ただし、万能薬で治せるのは毒、麻痺、静寂に限られるため、強スロウ及び悪疫への対策が別途求められる。

弱体効果てんこ盛りのプレアデスレイに加え、難易度「とてもむずかしい」ではZahhakの負の歌のお陰で強化まで制限を強いられるため、非常に面倒くさい内容となっている。

ちなみに火力に自信がある編成ならば、オーラを纏われる＆超力足を使われる前に、連携＆マジックバーストやアストラルパッセージの履行連打でボスを瞬殺してしまうこともできる。
瞬殺に失敗すると勝率が極めて低くなるバクチぎみの戦法ではあるが、上手くいけば上位の難易度でも数分でクリアできる。

• 2023年10月10日のバージョンアップ（4回目の登場時）
  "Bozzetto Bruiser"が使用する特殊技「プレアデスレイ」により受けた状態異常を、一部のアイテム／魔法で解除することができない不具合が発生した。この不具合は2023年10月13日に行われたバージョンアップにて修正されているが、状態異常を受けたまま排出された場合モグハウスに入ってもジョブチェンジしても治療出来ない不具合は残ったままである。
  

難易度に応じたホールマークを入手する。詳細はアンバスケードおよびホールマーク項にて解説する。

Bozzettoについては【Bozzetto Crusader】項を参照。

Bruiser：「プロボクサー、がっちりした男」という意味。ブルーザーピアスのブルーザーに同じ。

Bozzetto Justiciar：Justiciarは「（中世英国の）司法長官」という意味。デーモン族に「Demon Justiciar」という個体がいる他、ジャステシアトルクという首装備が存在している。

Bozzetto Sharpshooter：Sharpshooterは「鋭い射手」といった意味。

Zahhak（ザッハーク）：出典の詳細は【ザッハーク】項を参照。
「Zahak」という名称でアトルガン皇国の伝承に登場する蛇王およびBF「英魂と鎮魂」に出現するハイドラ族NMとして登場している。微妙に異なる名前になっている理由は不明。

ヘッドシーズ：頭を掴む/捕える
クイックライム：生石灰（酸化カルシウム）。水と反応して発熱するため、火気厳禁の場所で熱を得るために用いられる。
それ自体は発火しないが反応熱で物を燃焼させるのに十分な熱を発生させるため、一説によればギリシア火薬の成分の一つだったとされる。

第29回もぎたて ヴァナ・ディールによると「テーマは『もぐら叩き』」とのこと。ただし、「実機で見てもあまりもぐら叩きみたいに見えないだろう」というツッコミも入っている。
おそらく、オーラを纏ったトロールを「頭を出したもぐら」に見立てているのだろう。

これに対して範囲WSで全て巻き込みオーラを解除するというプレイヤー側の解は、さしづめ特大のハンマーで全てのもぐらの頭をまとめて叩く行為にあたると考えられる。

【アンバスケード】【アンバスケード大典1章】【トロールガン】
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