ウィンダスの著名な天文
学者ラゴチャラゴ
(Lago-Charago)が10年かけて作成した
天体図。
南サンドリアAdaunel(K-9 2階)、
大工房Kaela(I-8 2階)、
ウィンダス水の区 Lago-Charago(F-8 2階)に話しかけることで見ることができる。
南サンドリアにいる神
学者のアドネール(Adaunel)は、自らの教義とそぐわないこの図を論破しようと躍起になっている。
私は神
学者のアドネール。
ウィンダスの不埒な天文
学者を論破するため、
ここで彼の記した
天体図を調べているのだ。
おや、君も粗探しを手伝ってくれるのかね? 全く、このような図を
10年もかけて書き上げるとは、
ウィンダスとは
さぞや、のどかな国なのだろうな……。
そうだろう、そうだろう。詐欺師が記した図なぞ、目の毒だろうからな。
星が天球に張りついてなかったら、この大地に落ちてしまうのは、子供でも解ろうというもの。
心を落ち着けて見ることだ。図はかなり正確なようだが、邪悪な意図が含まれているかもしれぬからな。
題材もけしからんが、この
女神様に
祝福された地
ヴァナ・ディールが、
星の1個に過ぎぬと言う奴の説には我慢ならん。次の国際学会こそ、奴を論破してやるつもりだ。
この図は邪悪な神話が題材なのだ。
例えば、南西の大
魔道士ラムウ(RAMUH)の
手からほとばしり出た雷が、山火事を起こし、
人の使う火『
ボム(Bomb)』が生まれた。
それを怒った神々が、西の海から
怪物
リヴァイアサン(LEVIATHAN)を呼んで、
消し止めてしまい、人は一度滅びたという
伝説が、
星座によって綴られているのだ。
真南に
星座がありますよね。
これが共和国の守護
星座タイタン(TITAN)です。
もう守護
星座祭りは廃れて久しいから、
知ってる人は少ないんですけど。
そして、
星座の中央の黄色い星が
ダムダルス(Daemdalus)。
タイタンの左足。
昔はもっと明るくて、戦場で迷った人々を、
黄金の光で
バストゥークに導いてたんですって。
北の空に昇るのが、
かの有名な
オーディン(ODIN)座。あの黒点は
オーディンの愛馬
スレイプニル(Sleipnir)を
あらわしている。
そしてその上……
いや、実際の夜空では下に見えるのだが……
ひときわ明るいあの星が、船乗り達の道標に
なっている北極星(The North Star)だ。