さいころ士

記事名読み
さいころし
コルセアジョブ蔑称。「サイコロ士」の表記も。
正確には、サポ白による回復を除けば専らファントムロールによる強化ばかりに従事するコルセアの自虐ネタという性格が強い。
射撃への逆風
コルセアアタッカー支援役の要素を兼ね備えており、サポートジョブの選択次第で柔軟に立ち回ることができるジョブである……というのはレベル上げでの話で、実際には高レベルになるにつれてパーティ戦闘におけるコルセアのサポは白魔道士一辺倒となり、それに従って射撃を行うコルセアも減少してゆく。その理由としては、


などが挙げられる。また、コルセアメインではMPを持たず、ヒーラーとして立ち回るには装備によるMPブーストが不可欠なのだが、そのために飛命飛攻を二の次にせざるを得ない場合も多い。こうした事情から、「回復や支援の合間に射撃」というプレイスタイルはかなり困難なものとなってしまっている。

特にエンドコンテンツにおいては、射撃を行わないコルセアであっても支援役兼サブヒーラーに徹すれば十分に席があるケースが多いため、射撃自体が労力に見合わない銭投げと捉えられることも少なくない。
Lv75キャップ時代におけるさいころ士の典型的な装備としては、ワラーラターバンブルーコタルディ、一部の種族装備など
注釈1
入手難易度は高いがクリムゾンスケイルアーマーや、オーグメントによっては追加シナリオ報酬で得られる装備なども選択肢に入った。
が挙げられた。しかし、これらを組み合わせた珍奇な出で立ち
注釈2
「チンドン屋」と呼称されることもあった。
コルセアアタイアに代表される海賊のイメージとは程遠く、それを目当てにしていたプレイヤーを落胆せしめるに十分なものであった。

アビセアエリアではアートマにより高いリフレシュ効果が得られるため、通常エリアに比べるとMPブーストを最優先する必要性は低下した。しかし、このリフレシュアートマの存在や前衛ジョブHP増加により、単なる回復役MPヒーラーとしては中途半端な存在になっている。特にNM戦では力不足の感が否めず、また弱点面でも不遇であったことから全くといっていいほど席がなくなってしまった
注釈3
こうした状況は他のサポ白ジョブについても概ね同様であり、コルセアに限ったことではないのだが。

しかし、アビセアに代わり、敵の範囲攻撃が熾烈なヴォイドウォッチメインコンテンツになったことで、こうした状況にも変化が生じた。ファントムロールによる支援が必須となった一方、エンピリアンWSワイルドファイアの性能も広く認知され、ヴォイドウォッチに限ればアタッカー支援役というコンセプトにある程度近づけるようになった。
その一方、ワイルドファイア必須という風潮も広まり、コルセアを出すにあたってのハードルが若干ながら高くなった時代でもある。
しかし、アドゥリンの魔境実装後、再び状況は一変する。新たに登場した武器D値が大きく引き上げられた一方、主にワイルドファイアに依存していたコルセア与ダメ性能はさほど向上しなかった。
その結果、コルセアダメージソースとして期待されることはもはやなくなった
注釈4
唯一、ワイルドキーパー・レイヴコロナイズレートが低い状態で攻略する際にはクイックドローによる削りが有用で、このためにコルセアが募集されることはあるが、これも時間制限がないというワイルドキーパー・レイヴの特殊な仕様に依る部分が大きい。
が、コルセアの支援自体は相変わらず必須であったため、再びMPブーストリフレシュ
注釈5
もっとも、コルセア装備できるものは、リフレシュ+1のオーグメントがついた槌の髪飾りスタークサブリガなど極端に少ない。
を中心とする、サポ白釣り、寝かせに特化した装備を求められることが多くなった。

これらの装備は、オグメについては運による部分も大きいものの、主にアドゥリン以前の旧コンテンツを中心としているため、取得難易度では他のジョブより楽なのも事実である。特にダウルダヴラの登場により3曲以上が必須とされるコンテンツが増え、参加にあたってのハードルが大きく上がった詩人よりはだいぶマシであり、結果「ピクミンメナスインスペクターに潜り込むジョブの典型」と称されるまでに至ったが、これもコルセアにとってのアドゥリン装備の有用性の低さ、需要のなさの裏返しといえる。
関連項目
ジョブ蔑称】【コルセア】【ケアルタンク

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