天晶暦(てんしょうれき/Crystal Era)
ヴァナ・ディール、特にアルタナ四国で標準的に使われている暦法。略称は「C.E.」(紀元前はB.C.E.)。
後述のエピソードから、天晶暦が通用するのは基本的にアルタナ四国のみであり、アトルガン皇国においては天晶暦については言及されない。
ゲーム中では画面左下に時刻が表示されるほか、メインメニュー→現在時刻を選択する、もしくはテキストコマンド「/clock」で天晶暦・ヴァナ・ディール時間と地球時間をログウィンドウに表示できる。このいずれかの方法を実行するたびに左下の時刻表示がon/offされるが、消したくないときは「/clock on」のテキストコマンドを使用するとよい。
なお、拡張データディスクアルタナの神兵において実装された過去世界にPCがいる場合も、表示される時間は現代のものになる。
天晶暦334年に星の神子シャンリリが水晶を使ってこの事件を334年前に起こったと算出し、その年を元年として「天晶暦」を制定した。→ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 ~Life in Vana'diel~ より。
建国後のウィンダス連邦との講和以後、文化交流の結果輸入される。従来のサンドリア暦と並行運用となっているが、現在はサンドリア暦を使うものは居ないようだ。
当時の内務省*1により、ウィンダスから天文学者セチルプチルを招聘、時のアレンス大統領によりアルテパ暦から切り替えられる。アルテパ暦は現在は廃止されている。
遡ること8年前に天の塔が落成しており、諸々の研究成果を含めて為し得た星の神子シャンリリの一大事業であったことが見て取れる。
アトルガン皇国については、超新星ゴルディオスの出現よりも前から存在が確認されているため、独自の暦が存在すると予測される。
神聖アドゥリン都市同盟はおよそ1000年前に王国として発足しているが、現代ではアルタナ四国と同様に天晶暦が使われているようで、アドゥリンの歴史関連のクエストでは天晶暦で時系列が記述されている。
8つの属性に対応した曜日があり、火曜日から始まり、土曜日→水曜日→風曜日→氷曜日→雷曜日→光曜日→闇曜日と移り変わる8日間が天晶暦に於ける1週間である。一年の日数360は8の倍数であるため、個々の日の曜日は年によらず一定となる*2。
なお、動植物の繁殖や生育についてはリアルの日本の地球時間がそのまま適用される*3。
ストーリー上で「20年前の………」などと言われた場合、この884年から遡るものであることに注意したい。
これらの仕様から、いつかはリアル時間である西暦とヴァナの天晶暦が同じになる日がやってくる。
ざっと計算するとその日は…
日本時間:2047年10月22日1時0分 = ヴァナ時刻(天晶暦):2047年10月22日1時0分である。
まあそれまでサービスが継続するとは到底考えられないが。
前述のように、ヴァナ・ディールには世界設定上固定された暦と現実の時間とともに刻まれていく暦の2つの暦がある。これは「そういうもの」として受け入れられているが、当初はこの差を解消するための方策も検討されていたようである。
後述のエピソードから、天晶暦が通用するのは基本的にアルタナ四国のみであり、アトルガン皇国においては天晶暦については言及されない。
ゲーム中では画面左下に時刻が表示されるほか、メインメニュー→現在時刻を選択する、もしくはテキストコマンド「/clock」で天晶暦・ヴァナ・ディール時間と地球時間をログウィンドウに表示できる。このいずれかの方法を実行するたびに左下の時刻表示がon/offされるが、消したくないときは「/clock on」のテキストコマンドを使用するとよい。
なお、拡張データディスクアルタナの神兵において実装された過去世界にPCがいる場合も、表示される時間は現代のものになる。
公式設定上の天晶暦 編
天晶暦の紀元は、天空に超新星ゴルディオスが出現して1年間夜がない状態が続き、女神が降臨したという伝説に基づく。天晶暦334年に星の神子シャンリリが水晶を使ってこの事件を334年前に起こったと算出し、その年を元年として「天晶暦」を制定した。→ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 ~Life in Vana'diel~ より。
サンドリア王国 編
天晶暦414年から。建国後のウィンダス連邦との講和以後、文化交流の結果輸入される。従来のサンドリア暦と並行運用となっているが、現在はサンドリア暦を使うものは居ないようだ。
バストゥーク共和国 編
天晶暦658年から。当時の内務省*1により、ウィンダスから天文学者セチルプチルを招聘、時のアレンス大統領によりアルテパ暦から切り替えられる。アルテパ暦は現在は廃止されている。
ウィンダス連邦 編
前述の通り天晶暦334年から。遡ること8年前に天の塔が落成しており、諸々の研究成果を含めて為し得た星の神子シャンリリの一大事業であったことが見て取れる。
ジュノ大公国 編
都市国家として成立したのは天晶暦757年ごろであるが、それより80年ほど前から漁村として存在していた。どの国に属していたかは不明であるが、その頃には三国全てが独自の暦から天晶暦に切り替えていたため、当初から天晶暦が使われていたと思われる。他の地域 編
他の地域については特に暦については明らかにされていない。アトルガン皇国については、超新星ゴルディオスの出現よりも前から存在が確認されているため、独自の暦が存在すると予測される。
神聖アドゥリン都市同盟はおよそ1000年前に王国として発足しているが、現代ではアルタナ四国と同様に天晶暦が使われているようで、アドゥリンの歴史関連のクエストでは天晶暦で時系列が記述されている。
天晶暦の中身 編
1年は360日で、これを12の月に分割する。1か月は常に30日固定のシンプルな暦である。月齢周期がこれと無関係な84日という値であることから、天晶暦は太陰暦ではないと考えられる。8つの属性に対応した曜日があり、火曜日から始まり、土曜日→水曜日→風曜日→氷曜日→雷曜日→光曜日→闇曜日と移り変わる8日間が天晶暦に於ける1週間である。一年の日数360は8の倍数であるため、個々の日の曜日は年によらず一定となる*2。
ヴァナ・ディールと季節感 編
時期に応じて特定の天候が発現するため、内部的に季節の概念があるという説が有力。例えば、バタリア丘陵やアラパゴ暗礁域における雪(冬季)、ロランベリー耕地における熱波(夏季)などの事例が知られている。なお、動植物の繁殖や生育についてはリアルの日本の地球時間がそのまま適用される*3。
二つの天晶暦 編
無常に刻まれる時間、抗い止まる時間 編
ゲーム内では時間は常に流れるものだが、ミッションやクエスト等、NPCが絡んでくるストーリーは全てクリスタル戦争終結後20年経過時点、天晶暦884年として語られる。ストーリー上で「20年前の………」などと言われた場合、この884年から遡るものであることに注意したい。
ヴァナ・ディール・ミレニアム 編
ちなみに2006年6月30日 14時24分0秒(日本時間)にて、天晶暦は1000年1月1日という節目を迎えた。公式なイベント等は、何も行われなかった。実際に1000年を迎えたヴァナ・ディールでは、少数の人がおめでとう!などと叫んでいた程度で、忘れている者も多々見受けられた。西暦と天晶暦が同じになる日 編
ヴァナ・ディール時間は地球時間の25倍の速さで進む。また、前途の通り天晶暦は常に一ヶ月30日で固定で年間360日しかない。これらの仕様から、いつかはリアル時間である西暦とヴァナの天晶暦が同じになる日がやってくる。
ざっと計算するとその日は…
日本時間:2047年10月22日1時0分 = ヴァナ時刻(天晶暦):2047年10月22日1時0分である。
まあそれまでサービスが継続するとは到底考えられないが。
トリビア 編
第31回もぎたて ヴァナ・ディールの1コーナー「知っ得ヴァナ・ディール」によると、当初はヴァナ・ディールに天晶暦の他に元号を設ける案があったとのこと。開発メモによると「玄和」という元号が候補に挙がっていたらしい。前述のように、ヴァナ・ディールには世界設定上固定された暦と現実の時間とともに刻まれていく暦の2つの暦がある。これは「そういうもの」として受け入れられているが、当初はこの差を解消するための方策も検討されていたようである。
関連項目 編
【ヴァナ・ディール時間】【C.E.】【地球時間】【ヴァナ・ディールの歴史】- *1
- 現・工務省。
- *2
- 1月1日は火曜日など。
- *3
- イベント時の鉢植えの樹木など。