キャーリューサーン!

記事名読み
きゃーりゅーさーん
感極まって竜騎士に掛けられる(甲高い)黄色い声援の事。
   ∧∧ /) キャー リュウサーン!!
  ( ゚∀゚)/  )\__ 
  /!≡)  ≧δ`∋
  (/´U   (`・ω・) PT ドウデスカ?    
       ノ| 竜|)   ∧∧
      (( ノ ̄ゝ ∩(゚  )∩ 

実状としては不遇である竜騎士の立場を敢えて転倒させて語る事で自虐的に嗤ったり、皮肉ったり、妄想したりする匿名掲示板由来のネタのひとつ。差別意識、ジョブ間ヒエラルキーを土台にしたブラックジョークの一種ともいえる。ニュアンス的には黒魔道士最強伝説のそれに近いが、竜騎士プレイヤーから自発的に出たというよりは、他ジョブによる竜騎士叩きの一環と捉えるのが自然であろう。或いは現実から目を背けた者が聴いてしまう幻聴の様な物
注釈1
と定義するのもネタのうちである。
AA内では「キャー リュウサーン!!」だが、何故「キャー リューサン!」に変化したのかは不明。

当然、実状とは乖離して存在する言葉であるので大概は…
                  O
                  o
            ムクッ    ∧ ∧
               (-ω-*):. _  ハッ!?ユメカ・・・
              r'⌒と、j   ヽ   
             ノ ,.ィ'  `ヽ. /
            /       i!./
             (_,.         //
            く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
              `~`''ー--‐'


   ∧∧ /) キャー リュウサーン!!    )
  ( ゚∀゚)/  )\__          )
  /!≡)  ≧δ`∋          )  希 望 と 書 い て
  (/´U   (`・ω・) PT ドウデスカ? )   
       ノ| 竜|)   ∧∧     )   妄 想 と 読 む ん だ よ ね …
      (( ノ ̄ゝ ∩(゚  )∩    )
  _______○_____ノ
           o
       __/(             /(
     ∈´ δ≦        <゚了ノ (  ?
     (・ω・`)         (  "⌒ヽ______
      OO⊂)          ι⌒ζノ丶─" 

等とオチがつくのがパターン。

なお、大多数の竜騎士にとってこのネタは屈辱以外の何物でもなく、竜騎士に対する自虐ネタを嫌悪する人間もいるので、場の空気を悪くしたくないのなら公の場でこのネタを口にしたり、話題を振るのは極力避けるべきである。

中には開き直って自らリューサンを名乗る竜騎士や、愛称としてリューサンと呼ぶ人間もちらほら見かける
注釈2
ジョブ蔑称から愛称に昇格した、けもりんの扱いに近い。


・・・と、いうような時代もあったものの2010年現在、蔑称として使っている人間はおらず、ただの愛称としか認識されていないのが現実である。

キャーリューサーン!」誕生と、その後の経緯
竜騎士実装後、特に2004年頃は竜/戦と狩/忍を比較してしまうと攻撃力防御力TP速度、WSダメ戦闘補助力、ピンチ時の一発アビ連携属性の豊富さ、以上、突アタッカーとして立場まる被りの狩人に全ての能力が劣っていた
注釈3
少なくとも狩人よりは防御力が高いだろうが。
のも事実である。そもそも釣りジャンプを使うしかなく、やっと追加されたのが石つぶてスーパージャンプだったなど、涙なしには語れないと言わざるをえない。両手武器を扱うアタッカーエースといわれ嘲笑を浴びるだけでなく、瞬発力やスタンなども持ち合わせていない竜騎士パーティでの存在価値を疑われ
注釈4
有名な話では、とあるプレイヤーに「竜さんとは組んだことがないから」とパーティ勧誘を断られ、さらにそのプレイヤーの取り巻きに詰問されるという散々な体験をした竜騎士もいた。
ソロジョブとして細々と生き続ける有様であった。
注釈5
勿論、努力や試行錯誤を重ねてパーティー内に居場所を確保する竜騎士もいたことも事実である。
そんな不遇にあえぐ竜騎士に投げかけられた言葉が、「キャーリューサン!」である。

しかし、2007/8/28に実施されたバージョンアップは別格であった。両手武器に限りSTR1=攻+1、DEX1=命中1という両手武器を使用する者のほとんどが狂喜乱舞するスペシャルボーナスつきに加え、竜騎士には物理命中率アップ特性の2段階目実装、そしてペンタスラストスキュアー大幅強化と、アタッカー枠として認知されるレベルまでに変貌した。
もっとも、4年に渡る不遇が育んだ彼等の受け流しスキルスーパージャンプ(というよりは諦めの境地であろう・・・)は尋常ではない。当事者である竜騎士達は「(序列が上がったことには間違いないが)別にトップアタッカーになったわけでもなければ、竜騎士でなければいけない場面が出来たわけでもない。強いて言えば二刀流アタッカーとの差が若干縮まって、ソロ効率が上がった程度」「どうせすぐ修正される」と極めて冷静に現状を見ていた。
そしてその後、両手武器の調整に不具合があること(ダメージ上限が未設定だった)が公表されたり、ダメージの乱数処理やモンスターの能力など根本的な部分にまで不具合が生じていたことが判明し、大幅修正がなされた。この辺りの顛末は両手武器強化祭りの項を参照。

この時の謙虚さで株を上げたか、今では嘲笑の対象として扱われるエースと比較するとリューサンは数多くのFF11関連動画で愛されており、特に「リューサン飛行」などは、2ちゃんねる全板人気トーナメントにおけるネトゲ実況板の優勝に大きく貢献したと思われる。ちなみに同トーナメントのネトゲ実況板への投票ではリューサンAAが多く用いられた。
もはや竜騎士とは別個のキャラクターとして、ブロントさんと共にネ実が生んだアイドルに成長したのかもしれない。

コリブリファンタジーMMM駆除部1課(主にバード属)による経験値稼ぎが盛んだった頃は、特に竜騎士の人気は高かった。
注釈6
正しくは両手槍スキルが比較的高い戦士や侍、突属性遠隔攻撃が持ち味の狩人と並んで、突属性アタッカーの代表格である竜騎士の人気が高くなっている。
殲滅速度の速さから、盾ジョブも特に必要とされないので、場合によってはナイトよりも先に誘われるケースも多々ある。まさに、キャーリューサーン!状態である。しかし、あくまでレベル上げの話である。

また、アビセア実装後は弱点役としてのポジションも薄く、一部の前衛を除いた「その他前衛」の枠に落ち着いている。
あまり広くは知られていないが、武神流秘奥義スターダイバー」はダメージの伸びが良く、敵を選べば抜群のアタッカーとして大活躍ができる。知る人ぞ知るといったところだが、そういう意味では今も昔も竜騎士の認識はあまり変わっていない。

2013年に登場した「アドゥリンの魔境」がリリースされ、高性能な装備群が多数追加。当時、それほどハードルが高くないにもかかわらず、超高性能の武器群、通称「メナス武器」の両手槍であるオフィトライデントが他ジョブと比較して極めて使いづらいものであったこと、また、メナスインスペクターの参加には(緩めではあるが)ジョブ縛りが必要とされたことから「またリューサンソロでやれってことか…」と嘆息する竜騎士の姿が散見された。

しかし、メナスインスペクターの仕様の理解や攻略が進み、シルダス洞窟〔U〕のボス「Muyingwa」が突弱点ということが判明すると、一気に竜騎士の需要が高まった。もちろんそれなりの装備が必要ではあるが
注釈7
大抵メナスボス武器が必須である。ちなみに竜騎士装備できる両手槍ウプキレフ」はまさにこのMuyingwaドロップする。活躍できる相手がドロップする装備が必要というジレンマに悩まされているあたりは竜騎士らしいといえなくもない。
、今度こそ、まさにキャーリューサーン!状態である。

関連項目
ガリ

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