不遇
才能を持ちながらもめぐりあわせが悪くて世間に認められないこと。また、そのさま。
本来は、
「何もできない」だなんて言わせないだけの実力を持ち合わせている事が前提となるのだが
FF11においては、そのスペックの有無にかかわらず、「開発や主催の募集などに優遇されている事」の対義語として使われる事もある。
ジョブの相対的活躍度の低さ、あるいは立場の中途半端さを指して、「
不遇ジョブ」「
不遇時代」のように使用される場合がある。コンテンツの人気・参加機会に少なからず偏りがあることが、主観としての不満を煽る結果を生んでいる、との見方もある。また、現在では状況の改善がなされていたとしても、過去に
不遇であったことを指して「
不遇時代」などと回顧的・教訓的に使用されることもある。
コンテンツにより活路を得る特性自体は異なるケースが多い。他方で、
ジョブの環境ごとの強さ・有効性は
パッチの都度で変化するものであり、多方面のコンテンツに則した仕様変更によって一部の
ジョブが一躍人気者の座に躍り出る機会がある一方、過去にもてはやされて栄光を手にした
ジョブが一瞬で冷や飯を食わされる事も少なくない。
多様な状況を共通の話題として扱うことが難しい以上、原則として、一概に該当
ジョブを名指しで
不遇と評することは適切でない。しかしながら、自己の象徴となる筈の特性を、現実には到底生かし切れないというギャップに喘ぐ
ジョブが、過去現在を通じて存在していることもまた、確かである
。
ジョブが
不遇であるとの認識の動機や程度は、触れ合うコンテンツの知名度や個々人の趣向により異なるものであるが、判断基準の一例を挙げれば下記のようなものがある。
- レベル上げでは人気を博すものの、75以降では活躍の場が大幅に狭まる。
- 低~中レベル、例えばレベル制限状況においてアピールポイントがない。
- 装備/メリポ/中の人の技術等に依存する側面が大きく、信用を得にくい。
- イメージ先行や初期の強弱により評価が固定化され、再評価が行われず、レッテルを張られる。
- ジョブに求められる役割を単独で達成できず、かつ似た役目を他ジョブに補完され得る。
- 開発の及び腰や無関心を疑いたくなるような曖昧な仕様変更の繰り返し、或いは追加要素自体がない。
- ソロで活動(主に戦闘)する能力が皆無である。
自身の扱う
ジョブが抱える
弱点と、それを他方面から補えない苦しさを当事者が認識せざるを得ないような場合、
ジョブをプレイする人口が大幅に減るなどの現象が伴う場合もある。
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